ウクライナ

ウクライナ避難民のライフストーリーを伝える写真展を開催したい

仲原菜月

  • 支援総額

    ¥312,000

    目標金額 ¥500,000

    62.40%
  • 支援者数

    53

  • 残り

    0

【1/25更新】新リターン『ウクライナ映画前売り券&写真展サポート』を追加!

2023年、ウクライナ発アニメーション映画『THE STOLEN PRINCESS(英題)』の日本語吹き替え版が上映されます!

ウクライナの映画業界を支援したいという想いから、映画配給会社で働いていた粉川なつみさんが起業を経てこの作品の配給権を獲得し、吹き替え版の制作と上映を企画されています。映画という身近な存在を通じて、より広い世代の方々と共にウクライナそして平和について考える機会になると思い、この度リターンとしてお力添えをいただくことになりました。

映画と写真展、両方を一度にサポートできるリターンとなっております!ぜひ皆様のあたたかいご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

Elles Films株式会社ホームページ:https://www.ellesfilms.jp/

ウクライナからのメッセージ        

ウクライナ出身の写真家、Iryna Myronenkoさん。

私はボランティア活動のためにポーランドを訪れた際に、彼女の作品『On Our Way Home』と出会いました。

写真とインタビューを収めたその作品は、それぞれの家族の唯一無二のストーリーを物語り、紛争の中でも人々が示す希望を感じさせるものでした。

偶然にもそれは、私がボランティアを通して強く感じた「人間の強さやあたたかさ」と重なっていたのです。

『On Our Way Home』の写真展を開催することで、Irynaさんと私たちの想いを届け、ウクライナと皆さんを繋ぐ場を実現したいと考えています。

 

プロジェクトの背景と、願い         

 

はじめまして。早稲田大学4年の仲原菜月(なかはらなつき)と申します。

 

私はこれまで、社会課題の解決に関心を持って大学生活を過ごし、特に難民支援に深く関わってきました。高校生の頃、シリア難民の方々の現状を知ったことで関心を持ち、大学生になってからは大学外の非営利団体にて活動を続けてきました。

2022年6月。私はウクライナと国境を接する国、ポーランドにいました。

 

日本財団ボランティアセンターが主催するThe Volunteer Program for Ukraineという派遣プログラムに参加していたからです。

 

現地では、避難民一時滞在施設において活動し、国境沿いの町も視察しました。2週間にわたるプログラムの中で、避難民の方々と直接会話をし、同じ時間を過ごすことで、彼らがこれまで経験してきたことや今感じている思いに触れてきました。

 

困難の中でも確かにある、人間のあたたかさ

 

ボランティア活動に従事する中で、心を動かされる瞬間が何度もありました。

 

そのひとつが、このビーズのリングにまつわる出来事です。このリングは避難民一時滞在施設において活動をしていた際、ウクライナから避難してきたと思われる7歳くらいの女の子が渡してくれました。

 

きっと彼女は、私よりも苦しいことや悲しいことを経験してきたのではないかと思います。にもかかわらず、彼女は大切な手作りのリングを渡しに来てくれたのです。困難の中でも何かを与える側に回るというあたたかい心に触れて、むしろこちらが勇気づけられていました

 

現場でのボランティア活動と聞くと、深刻な状況や悲惨な場面に立ち合うイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし私が目にしてきたことは、悲しいできごとばかりではありませんでした。時にぶつかることがありながらも、人々が助け合い、共に困難を乗り越えようとする力強さと優しさも目の当たりにしたのでした。

 

しかし帰国してみると、そこはウクライナから遠く離れた場所。現地の情報はニュースを通して知ることばかりで、そこで生きている人の日常や胸の内知ること、私が感じたあたたかさを共有することは、非常に難しいと気付きました。

 

どうしたら、その出来事の中で日々を生きている人がいることを、伝えられるのか?

 

どうしたら、遠い国の誰かではなく同じ人間として、より繋がりを感じてもらえるのか?

 

どうしたら、悲しい出来事の中でも、人々の支え合いが生まれていることを伝えられるのか?

 

なかなか答えが見つからず、ただの大学生には何もできないのだろうと思い始めていた時、ふと「あの写真」を思い出し、私はすぐに連絡をとったのでした。

 

なぜ写真展なのか        

 

ポーランドで活動をしていた頃、プログラム参加学生は市内の資料館や歴史的建造物を訪れ、ユダヤの歴史についても学んでいました。

 

その目的地のひとつであったシンドラーのパッセージという場所を訪れた際、私は偶然にもウクライナ避難民の方々を撮影した写真展と遭遇しました。

 

それが『On Our Way Homeであり、私がふと思い出した作品です。

ウクライナ出身の写真家Iryna Myronenkoさんによって撮影された、11家族の写真。

そして彼らが語った、以前の日常や今に至るまでの足取り、避難先で思うこと。

 

『私たちのチケットが最後だった。次の日、避難用の線路は爆破されてしまったから』

 

『私は妹のために、何とか笑顔であり続けているの』

 

