復職支援

うつ病などの精神疾患で 休職や離職されている方の復職支援をしたい!

伊藤美幸

  • 支援総額

    ¥249,000

    目標金額 ¥245,000

    101.63%
  • 支援者数

    49

  • 残り

    0

はじめに

「うつ病で休職した社員のうち47.1%が5年以内に再発や再休職をしている」

 

この事実を初めて知った時は驚きました。

2人に約1人は再発をしている。

もともと、うつ病になる方自体が増えている事はなんとなく知っていました。 みなさんもご存じだと思います。  

 

厚生労働省「こころの病気の患者数の状況」 実際に調べてみるとやはり年々増えています。 (気分障害とはうつ病や双極性障害のこと)  

けれど、再発率がここまで高いとは思いませんでした。

私は運よく再発しなかった内の1人でした。  

 

私自身2016年2月に「抑うつ状態」との診断で休職、その後離職を経験しました。

休んでいる8カ月間は心の変化だけでなく、体重が10キロ増えたり、肌が荒れたり、生活リズムが乱れるなどの体の変化もありました。

私は元々トレーナーとして活動していたため、自分で復職するための運動を実践し、体調を整えました。

でも一般の方はいきなり体力向上を目的とした運動をしたり、どういった手順で体調を整えていけばよいのかわからないのではないか、と感じました。

調べてみると現在は「復職支援のための運動」が確立されておらず、支援としても受けにくい状態です。

でも復職にあたり、生活リズムや体の調子を整えることは必須です。

 

  ↓厚生労働省の「復職支援手引き」にもそのような記載があります。

 

 

「復職支援のための運動」とは…

休養をしていたところから「体力向上」「筋肉をつける」「やせる」というような運動をいきなり行うと強度が高く、続かない…。

そして「やはり自分はできない」と負のループに陥ってしまうと感じました。

  復職を目指す際にまず大事なのは 「生活リズムを整える」「心身の調子を整える」こと

 

そしてそのような運動は運動後に激しい筋肉痛がくるようなハードなものではなく、「気持ち良かった」と思えるような低強度の運動です。

 

そういった運動を短時間でも定時に高頻度行うことが効果的と考えました。 まとめると、

ここまでたどり着いた後に欠かせないのが、「コミュニティ」や「居場所」という考えです。  

定期的にみんなで運動を行っているとそこで程よい距離感のグループができます。

(フィットネスクラブで私のレッスンを受けてくださっていた方同士でご結婚された方がいるほど…!)

休職や離職中というのはコミュニケーションをとる範囲が限られてきますが、復職後はコミュニケーションがとても大切です。

自分の調子がどうか伝えたり、仕事のことを相談したり。 そのコミュニケーションも同じ状況の方々ととることができます。

 

このようなことをコロナ禍の前から考え、いろいろな方に相談しながらこの考えを磨いていきました。

今までは仮に朝9時に週3回15分の為にどこかに集まるのは休職中の方にはハードルが高い。

また各地にそのような場所を設けるのも難しい。

でもコロナ禍でオンライン化が進み、オンラインでお届けする方法が一気に現実的になってきました。  

 

 

2021年から取り組み開始

手探りではありましたが、2021年4月からはRechairという団体を立ち上げ、毎週日曜日9:30~15分程度の体操をzoomでお届けしています。

団体のHP:https://online-rechair.amebaownd.com/

※活動を記事にしていただきました!https://shigoto4you.com/rechair1  

 

また2022年4月からは平日プランも増設し、会社を休まれている方向けに(月)(水)(金)の平日9:00~もレッスンを行っています

参加されている方からは、 「参加するまでは大変だけど、参加後は気分もすっきりするので毎回起きられる」と嬉しい感想をいただいております。

↑平日プラン終了後のひとこま  

 

こちらは全てボランティアで行っています。  

というのも、私も経験者なのでよくわかるのですが、

・会社を休む

・離職をしている

こういった状態というのはいつ働き出せるのかわからず、お金の面もシビアになりがちです。

 

私も結果的に8カ月休んでまた働き出すことができましたが、「働き出せる」という確証はいつまでたってもなかなか得られないのです。

発熱であれば体温計で平熱まで下がったかで確認できる、 骨折であればレントゲンで骨がくっついたか確認できる、 でもメンタルヘルスに関してはそういった目で見てはっきりわかるものがなく、完治や治癒という言葉はあまり使われません。

 

「寛解(かんかい)」という、症状が和らいでいる状態をさす言葉が使われます。

いつから働けるのかわからない、もしかしたら一生働けないかも、と考えると不安でお金を使うことはためらわれました。 そこで、なるべく参加ハードルを下げたくて参加費は無料にしています。    

 

 

支援が必要な理由

上記にもあるように、現在は「復職支援のための運動」が確立されていません。

そのため、精神科医監修のもとアンケートを取りながら実施し、運動の効果を検証し、より良いレッスンをお届けしたいです。

またそれをまとめた論文を公開することで、就労支援に新たな運動のかたちを示し、多くの方に広めていきたいです。  

 

今はYouTubeでも運動ができるのですが、どうしてもそれではまかないきれません。  

 

