『学生』が個人or団体で挑戦したクラウドファンディングの成功事例9選
近年、誰でも始めやすい資金調達の方法として『クラウドファンディング』が知名度を伸ばし続けています。
そんな中で資金調達法としてクラウドファンディングを検討している『学生』の方も非常に多いのではないでしょうか?
今回はそんなクラウドファンディングを検討している学生のため、学生が個人または団体でクラウドファンディングに挑戦し、成功を収めた事例についてご紹介していきました。
クラウドファンディングに不安がある学生さんはぜひ無料相談へ!
- そもそもクラウドファンディングとは?
- 学生の資金調達はクラウドファンディングがおすすめ!?
- 学生が個人or団体で成功させたクラウドファンディング事例
- 学生×町おこしの成功事例
- 学生×国際協力の成功事例
- 学生×イベントの成功事例
- 学生×教育支援の成功事例
- 学生×福祉支援の成功事例
- 学生がクラウドファンディングを始める流れ
- 学生が挑戦したクラウドファンディングの成功事例|まとめ
そもそもクラウドファンディングとは?
クラウドファンディングは、インタネット上で自分のプロジェクトを公開し、そのプロジェクトに共感して頂いた方から少額ずつ支援を募る資金調達方法を指します。
企業や有名人だけでなく、サラリーマンや学生、主婦など人を選ばず、誰にでも資金調達が可能というところが大きな魅力と言えるでしょう。
また、クラウドファンディングは「購入型」「寄付型」「投資型」の3つに分けられており、用途や目的によって使い分けられています。
購入型クラウドファンディングとは?
購入型クラウドファンディングは、支援をしてくれた支援者にリターンとして対価性のあるモノやサービスをお返しする方式のクラウドファンディングになります。最もよく実施されるクラウドファンディングの方式で、リターンはプロジェクトに関係したものを選ぶのが一般的です。
💡購入型クラウドファンディングの詳しい説明はこちら!
寄付型クラウドファンディングとは?
寄付型クラウドファンディングは、支援金を寄付という形でいただくクラウドファンディングになります。
社会貢献性の高いプロジェクトに用いられる場合が多く、リターンは対価性のない、お礼メールなどになります。
💡寄付型クラウドファンディングの詳しい説明はこちら!
投資型クラウドファンディングとは?
投資型クラウドファンディングは、支援金を資金として投資を行い、利益が出た場合にリターンとして還元される仕組みのクラウドファンディングです。
もっと細かく分けると「株式投資型」「ファンド型」「融資型」の3つに別れており、どこに投資するのか?によって種類が変わってきます。
学生の資金調達はクラウドファンディングがおすすめ!?
学生がプロジェクトを行う上でもっとも難しいのは資金調達です。
現状として、学生は融資や投資に必要な条件を満たしにくくなっています。
そのため、潤沢な資金が用意できず、プロジェクトを行う前に諦めてしまう方も多いでしょう。
しかしクラウドファンディングであれば、基本的に初期費用0円から始められますし、仮にプロジェクトに失敗したからといって資金を返済するリスクもありません。
また、学校によってはクラウドファンディングを推奨し、公認のクラウドファンディングとして、PRしてくれることもあるので、クラウドファンディングに挑戦する際には、ぜひ学校側と連携することもおすすめになります。
学生が個人or団体で成功させたクラウドファンディング事例
次に学生が個人または学生団体でプロジェクト成功を収めたクラウドファンディング事例についてご紹介します。今回は5つの種類にわけて解説していきますので、気になる方はぜひご覧ください。
学生×町おこしの成功事例
■【若者の夢を叶える!】横須賀を発信するショートムービーをつくって上映したい!
横須賀市では「人口流失」や「観光地としてフォーカスされないこと」などが大きな問題となっており、限界集落と言われてしまうほどでした。
そこで横須賀の魅力を伝えるため、横須賀を舞台にした若者の若者のための若者による作品作りに挑戦したのです!
今回のクラウドファンディングでは、FINALゴールである150万円を超える160万円が集まり、支援者数は約160人にもなりました。
クラウドファンディングの実行者さんである『一般社団法人NELD』は学生団体として発足し、現在は一般法人となっており、様々な活動を行っています。
<プロジェクト概要>
■達成金額
1,640,000円
■目標金額
800,000円
■支援者数
159人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/81108
■おっちー全国制覇の旅 ゴミ拾い×課題発見×音楽作成!!
