カンボジアの農家

カンボジア小規模農家の人生を変える養鶏を応援したい!

Meri Chicken Farm 柳下智信

  • 支援総額

    ¥369,000

    目標金額 ¥300,000

    123.00%
  • 支援者数

    33

  • 残り

    0

セカンドゴール50万円目指します!

2/27 更新

多くの方に応援いただき、無事にファーストゴールである300,000円を達成しました!!本当にありがとうございます。
ここからは、シモンの生活にとって不足していた生活費や、養鶏場の拡大を目指してチャレンジしたいと思います。最後まであと少し!どうぞよろしくお願いいたします!

はじめに                  

 

はじめまして。

Meri Chicken Farm 代表の柳下智信と申します。

私は東南アジアのカンボジアという国で、養鶏農家向けの支援事業をおこなっています。

飼育や販売のサポートを通して、彼らの収入向上を目的としたこの活動は、もうすぐ2年が経とうとしています。

今回のクラウドファンディングを通して、初めて養鶏を行う農家の新たな挑戦を応援したいと考えています

彼らの人生を変える大きなチャレンジ。

ぜひ応援をよろしくお願いします!

 

カンボジア農家の厳しい現実

「家族と一緒に暮らしていけない」

これは、今回養鶏に挑戦する農家 シモンの言葉です。

シモンはカンボジアの田舎でショウガ栽培を営む農家です。

ショウガ栽培は水害や市場価格変動などの影響を受けやすく、収入はとても不安定なものでした。

シモンの収入は少ないながらも、息子の建築の仕事による収入もあったため、今まではなんとか生活が成り立っていました。

しかし昨年、その息子が交通事故に遭い障がいを抱えてしまったことで生活が一変しました。息子が働けなくなり、収入源はシモンの農業のみとなってしまったのです。

長男の他に小さな息子が二人いるシモンにとって、収入が半分以上減ってしまった暮らしはとても厳しいものでした。

 

 

「以前の暮らしを取り戻したい」

土地とお金を借りて農業をしているため、お金はほとんど返済に消える。

そんな状況のなか、ウクライナ情勢により肥料はどんどん高騰。コストだけが膨らんでいく一方でした。

正直、農業をやめて他の仕事をしたい気持ちもある。でもそれが難しいんだ」と語るシモン。

ショウガを生産するという約束で地主やブローカーと契約をしていたシモンは、今すぐ農業をやめて出稼ぎを行うなどの選択ができない状況でした。

何より、幼い子供たちを置いて出稼ぎには行けません。

 

「暮らしが変わったらやりたいことは?」という質問を投げかけた際に彼はこう言いました。

子供たちに、ちゃんとしたご飯を食べさせてあげたい。

直向きに農業を、仕事を頑張ってきた彼が、報われず生活苦に陥っている状況は、本当に悲しいものでした。

やるせない気持ちの反面、こういった経済的に苦しい農家をサポートしたいという思いで今の事業をやっている身として、私は何としてでも彼らの力になりたいと思いました。

以前の暮らしを取り戻すため養鶏に挑戦したい」と相談してくれた後すぐに、彼は資金集めや養鶏場建設の準備をどんどん進めていました。

その行動に本気で今の暮らしを変えたいんだ、という強い意思も感じました。

だからこそ、私たちにも出来ることをやろうと決意し、今回のクラウドファンディングに挑戦します。

シモンを応援すべく養鶏を始めるために必要な初期投資金を集めたいと思います。

 

 

養鶏で変わる生活

カンボジアの養鶏は飼育方法の知識不足や、鶏の品種改良が進んでいないため、日本の養鶏に比べて飼育が難しいと肌で感じています。

それでも、これまで養鶏農家をサポートしてきた私たちは、独自の飼育・販売方法を確立することで、農家の収入向上を実現してきました

初めて養鶏を行う農家でも安定した生産と販売により、平均45%程収入がアップしています。

難しい養鶏だからこそ、しっかりと飼育ができることで価値が出せるのです

また、養鶏は農業と相性がよく、鶏糞を使った土づくりができるようになる、廃棄作物は鶏に与えられる、と言った双方にとって良い循環が起こせます。

なにより鶏の飼育は手間がかからないので、農業と並行して行うことが可能です。

私たちが培ってきたノウハウを用いて、シモンの暮らしに必要な収入が得られるよう、徹底したサポートを行います。

安定した暮らしができるように月150ドルの収入を得ることを目標に300羽ぶんの飼育を行います。

※カンボジアの平均世帯収入は月415ドル(¥54,000)程。シモンは今、月100ドル(¥13,000)程で暮らしています。

 

