2026年2月27日
For Good STORY

椎茸農家が八丈島の台風被害で緊急支援。苦境からあきらめず挑戦したクラファンの裏側とは。

東京都八丈島で「うみかぜ椎茸」という特産品を生産している農家、株式会社大竜ファームの代表取締役の大沢竜児さんにお話を伺いました。

大沢さんは、地元八丈島の気候風土を生かしたブランド椎茸「うみかぜ椎茸」を八丈島の新たな産業とすべく生産し島内外へ販売。 1次産業から6次化の循環農業を目指し椎茸の加工品、観光農園、農園レストランに着手しています。

しかし、2025年10月に八丈島を襲った二つの台風により、椎茸圃場は約6割が被害を受け、農園レストランもやむなく撤退。現在は事業規模を縮小しながらも、再建を目指して活動を続けています。

今回、台風被害を受けた椎茸圃場の改修費用を募るため、クラウドファンディングが立ち上げられました。

このプロジェクトは、目標金額450万円を掲げて30日間実施され、327名から5,576,500円の支援が寄せられ、目標を大きく上回る結果となりました。

八丈島の台風被害に対する緊急支援として立ち上げられたプロジェクトの背景を伺いました。

プロジェクトはこちら:https://for-good.net/project/1002845

クラファンのきっかけは、直撃した台風被害からの復興。

今回、クラウドファンディングが実施された背景を教えてください。

昨年、台風22号と23号が島に直撃し、「うみかぜ椎茸」の農場の約6割が壊滅的な被害を受けました。

営業も難しくなり、事業の再建にどう資金を調達するか悩んでいた時に、認定NPO法人離島経済新聞社から「For Good」のクラウドファンディングを紹介していただきました。

政府からの資金援助は時間がかかります。
営業が再開できない中、何とかして資金を作らなければならないという思いで、クラウドファンディングに挑戦しました。

台風被害からの再建。クラファン成功の陰にあった想いとは。

実際に、プロジェクトを実施してみて、いかがでしたか。

For Goodさんには本当に助けられました。

特に、被災者としての立場を理解してもらい、迅速で丁寧な対応をしていただいたことがとてもありがたかったです。

資金を早急に振り込んでいただいて、生活の基盤を立て直すために、大きな支えになりました。

今回のプロジェクトでは、多くの方々からのご支援をいただき、目標達成されていましたが、どのような点を工夫されましたか。

「情熱」と「ストーリー」をしっかり伝えることを意識しました。

クラウドファンディングを通じて、私たちの困難な状況を支援者にしっかり伝え、共感を得ることができました。

また、SNSを活用して支援の輪を広げる努力も重ねました。

「今、この瞬間に支援が必要なんだ」と感じてもらえるようなメッセージを発信することが、重要だと実感しています。

周りの反響について教えてください。

支援者の方々から温かいメッセージをいただき、本当に感動しました。
「うみかぜ椎茸」を長年愛してくださっていた方々が支援してくれたことが心強かったです。

こんなにも、自分の農場が多くの人に愛されていると再認識できました。
クラウドファンディングを通じて、支援者の方々との絆が強くなり、今後も大切にしていこうと思いました。

今後の展望についてもお聞かせください。

まずは、「うみかぜ椎茸」の農園を再開できるよう、努めます。

今後は、観光農園の再開を目指し、収穫体験を通じて、八丈島の農業や「うみかぜ椎茸」の魅力を多くの人々に伝えたいと思っています。
収穫した椎茸をその場で調理して食べてもらうような体験を提供できる農園にしたいです。

これからは、事業の規模を徐々に拡大して、より多くの人に八丈島の良さを伝えられるようにしていきたいです。

これからクラウドファンディングを始めたい方への一言メッセージをお願いします。

クラウドファンディングを始めるにあたって大切なのは、「情熱をどう伝えるか」です。
自分の情熱をしっかりと伝えることで、支援者と強い絆を築けると思います。

自分の目標に対する情熱をしっかり持って、それを支援者にどう伝えるかが成功の鍵だと思います。

必ずしもすぐに結果が出るわけではありませんが、諦めずに挑戦し続けることが大切だと思います。

ー大沢さん、ありがとうございました!

プロジェクトはこちら:https://for-good.net/project/1002845

編集後記

今回は、台風被害を受けた八丈島で、うみかぜ椎茸農場の再建に挑戦された大沢竜児さんにお話を伺いました。
莫大な被害を受けながらも、「もう一度やり直す」と前を向く姿勢、そして支援者一人ひとりへの深い感謝の言葉に感銘を受けました。
For Goodとして、この再出発のタイミングをご一緒できたことを心から嬉しく思います。
うみかぜ椎茸が再び八丈島の風とともに広がっていく未来を、これからも全力で応援しています。

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