全国を周りながら、ゴミ拾いを行い、地域の問題について知る。そしてその問題をもとに音楽を作るという様々なチャレンジが混ざったプロジェクトになっています。
こちらは大学生のおっちーさんが始めたクラウドファンディングで、全国をまわるための旅行費用や音楽活動の費用を集めました。
大学生一人での挑戦したプロジェクトではありましたが、目標金額を超える60万円ほどの支援が集まったプロジェクトとなっています。
<プロジェクト概要>
■達成金額
598,000円
■目標金額
550,000円
■支援者数
112人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/47837
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学生×国際協力の成功事例
■ケニアのこどもたちに正しい性教育と医療を届けたい!
オンライン授業を通して、ケニアのこども達に正しい性教育と公衆衛生の知識を教える活動をしている医学生団体によるプロジェクトです。
実際にケニアに行くことでもっと多くのこども達に正しい知識を届けたい!ということで、現地までの渡航費やケニアでの炊き出し代を集めるクラウドファンディングに挑戦されました。
目標金額の110万を見事達成し、盛り上がった国際協力プロジェクトとなりました。
<プロジェクト概要>
■達成金額
1,194,000円
■目標金額
1,100,000円
■支援者数
62人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/project/1000342
■フィリピンの離島スラムに住む子ども達に図書館を!~SDGsプロジェクト~
こちらのプロジェクトはスラムの子ども達が少しでも学べる場所を作りたい!という思いから始まりました。
100人ボランティア実行委員会の吉田さんという大学生の方が挑戦したプロジェクトで、実際に現地に図書館を作るための修繕費を集めました。
結果として目標金額60万円を大きく上回る80万円が集まったプロジェクトとなっています。
このように大学では同じ思いを持つメンバーで集まり、複数人でプロジェクトを運営していけることも大きな魅力です。
<プロジェクト概要>
■達成金額
805,000円
■目標金額
600,000円
■支援者数
41人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/78507
学生×イベントの成功事例
■長野県の学生が多様な生き方とつながるフェアを開催したい!
長野で活躍する若者人材を増やすために開催されたイベントです!イベントでは、長野の魅力を発信するゲストの方々をお招きしてトークセッションや座談会を行いました。
今回のプロジェクトの運営メンバーは学生と社会人で構成されており、総勢14人で挑戦したクラウドファンディングになっています。
結果的にイベントを実施するために設定した目標金額55万円を突破し、約60万円ほどの支援が集まりました!
<プロジェクト概要>
■達成金額
592,000円
■目標金額
550,000円
■支援者数
73人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/36928
学生×教育支援成功事例
■高校生がクラファン挑戦!社会に開かれた教育を実現するために
『社会に開かれた教育』をモットーに、高校生が大人と触れ合う機会をたくさんつくり、「自分らしく生きる力を養う」学校運営をしている青楓館高等学院。
今回のプロジェクトは、青楓館高等学院の生徒が主体となって、『社会に開かれた教育』を実現する理想の校舎を作るためにクラファンをスタートさせました。
高校生の挑戦に多くの応援と注目が集まり、目標金額20万円の5倍を超える金額を集めることに成功しました。
クラウドファンディングを行うことで素敵な社会人との繋がりを作りたい!という目的を持っていらっしゃったのも特徴的です。
<プロジェクト概要>
■達成金額
1,004,000円
■目標金額
200,000円
■支援者数
55人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/project/1000582
■相馬の子どもたちの視野を広げるお手伝いがしたい!!
子供たちの「教育格差」や「地方だから質の高い教育が受けられないというネガティブなイメージ」を払拭するために立ち上がったプロジェクトになります。
今回のクラウドファンディングは東京大学の学生たちが主体となってプロジェクトを運営し、相馬市にいる子どもたちの視野を広げる学習支援活動とキャリア教育を行いました。
最初の目標金額は相馬市への渡航費としての30万円でしたが、最終的に90万円を超える支援が集まったプロジェクトとなっています!
