自己紹介

JWBA（一般社団法人 日本ウェイクボード協会）のプロ選手として活動している、濱崎優友と申します。京都府出身、2001年生まれの22歳です。

小学校6年生の時にプロ資格を獲得し、世界一を目標に15年以上ウェイクボードを続けてきました。

世界一になるためにウェイクボードの本場であるアメリカを拠点にして、活動したい。マイナースポーツであるウェイクボードをみなさんに知ってもらいたい。クラウドファンディングを通して応援してもらえる人を増やすため、プロジェクトを立ち上げました。

ウェイクボードについて

ウェイクボードは、モーターボートや水上バイクにつなげたハンドル付きのロープを握り、ボードに乗った状態で引っ張られながら水上を滑るウォータースポーツです。

進行方向に対して、足先が横を向くものを指します。

大会戦績

2010年：JWBA全日本大会ジュニアクラス　優勝
2013年：JWBAアマツアーランキング総合2位　プロ昇格
2016年：JWBAプロツアーランキング総合1位
2019年：WWAアジアンツアーランキング総合1位
2019年：IWWFサウジアラビアワールドカップ　ファイナリスト
2019年：WWAワールドツアー　オーストラリアムンバマスタージュニアプロ　3位
2022年：チャンピオンズリーグMENシリーズランキング 1位

7歳でウェイクボードを始め、12歳でプロに

小さい頃、父が所有していた船でウェイクボードをしているのを見て、7歳でウェイクボードを始めました。8歳の時には、ウェイクボードの大会に初出場。プロのライディングの迫力に衝撃を受け、プロになることが夢になりました。

9歳の時、関西地区大会でウェイクボード全日本大会出場権を獲得。そして全日本ジュニアクラスで優勝し、プロになると強く決意しました。

10歳、11歳の時はプロになるという目標に向かって、夏場は国内で活動しながら大会に出場。冬場はタイバンコクにあるウェイクパークへ合宿に行き、シーズンに向けて練習に励みました。

2013年、12歳の時にJWBAアマツアーに参戦。アマツアー総合ランキング2位でプロ資格を獲得しました。長年の夢として掲げていたプロになることができた瞬間です。

日本一になり海外へ

プロの次の目標として、プロツアーでの日本一獲得を目標として、13歳でプロ活動を開始。日本ウェイクボード協会のJWBAが開催するプロツアーに出場しました。

2015年、14歳の時には、プロとして活動後初めての2位を獲得したものの、悔しさでいっぱいでした。悔しい気持ちを糧に「次は絶対に日本一になる」と心に決め、練習漬けの日々を送ることに。

2016年、15歳の時にJWBAプロツアーに参戦し、プロツアー総合ランキング1位を獲得できました。

2017年、16歳で初のアメリカ合宿に行き、アメリカのウェイクシーンを生で見て、日本との環境の違いを肌で感じました。また、海外ライダーと一緒に滑ることで自分に足りない部分に気付くことができ、たくさんの刺激を受けて帰国しました。

2019年、18歳でWWAが開催する日本、韓国、中国、台湾、タイ、シンガポールなどのライダーが集まるアジアンツアーに参戦し、総合ランキング1位を獲得しました。

さらに、サウジアラビアで行われた「IWWF NEOM ワールドカップ」に日本代表として参戦し、ファイナルまで上がるものの、ボートトラブルのため勝敗はつかず。

その後、2ヶ月間「Malibu Japan ライダー」としてオーストラリアにあるMalibu Australiaの元で練習、デモンストレーション、イベントなどの活動をしていました。

オーストラリアの活動の中で「WWAワールドツアーinオーストラリア」に参戦し、ジュニアプロクラスで3位を獲得しました。

コロナウイルスの影響により活動停止

2020年、コロナウィルスの影響により国内外の大会が全て中止となり、選手としての活動が全てストップ。ちょうど2020年からアメリカに行って大会に出たいという思いがあったため、悔しい気持ちと無力感でいっぱいでした。「どうしたらいいんだろう」と先が全く見えず、不安や焦りが大きかったです。

アスリートにとって、20歳前後の時期は今後の選手生命を大きく左右する大事な時期。バランス感覚や動きが研ぎ澄まされてきたタイミングなのに、世界に挑戦できなくなったのはかなり致命的でした。

今後の動きが全く見えなくなり、競技に対するモチベーションはかなり低下。「世界へ行きたいのに行けない」という状況で、モチベーションを上げるのはかなり大変でした。

そうは言っても、立ち止まったままではいけない。ウェイクボードスクールで働き、ウェイクボードの楽しさ、スキルアップを広める活動をしながら、世界一になるという自分の夢を叶える準備をしてきました。

ようやくコロナが落ち着き、去年の3月にはアメリカへ行けることに。アメリカに行ったことで「世界に挑戦したい」と改めて強く思いました。

3月は大会に出るのではなく練習を行うことがメインでしたが、ウェイクボードのことだけを考えて競技に専念できることがどれだけ素晴らしいことか、再確認しました。

アメリカに滞在した1ヶ月半は、とにかくウェイクボードが楽しくて。「楽しい」という気持ちがベースにあったことで、技術もかなり伸びたと思います。

自分が稼いだお金でアメリカへ行ったこともあり、今まで支援してくださっていた方々への感謝の気持ちが湧くとともに、ウェイクボードに対する熱が再燃しました。

ウェイクボード界の課題

ウェイクボードの世界では、世界で活躍するトッププロレベルでないと、競技だけで生活することはできません。日本のプロレベルの場合、競技以外で何かお金を得る手段がないと生活できないのが現実です。

