着物の再生

HAREGI Reborn Project 〜着物ドレスの製作で、日本の美を世界へ〜

Kaaisan

  • 支援総額

    ¥76,500

    目標金額 ¥300,000

    25.50%
  • 支援者数

    41

  • 残り

    0

はじめ

「晴れ着は少しでも傷があると商品としては使えない。

うちでずっと眠っててももったいないし、このご縁にあげるよ。」

受け取った真っ白な布には、綺麗な純白の鶴が織られていました。

 

 

「着物を活用した商品はいくつか知っているけれど、

婚礼に使われるはずだった この真っ白な布は、

せっかくなら日用品ではなく、何かもっと特別な使い方をしたい。」

そう思いながら、特にアイデアもなく月日が流れました。

 

そんな中、またとないご縁をいただき、私自身が結婚することとなりました。

そしてこの新たな門出に「あの日いただいた布素材をウェディングパーティーで着る

ドレスにしたい」と思うようになりました。






使われなかった素材に新たな命を吹き込むため。

日本ならではの美を、世界へ魅せるため。

 

そしてこの特別なドレスを、いつも自分たちを支えてくれている人達や

共感してくれる方たちと一緒に作り上げたい。

そう思い、クラウドファンディングを行うことにしました。

 

プロジェクト概要の動画はコチラ

支援が必要な理由

使われていない布をドレスに作り換えることは個人的にもできます。

発信者として、それを動画にして世界に発信することも難しくありません。

 

しかし、それでは視聴者は完成した動画を見ることしかできません。

衣類のロスや着物文化の衰退といった課題に共感したとしても、

動に移す機会もない方が大半ではないでしょうか。

 

 

みんなが日常的に着物を着ることはなくても、

ましてや着物を使ったドレスを作る予定がなくても、

支援という形で、プロジェクトの一部となることができます。

 

ひとりでも多くの方に賛同してもらうことで、

消えゆく着物文化や伝統産業へのエールとなれば幸甚です。




今回のプロジェクトに協力くださった個人・団体様紹介

 

① 婚礼和装メーカー  二条丸八

今回プロジェクトについてお話ししたところ、快く賛同いただき、

詳しいお話を聞かせていただくことができました。

活動報告および返礼品の動画において、二条丸八さんから和装婚および婚礼衣装、

着物業界のイマを伺います。

 

 

「日本の花嫁を、もっと美しく」

その一心で衣裳を織り続けています。

婚礼業界の縮小、時代と共に変化する結婚観、

製造現場では後継者不足、製造ロスなどの課題があります。

その中でも、信念をもっていいものを作り続けたい。

時代は変わる、しかし変えてはいけないこともある。

それらを拾い集め、大切に育ていずれ自分たちの強みに変えていく。

 

私は、人生でもっとも幸福な時を彩る衣裳をつくっていることに

作り手として最大の誇りを持っています。

 

二条丸八丹後織物研究所長 坪倉 良夫

 


 

②着物のアップサイクル 『季縁』

着物をドレスに生まれ変わらせる事業を展開されています。

今回、生地を持ち込んでドレスの制作をお願いする予定です。

 

想い(HPより抜粋)

 

【持続】

過剰な生産による地球に及ぼすダメージを私たちは深刻に捉えています。

使われなくなった着物を現代の衣生活にフィットするよう生まれ変えました。

新しい着物の楽しみ方として現代にご提案いたします。

 

【継承】

日本の美意識を詰め込んだ着物文化。ひとつの着物を仕上げるために、

数多くの工程を、熟練の職人により完成させます。そこには、

日本人が古くから持つ感性が活かされています。古き良き日本の美意識を継承します。

 


 

③ 浮世絵イラスト作成 

Nakoさん (IG: @nak00075)

 

高校生の頃に浮世絵と英字がデザインされている浮世絵展のポスターを見て、

その異色の組み合わせのかっこよさに刺激を受ける。以降、伝統と現代感を

バランスよく交えた、クスッと笑える作品を制作中。

 

