2023年2月9日
For Good STORY

「起立性調節障害の映画を上映したい」クラウドファンディングでの仲間集めの秘訣とは

「起立性調節障害」への理解を広めたいという想いから『今日も明日も負け犬。』という映画を制作し、プロジェクトを立ち上げた、一般社団法人MAKEINU.の西山夏実さんと小田実里さん。2回目のクラファンに挑戦した理由や、ラインオープンチャットでの支援者との交流、クラウドファンディングを終えた今思うことについてお話を聞きました。

自分のプロジェクトに適した掲載期間に関するご相談を受け付けています。

プロジェクトデータ

■プロジェクト名
【映画上映の開催!】起立性調節障害を多くの人に知ってほしい!

■プロジェクトの目的
「起立性調節障害」についての理解を広めるために制作した映画、「今日も明日も負け犬。」を上映したい。

■募集期間
2022年9月10日〜9月26日

■達成金額
¥2,015,000

■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/17237

あああああああ

2回目のクラウドファンディングに挑戦した理由

Q:今回、For Goodでクラウドファンディングに挑戦されましたが、このプロジェクトを実施するきっかけは何でしたか?

福岡で映画制作の支援をしているフィルムコミッションさんに以前からお世話になっていて、そこからボーダレス・ジャパンのボーダレスシネマさんをご紹介いただき、上映会をするということになりました。

ボーダレスシネマでボーダレスシネマでの上映チケットをクラウドファンディングで集めませんかとプロジェクトが始まりました。

クラウドファンディングで上映チケットを販売するという試みが初めてだったので、面白いな!と思い、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

起立性障害の映画
ボーダレス・ジャパンとは
株式会社ボーダレス・ジャパンは、ソーシャルビジネスを通じて社会問題の解決に取り組む、社会起業家集団です。
2023年1月現在、世界16か国47事業のソーシャルビジネスを展開しています。
>>ボーダレスジャパンのHPはこちら

 

Q:公開まではどんな思いで準備を進められましたか?

実は過去に1回クラウドファンディングを実施していて、そこから1年も経たずに人生2回目のトライだったんです。

一度支援してくださっている方もいるので、2回目も支援が集まるのかな、という不安はありましたし、何か新しく支援してくださる方が集まるのかな、という心配はありました

それでもずっと応援してくれている周囲の人が背中を押してくれて、2回目のクラウドファンディングへの挑戦を決めました!

   

Q:2回目のクラウドファンディング、実施してみていかがでしたか?

予想よりもはるか上回る人数の方に支援していただき、本当に反響が大きかったです!
1番の違いは支援者の方との関係性です。

1回目のクラウドファンディングを実施したときは「今日も明日も負け犬。」が全く知られていなかった時だったので、家族や友人、知り合いがほとんどの371人だったんです。
でも、今回の支援者さんの682人は本当に知っている人がほとんどいなくて。

For Goodで、このプロジェクトを通じて繋がった人が600人以上、というのは自分たちの成長を感じた瞬間でした。
ボーダレス・ジャパンとFor Goodの皆さんには感謝です。

 

今までのクラウドファンディングと「For Good」の違い

Q:For Goodでクラウドファンディングを実施してみて、印象に残っていることはありますか?

実際に運営の皆さんとコミュニケーションを取りながら進められるのは助かりました。

他社さんだと運営の方と直接会って話すことなんてないのかなと思うのですが、今回はイベントの打ち合わせのために、実際にボーダレスさんのオフィスにもお邪魔してお話できたのもすごく良かったです!

一般社団法人 MAKEINU.さんとForGoodのメンバー

また、支援者の皆さんと繋がりやすい、というのもすごく印象に残っています。

支援者さんと相互にコミュニケーションが取れる、ラインオープンチャットがすごく盛り上がりました。

 

運営からのサポートについて
今回、一般社団法人MAKEINU.さんは、伴走サポート付きの「いっしょプラン」をご利用いただきました。
利用料7%(税別)で利用できるプランで、クラウドファンディングの専門家が担当者としてサポートします。
具体的には、プロジェクト本文やリターンのアドバイス、そして広報活動のアイディアを複数回のミーティングを通して行っていきます。

 

LINEのオープンチャットとは
For Goodでは支援者の方へのお礼や活動報告をラインオープンチャットで実施することをお勧めしています。
オープンチャットのメリットとして、プライバシーの漏れがないこと、メールと比較して活動報告を頻繫に確認していただきやすいこと、
オープンチャットで支援者の方と相互にやりとりをすることで継続的な繋がりがつくれることがあります。

 

ご興味を持っていただいた方は、まずは無料相談でお話してみませんか?

 

ファンとの繋がりを増やせたラインオープンチャットの活用方法

Q:オープンチャットの盛り上がりはすごかったですね!どういったことに意識をして取り組まれましたか?

はい、そうなんです!

一応、起立性調節障害にフォーカスしたライングループは他にもあるんですが、私達のオープンチャットは、一つのプロジェクトに支援した者同士のグループということで仲間意識が強く、雰囲気が違うのではと思います。

プロジェクトが終了した今でも、支援者間での会話が定期的に起こっていますし、私達が何か投稿したら皆さんに反応してもらえています。
継続して支援者の方と交流している・つながっているという感覚があります。

本当にオープンチャットが盛り上がるとは予想していませんでしたが、「私も起立性調節障害で、多くの人に知ってもらって嬉しい」「調節障害の当事者と出会えて、心が軽くなった」「子どもが調節障害で気持ちを知りたくて」など、今までなかった繋がりを作れたことも、予想していなかったのですがとても良い機会だったなと思います。

 

改めて感じたクラウドファンディングの魅力とは

Q:クラファンを終えてみて、今どう思われていますか?

一般社団法人 MAKEINU.の小田さん

小田さん

やっぱりクラウドファンディングっていうものって、今回は単に映画を観たいという方もいらっしゃると思うんですけど、5万円や10万円という大きな金額を出してくださったり、映画を既に観た方でも、単純に応援したい!というファンのような方に出会えたことがすごく大きいなと思っています。

 

一般社団法人 MAKEINU.の西山さん

西山さん

私たちは支援していただいた身なんですが、支援者さんから「今まで応援したくても形で届けられる媒体がなかったから、今回クラウドファンディングを通して支援をさせてくれてありがとう」というような、DMをいただきました。

そのような言葉をいただける機会はあまりないですし、すごく嬉しかったです。

私たちにとって初めてのオンライン映画上映をFor Goodという媒体でできて良かったです。

自分たちの知らないところで誰かが広めてくれて、予想もしていなかったところから反響があるのはクラウドファンディングの面白さだなと思います。

今後はクラウドファンディングで支援していただいた資金をもとに全米映画祭に出場します!

 

インタビューは2022年12月に実施しました

 

まとめ

一般社団法人 MAKEINU. さまの「【映画上映の開催!】起立性調節障害を多くの人に知ってほしい!」は、【For Goodアワード2022】のソーシャルインパクト賞にも選ばさせていただきました!

For Goodアワード2022について知りたい方はこちら

社会的な意義が大きいプロジェクトだからこそ、クラウドファンディングを実施することで、周囲からの大きな反響をいただき、活動の認知がより広がるきっかけになったのではないかと思います。

クラウドファンディングは資金集めだけではなく、映画上映や仲間集めなど、様々な活用方法があります。

私の活動もクラウドファンディングでできるのかな?そう思った方はぜひ一度相談してみてください。

自分のプロジェクトに適した掲載期間に関するご相談を受け付けています。

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