 

支援が必要な理由              

今回シモンが養鶏を始めるにあたって、クラウドファンディングで初期投資金を集める理由が2つあります。

①資金準備が難しかった

シモンは養鶏を始めるために、銀行やマイクロファイナンスの会社へ何度も借入のお願いをしていました。しかし、貸付をしてくれる相手はいませんでした

「担保が何もないなら貸せないよ」「あなたに貸しても儲からないだろう」どちらもシモンが直接言われた言葉でした。

既存のファイナンス業者は、すでに資本のある人や大きな金額を借りれる人に対して優先して貸付を行います。資本がないシモンは門前払いでした。

②シモンが暮らす地域は支援活動団体がない

シモンが暮らす地域は、カンボジアの中でも田舎に位置しています。

この地域では、国際的なNGOや支援を行っている団体はありません。そのため、支援を期待することはできず、自分たちでなんとかするしかない現状です。

だからこそ、クラウドファンディングを通して初期投資に必要な金額を集めたいと考えています。

 

支援の使い道                

【目標金額】

合計:30万円

〈内訳〉

小屋資材代:¥130,000

小屋建築費(人件費):¥50,000

飼育備品代(貯水タン餌箱):¥20,000

ひよこ300羽:¥30,000

飼料代:¥70,000

海外送金手数料等:¥1,000

皆様からいただいた支援金は、返礼品の購入等を除いた全額をシモンの飼育に必要な準備金として活用させていただきます。

また、目標金額以上の支援金をいただいた際には、飼育羽数を増やすための拡張工事費用の他、シモンの直近の生活費に充てさせていただきます。

応援メッセージ

2/28 更新 新たに応援メッセージをいただきました!本当ありがとうございます!

2/14 更新 応援メッセージをいただきました!がんばります!

さいごに                   

ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。

今回のシモンのような話は、残念ながらカンボジアでは珍しくはありません。ちょっとした事がきっかけで、日々の暮らしが崩れてしまうことは、途上国において本当によくあります。

そのなかでも、特に小規模農家は、いわゆる貧困と呼ばれる経済的に苦しい環境に陥りやすいのです。

私がカンボジアで小規模農家向けの養鶏サービスを開始したのも、シモンのような“経済的な理由で何かを諦めなくてはならない環境”というのを、少しでも変えていきたいと思ったからでした。

一度に何万人という人々を救える大きな事は出来てはいませんが、一家庭一家庭にとってより良い影響の出る深いサービスを、これからも農家さんに届けていきたいと考えています。

シモンもその一人として、しっかりと生活を立て直せるよう一緒に頑張っていきます。

ご支援、応援の程よろしくお願いします。

-------------------------------

【プロフィール】

1993年北海道出身。
2016年(株)ボーダレスジャパンに新卒入社。グループ内企業三社の事業開発を経験。2021年にMeriChickenFarmを創業。学生時代に発展途上国で感じた「貧しいがゆえに選択肢のない状況」を打破したいと思い、小規模農家向けの養鶏委託事業を展開。「農家の挑戦へのハードルを0へ」、「やりたいをできたに変える」などが好きな言葉。特技はヴァイオリン。ラグビーは未経験。

https://www.borderless-japan.com/social-business/merry-chicken-farm/

 

リターンを選ぶ

¥3,000

【お気持ち応援コース】
 
◆シモン活動報告書 
シモンの活動の様子や結果をまとめ、メールにてお送りいたします。
 
◆シモン感謝のメッセージ
支援いただいた皆様へシモンから感謝のメッセージをお送りいたします。              
※リターン品が発生しない分、いただいたご支援をできるだけ多くプロジェクト実施のために活用させていただきます。