『いつも“私たちに他に何ができるのだろう”と考え続けています』

 

それぞれのストーリーは、あたかも一人一人と会話をしているかのように心の中に入ってきました。そんな作品ならば、日々新聞やニュースで見聞きするものとは異なり、ボランティア活動を通して触れてきたような人のあたたかさや強さに焦点をあてて、ウクライナについて伝えられるのではないかと考えたのです。

周りの人を大事にしたいと思って帰ってほしい

 

ウクライナから避難されてきた家族や個人の写真と向き合い、彼らが実際に語った言葉を受け取ることで、実際にその人と出会い、会話をしたように感じられる場をつくりたいと思っています。

 

そして、On Our Way Homeの写真はどこか温もりを感じるような作品です。その写真を見て、ストーリーを知ると、改めて今私たちが享受している平和の尊さを感じます。

 

会場を後にする時、家族や友人、大切な人たちをもっと大事にすること、愛を持って接することが、私たちがすぐにできる平和の種まきであることを感じてもらいたいと願っています。

 

支援の使い道             

 

皆様からいただいたご支援は、写真展の開催およびウクライナ避難民支援のため、以下の通り使用させていただく予定です。

 

<目標金額:50万円>

 

会場費:15万円

写真パネル/キャプション印刷代:30万円

案内ポスター印刷代/送料:1万円

展示用用具購入費:1万円

ポストカード印刷/発送費:2万円

雑費:1万円

 

さいごに

 

まもなく、ウクライナは厳しい冬を迎えます。

 

「写真展の開催に費用をかけるよりも、直接寄付したほうが支援になるのではないか」

「支援が必要なのは“今”であり、写真展は支援が遅れることになるのではないか」

 

そんな葛藤をもやもやと抱えていることも事実です。

 

それでも、

 

On Our Way Homeをお届けすることは、より多くの人に影響をもたらし、結果としてより大きく温かい支援に繋げることができると考えています。

 

そして何より、この写真展はウクライナに改めて意識を向ける機会となります。実際に今を生きる人々の姿を映し出し、彼らの実体験を伝えることで、侵攻がより自分ごとになるはずです。

 

そんなチームの一員として、ウクライナ避難民のストーリーを伝える写真展の開催を支えてくださいませんか?どうか私たちに、皆さんのお力を貸してください。

 

On Our Way Home in Japan の開催が実現し、みなさんとお会いできることを心から楽しみにしております!

 

【1/23 追記】写真展会場が決定しました!

OnOurWayHomeは、代官山のアップステアーズギャラリーさんにて開催することが決定いたしました!会場の様子はギャラリーのインスタグラムをぜひご覧ください。

より多くの写真を展示でき、来場者の皆さんとお話できる広さがあること、そして何よりあたたかみのある空間であることから、こちらの会場をお借りすることにいたしました。

この会場で皆さんにお会いできることを楽しみにしています!

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【プロフィール】

仲原菜月(なかはら なつき)

 

◆早稲田大学 政治経済学部 4年

◆現在スウェーデンのウプサラ大学に交換留学中

 

中学生の頃にマララ・ユスフザイさんの本と出会ったことで、国際社会や社会課題に目を向けるようになる。大学では難民支援と環境問題に注力。

 

【これまでの活動】

2019年9月
ルワンダへのスタディーツアーに参加
国際協力のセクターにおいて活動される日本人の方々に出会う

2019年10月〜2021年
複数の難民支援団体において活動

2022年6月
日本財団ボランティアセンター主催 The Volunteer Program for Ukraine Group2 参加

2022年10月
ポーランド再訪

2022年12月
ポーランド再々訪:年末年始にかけてボランティア活動に従事予定

◆On Our Way Homeについて
詳細はこちらからご覧いただけます。

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¥2,000

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注)お届け月は公開月によって前後する可能性がございます
 
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学生主催の企画のため、周りのたくさんの学生が支えてくれています。学生でも力になることができる場をつくりたいと思い用意したプランです。
 
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【ポストカードで応援!】
 
◆リターン品
On Our Way Homeの作品がプリントされたポストカード1枚をお届けします!写真の種類は2パターンからランダムで届きます。
 
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あたたかいご支援、感謝いたします
 
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  • 支援者6

¥10,000

【ポストカードで応援!】
 
◆リターン品
ポストカード2種両方をお届けします!
 
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  • 支援者1

  • お届け予定
    2023年2月

¥10,000

【とにかく応援!】
 
◆リターンはいりません!という方へ
あたたかいご支援、感謝いたします。
 
◆支援者限定LINEオープンチャットへの招待
 

  • 支援者8

¥20,000

【学生と共に次のステップを応援!】
  
◆講演やワークショップの開催
The Volunteer Program for Ukraineに参加した学生の目線から、講演会やワークショップを開催します。参加学生は多様な活動をしており、皆さんとぜひ協働できたらと願っています!
 
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¥20,000

【とにかく応援!】
 
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¥30,000

【とにかく応援!】
 
◆リターンはいりません!という方へ
あたたかいご支援に、感謝いたします。
 
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