<プロジェクト概要>
■達成金額
952,500円
■目標金額
300,000円
■支援者数
73人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/49008
学生×福祉の成功事例
■「見えにくい」を体験できるロービジョンカフェを実現したい!
視覚障害の中でも全く見えない全盲とは異なり、個人によって異なる見えにくさを持つロービジョンの認知拡大をテーマにしたプロジェクトです。
ロービジョンの方はどのように見えるのか?ということを体感してもらうべく、ロービジョンキットを着用した状態で入店するカフェを考案し、キットの制作費などを支援として募りました。
このプロジェクトは学生5人が主体となって運営を行い、最終的には目標金額を大きく上回る約75万円を集めることができたプロジェクトとなっています。
<プロジェクト概要>
■達成金額
743,000円
■目標金額
350,000円
■支援者数
93人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/79920
■大学生が企画運営!「子どもが笑顔になれる居場所」の輪を広げたい!
“子ども×大学生×居場所”をテーマに月に1回活動を行なっている学生団体、C-plantさんのプロジェクトです。
資金と仲間不足に直面しており、その双方を解決するためクラウドファンディングに挑戦しました。
具体的には、イベントの企画費や活動場所代、広告費などを募られ、見事目標金額を達成されました!
<プロジェクト概要>
■達成金額
127,003円
■目標金額
100,000円
■支援者数
21人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/5579
クラウドファンディングに不安がある学生さんはぜひ無料相談へ!
学生がクラウドファンディングを始める流れ
実際にクラウドファンディングを始める際の流れについても詳しく解説していきます。クラウドファンディングは大きく分けて4つステップに分けられますので、気になる方はぜひご覧ください。
1.プロジェクトの内容、目標金額、リターンを決める
まずは、自分が考えているプロジェクトの内容をより具体的に考えていくことから始めましょう。
一体どのくらいの掲載期間にするのか?どのくらいの資金を調達すれば良いのか?リターンはどんなモノやサービスが良いのか?を考える必要があります。
今回はそれぞれの関連記事もご紹介させていただきますので、気になる方はぜひご覧ください。
💡リターンの設定にお悩みの方へ
💡目標金額の設定にお悩みの方へ
2.クラウドファンディングのページを作成する
次にプロジェクトページの文章やリターンの文章を考えましょう!
学生であることをアピールしつつ、学生なのになぜ資金調達を行おうと思ったのか?ということをストーリー形式で書いていくのがポイントです。
💡クラウドファンディングのページ作成について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください!!
3.プロジェクトを広報する
プロジェクトページが完成し、実際にプロジェクトが公開されたらSNSや個人連絡、イベントなどを通してプロジェクトをPRしていきましょう。
学生の場合、SNSや個人連絡はもちろん、学校内にチラシを配ったり、登壇イベントを設けてもらったりなどの幅広い広報活動を検討してみるのがおすすめです。
また、学校によっては学校公認のクラウドファンディングとして学校全体で広報してくれる場合もあるため、学生課などに問い合わせてみるのも良いでしょう。
💡クラウドファンディングの基本的な広報については以下の関連記事をご覧ください!!
4.プロジェクト実行&リターンの届け
実際に支援金が手元に届いたら、プロジェクトを実行して、リターンを送っていきます。
この際、プロジェクト実行の様子を細かく近況報告していくことも重要です!透明性のあるプロジェクトを心がけることで、支援してくれた方の資金の使い道への不安が解消され、満足度の高いプロジェクトになります!
学生が挑戦したクラウドファンディング成功事例|まとめ
今回は学生が個人または団体で挑戦して成功させたクラウドファンディングについてご紹介してきました。
起業や町おこし、国際協力、イベントなどでクラウドファンディングを使いたい!と思う学生は非常に多いと思います。
上記でお伝えしたように学生の資金調達はクラウドファンディングがおすすめです!
ぜひ今回の成功事例をもとにクラウドファンディングに挑戦してみてはいかがでしょうか?
💡クラウドファンディングサイト『For Good』では、学生からのクラウドファンディングの相談も無料で受け付けていますので、クラウドファンディングが気になっている方や成功までの流れを知りたい方はぜひ申し込みをしてみてください!
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