  • 支援者18

  • お届け予定
    2023年6月

¥10,000

【お気持ち応援コース】
 
◆シモン活動報告書 
シモンの活動の様子や結果をまとめ、メールにてお送りいたします。
 
◆シモン感謝のメッセージ
支援いただいた皆様へシモンから感謝のメッセージをお送りいたします。              
※リターン品が発生しない分、いただいたご支援をできるだけ多くプロジェクト実施のために活用させていただきます。

  • 支援者8

  • お届け予定
    2023年6月

¥10,000

【手織りコースターセット】
 
◆カンボジア産手織りコースター
手織りされたカンボジアデザインのコースターを1枚。シンプルなデザインのコースターです。             
◆シモン活動報告書
シモンの活動の様子や結果をまとめ、メールにてお送りいたします。
 
◆シモン感謝のメッセージ
シモンの感謝のメッセージをお送りいたします。

  • 支援者1

  • お届け予定
    2023年6月

¥15,000

残り 9人

【SuiJoh様コラボ企画セット】

◆カンボジア発ハンドメイドファッションブランドSuiJoh様よりいただいた【SuiJohオリジナルの虹色クロマー(カンボジアの伝統的スカーフ)とエコバック】を1セットお送りいたします。
・コラボ企画としまして、エコバッグには当農園のロゴをプリントしております。                                                      
◆シモン活動報告書
シモンの活動の様子や結果をまとめ、メールにてお送りいたします。

◆シモン感謝のメッセージ
シモンの感謝のメッセージをお送りいたします。

  • 支援者1

  • お届け予定
    2023年6月

¥30,000

【お気持ち応援コース】
 
◆シモン活動報告書 
シモンの活動の様子や結果をまとめ、メールにてお送りいたします。
 
◆シモン感謝のメッセージ
支援いただいた皆様へシモンから感謝のメッセージをお送りいたします。              
※リターン品が発生しない分、いただいたご支援をできるだけ多くプロジェクト実施のために活用させていただきます。

  • 支援者2

  • お届け予定
    2023年6月

¥30,000

【カンボジア伝統クロマー+ビデオメッセージ】
 
◆カンボジア産クロマー
カンボジアの伝統品であるクロマー(手織り布)を一枚お送りいたします。タオルやスカーフ、テーブルクロスなど様々な使い方が可能です!(シモンの親戚が作成に協力してくれます!)          
◆シモン活動報告書
シモンの活動の様子や結果をまとめ、メールにてお送りいたします。
 
◆シモン感謝のビデオメッセージ
支援いただいた皆様へシモンから感謝のビデオメッセージをお送りいたします。

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年7月

¥50,000

【カンボジア養鶏場見学!】
 
◆普段私たちが活動している養鶏場を皆様にご案内いたします。カンボジアのプノンペンにて、鶏の飼育の様子や事業についてご案内いたします。                        ※コロナウイルスの影響など、実施時期が変更となる可能性がございます。                                  日程について:2023年3月〜2023年12月の間で、購入者様と柳下で日程調整いただきます。    
※費用について:カンボジアまでの渡航費、現地での宿泊手配及び宿泊費は支援者様でのご負担をお願いいたします。                                     参加者数は1支援につき最大2名までとさせていただきます。

  • 支援者3

  • お届け予定
    2023年7月

¥70,000

【カンボジア養鶏場見学+育てた鶏を実食!】
 
◆普段私たちが活動している養鶏場を皆様にご案内いたします。カンボジアのプノンペンにて、鶏の飼育の様子見学のほか、実際に鶏をご馳走いたします。                  ※コロナウイルスの影響など、実施時期が変更となる可能性がございます。                                  日程について:2023年3月〜2023年12月の間で、購入者様と柳下で日程調整いただきます。   
※費用について:カンボジアまでの渡航費、現地での宿泊手配及び宿泊費は支援者様でのご負担をお願いいたします。                                     参加者数は1支援につき最大2名までとさせていただきます。

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年7月

おすすめのプロジェクト