日本人でアメリカを拠点にしているのはたった一人。なぜアメリカに行く選手が少ないかというと、お金が足りないから。練習にかかる費用、ガソリン代、コーチング代、食費、生活費など、1ヶ月間滞在していると数百万円かかるなんてザラにある世界。

どの選手も“滞在時にかかる費用”の負担が大きく、長期滞在が難しいんです。

また、ビザの問題もあります。現在、僕は観光ビザしか取得していないため、最大でも3ヶ月しか滞在できません。大会が開催される4月から9月までの期間をアメリカで過ごすためには、5年間滞在可能なアスリートビザを取得する必要があります。

アスリートビザを取得するための費用は、弁護士さんへの依頼費用を含めておよそ80万円。ビザの面でも、お金の壁が立ちはだかるんです。

競技に集中したくても、お金の面で集中できない。やる気はあってもお金の面で夢を諦めるしかない。特にウェイクボードのようなマイナースポーツでは、お金がネックになってしまう場面が多く存在しています。

クラウドファンディングを通して実現したいこと

自分自身や他のウェイクボード選手を応援してもらえる人を増やすことです。ウェイクボードに関わっている人しか応援できないのではなく、たくさんの人が応援できる機会を作るのが僕の使命だと考えています。

応援してくださる人が増える分だけ、活動の幅が広がります。自分のためだけではなく、今後のウェイクボード界が盛り上がるきっかけにしたい。クラウドファンディングを通して、ウェイクボードを知ってもらえると嬉しいです。

25歳までに世界一になるのが目標

今後の目標は、25歳までに世界一になることです。そのために、2023年と23歳になる2024年は、レベルアップの年にしたいと考えています。

2024年の9月からはアメリカに渡る予定です。

アメリカのウェイクボードのレベルの高さを痛感し、世界の壁はまだまだ高いなと感じているので、世界レベルに追いつけるように日々練習に取り組んでいます。2025年に世界一を獲れるよう、さらなるレベルアップを図っていきます。

資金の使い道

みなさまからいただいたご支援は、ビザ申請費や渡航費、現地活動費用として、大切に使わせていただきます。

①ビザ申請費（約80万円）
アメリカに滞在する為のビザ費
②渡航費（約30万円）
日本からアメリカまでの渡航費
③現地活動費（約390万円）
練習にかかるガソリン代、コーチング代、食費

今後のスケジュール

10月7日：プロジェクトスタート
11月30日：プロジェクト終了
12月〜：リターン開始
12月〜：プロモーションビデオの相談開始

応援コメント

師匠・工藤誠史さん

小学校低学年からコーチングをさせてもらい、共に頑張ってきた濱崎優友。世界最高の環境であるアメリカで、世界一を目指す為に皆様のお力をお借りしたいです。世界で戦える人材になり、後は皆様のサポートがあれば彼は夢に向かっていくことができます！

皆様のお力添え宜しくお願いいたします。

日本ウェイクボード協会理事長・杉田勝さん

日本から世界へ大きく羽ばたいてほしい。ウェイクボードをたくさんの人に知ってもらい、業界を活性化したいという想いを胸に、世界一へと挑戦する濱崎くん。彼の小さな頃から変わらない迫力のあるライディングは見る人を魅了し、そのウェイクボードへの熱い想いは業界の発展に必要不可欠です。

この挑戦は、彼の夢を叶える為の大きな一歩となるでしょう。私も皆さんと一緒に彼の夢を応援します！

liquid force (ボードスポンサー)の先輩・野口進之介さん

初めて出会った時、濱崎優友はまだ小学生でした。小さい体でしたがその当時から海外を視野に入れ、夜明け前から毎日トレーニングを重ね、その後プロ昇格から日本チャンピオンまで確実に実績を積み重ねてきたライダーです。

世界の壁は今までよりも何倍も高いはずですが日本人ライダーとして、世界のウェイクボードシーンに名を刻むまであと一歩。彼の活躍をみんなで応援しましょう！

liquid force japan・高橋剛さん

濱崎優友選手にはwakeの本場アメリカにて活躍してほしいですね。国内のプロツアーでは数々のタイトルをものにして、やり残したことはないんじゃないかな？

後に続くキッズライダーの為にもそして何より自分の為に、アメリカに練習拠点を作り世界で戦えるレベルに上げて、世界でタイトルをとって、アメリカ本国のliquidforce契約ライダーとなり、最終的には優友のシグネチャーモデルのボードが発売されるような選手になってもらいたい。

その為の第一歩に向けて行動、応援させて頂きます！

さいごに

このクラウドファンディングを通して、日本中のたくさんの人にウェイクボードを知ってもらい、応援してくださった人たちと一緒に世界一に向けて頑張っていきたいです。

自分のためにも今後のウェイクボードの世界のためにも、応援よろしくお願いします！