街中でたまたまNakoさんの作品を目にしたKaaiがインスタグラムで口説き倒し、

今回オリジナルイラストの制作を依頼しました。




Nakoさんより、イラストについて

 

 

「デザインの制作は『Kaaisanを表す四字熟語はなんだろう?』と二人で悩むことから始まりました。

複雑に見える日本文化を分かりやすく解説している活動から「快刀乱麻を断つ」という言葉を得て、

その快刀と”怪盗”とをかける案から、このデザインが生まれました。

 

こだわりポイントは、

京都のシンボルでもある五重塔まで盗んでいるところと

Kaaisanから連想する花の向日葵を帯にあしらい、マントのように舞わせているところです。浮世絵と現代の要素を混ぜながら京都の魅力が伝わるように、見た人が楽しくなるような色味を意識して制作しました!

 

また、日本らしさを表すために和紙へのプリントを行い、強度を出すために表面にはPP加工を施しました。」

支援の使い道           

【ドレス制作】

オーダーメイドでドレスを制作するための

パターン制作、縫製および打合せ費

 

【リターン品】

ステッカーのデザイン、制作費用

動画制作にあたっての取材および編集費用

How to support 

さいごに

「自分のドレスを作るにあたってクラウドファンディングを行う」という、

エゴのかたまりのようなプロジェクト。

ですが実際に動き出してみると、衣類ロス、着物文化の衰退、和装婚の激減など

想像していた以上の課題と関連していることが分かってきました。

 

このプロジェクトを通じて 各課題に少しでも貢献できれば、

共感した誰かが同じように行動を起こすきっかけになれば

これ以上に嬉しいことはありません。

 

ご覧くださり、ありがとうございました。

Kaai

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【プロフィール】

Kaai

 

京都での学生生活および欧米3か国への留学経験をもとに、

日本人ならではの知識と国際的な目線を活かして

身近な日本文化を紹介する動画をSNSで発信するクリエイター。

 

Shiyu

 

神田外語大学 英米語学科在学中。

世界を学ぶ中で出会った日本語教員という夢のために、

自国を知るための休学を決意。京都の国際シェアハウスに拠点を置き

日本文化について勉強していた際にKaaisanのコンテンツに出会い、

イベント参加をきっかけにKaaisanのアシスタントを始める。




 

【これまでの活動】

Kaai

「世界に一人でも日本ファンが増えてほしい」という思いから

SNSを活用して日本人の言語感覚、社会の特徴、宗教観などの日本文化を

英語で紹介する活動を行っている。活動開始1年間で、世界6万人のフォロワーを獲得。




【活動報告】

2022年8月10日 支援開始

リターンを選ぶ

¥1,500

【限定舞台裏動画+LINEのオープンチャット参加権】
◆ドレス制作の舞台裏 限定動画
◆支援者限定で参加できるLINEオープンチャットへ招待!
※活動レポートはLINEオープンチャットで随時報告させていただきます。)

  • 支援者11

  • お届け予定
    2023年4月

¥2,000

残り 270人

【限定動画+ステッカー+LINEのオープンチャット参加権】
◆ドレス制作の舞台裏 限定動画  
◆Kaaisan×アーティストnakoコラボステッカー
◆支援者限定で参加できるLINEオープンチャットへ招待!
※活動のレポートはLINEオープンチャットで随時報告させていただきます。

  • 支援者30

  • お届け予定
    2023年4月

¥5,000

クラウドファンディングも残り3日になりました!「もっと支援させてくれ〜!」というお声をいただくので、僭越ながら、金額を支援するのみのリターンを用意させていただきました。ただ、今回の目的は金額の達成ではなく、一人でも多くの人に着物業界の現状を知ってもらいこのプロジェクトに携わってもらうことのなので、今、この文章を読んでいただけるだけでも、とても嬉しく思っています♡

  • 支援者0

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