こういった時だからこそ、リアルタイムに配信して人とのつながることが必要だと考えています

でもそうするとレッスンを届ける人件費がかかってしまうのですが、休職や離職されている方から費用をいただかず、参加しやすい状況を整えたい。

でも監修費やアンケート費用などの初期費用も追加でかかってしまう。 という想いからクラファンへの参加を決めました。    

 

 

【実行主要メンバー】

精神科医:岡本浩之先生 (医療法人幸啓会 北本心ノ診療所 理事長・院長)

・診療所HP https://www.koukeikai.com/

・岡本先生のYouTube https://www.youtube.com/channel/UCDq4_C2CmQdnMoF91WKH_Dg  

 

ヨガインストラクター:咲弥果さん

・インスタグラムURL https://instagram.com/yoga_38_sayaka?igshid=YmMyMTA2M2Y=

 

 

運動によって全ての方が再発しないとは言えないと思います。  

でも

・カウンセリングの頻度が週1回から2週間に1回になって来た時

・薬を飲んでいる方も症状によって減薬といって薬が減ってくる時

症状が良くなってきて嬉しいことではあるけど、不安です。

私も不安でした。

そんな時に次は運動を行うことによって体調を整えたり、次に何か起こせるアクションがあることはとても大切だと思います

運動によるアプローチがあることを多くの方に知っていただき、運動が必要な方に届けられるようにしていきたいです。 そしてその結果、再発・再休職率「47.1%」というこの数値を少しでも減らすために活動の幅を広げていきたいです。    

 

 

支援の使い道

【研究内容予定】

休職や離職されている方10名にオンラインレッスンを無料で受講していただく  

【費用】

・精神科医の監修費:6万円

・人件費(レッスン担当者):1万円/月×3カ月×3名=9万円

・その他人件費:5万円 ・アンケート用紙(POMS2)登録費、マニュアル、補助費用:約3万円

・アンケート用紙(POMS2短縮版)費用:約1万5千円 (10名の方に4回分受けていただく

※アンケート用紙(POMS2とは):世界的に信頼されている心理検査。気分の状態を評価する質問用紙。

合計:約24万5千円    

 

 

さいごに

このクラファンのページの作成中に「なぜ伊藤さんはこういった行動に移そうと思ったんですか?」と聞かれて、即答できませんでした。

考えてみると、 やはり自分がトレーナーとうつ状態の両方を経験したことは大きい。

「勢いよく転職したのにたった4カ月で働けなくなるなんて恥ずかしすぎる、今後どうやって生きていこう」と本気で迷いました。

友達にも相談しにくく、孤立し、孤独も感じていました。

そんな経験から活動開始時の私は 「運動には心も体も変える力がある。

そしてみんなで行うことで運動コミュニティが居場所にもなる」 と考えがつながり、少しずつ活動をしていきました。

その後は参加してくださっている方の感想が何よりもパワーになっていると気付きました。

「運動した後は心も体も軽くなった」

うまく寝付けなかったがこのストレッチを行ったら眠れそう」

「先週から体は重かったけど、先生の笑顔と皆さんと一緒に行っている一体感で気持ちもとても楽になりました」

名前を呼んで、いいですよ!と声かけてもらえて嬉しかった」

このような嬉しい言葉をいただくことで、この取り組みは必要だと実感することができました。

もっと多くの方に知っていただき、必要な方へお届けできるよう、活動を継続していきたいです。  

 

 

【プロフィール】

 

 

 

【これまでの活動】

・2021年4月:団体Rechair(リチェア)設立

 

 

Re(再度)chair(椅子=居場所) →「再度あなたの居場所を作る」という意味です。

また「air」というフレーズが入っていることから、その居場所が空気のように当たり前のようにある世界を目指しています。

運動コミュニティで心身の変化をお届けしながら、みんなで運動することで居場所も同時につくっていきます。  

 

 

・就労移行支援事業所さま向けに生活リズムや体調を整える運動についての講義、実技のお届け

オフライン/オンライン)

 

※記事

https://www.luminoso-kawasaki.org/blog/2301/

https://www.luminoso-kawasaki.org/blog/2304/

https://liva.co.jp/magazine/16323    

 

 

世田谷区障害者就労支援センターさまにて講義と実技を担当 主に精神疾患の方の就労を支援されている施設です。 (ご依頼をいただいた時は涙して喜びました…!)  

リターンを選ぶ

¥500

残り 37人

①オープンチャット参加券(任意)
リアルタイムで活動状況を追うことができます!

  • 支援者3

  • お届け予定
    2022年5月

¥1,000

残り 3人

①オープンチャット参加券(任意)
リアルタイムで活動状況を追うことができます!
②復職支援と運動の関係性の論文の送付(PDF)
③謝辞にお名前の掲載

  • 支援者17

  • お届け予定
    2022年5月

¥3,000

残り 4人

①オープンチャット参加券(任意)
②復職支援と運動の関係性の論文の送付(PDF)
③謝辞にお名前の掲載

  • 支援者6

  • お届け予定
    2022年5月

¥3,500

残り 1人

①オープンチャット参加券(任意)
②復職支援と運動の関係性の論文の送付(PDF)
③謝辞にお名前の掲載
④6月12日(日)10:00~11:00「生活リズムを整える運動・過ごし方」(zoomにて講義+実技付)参加券
朝起きたときと夜寝る前におすすめのストレッチをご紹介いたします。運動による心身の変化をぜひ体験してみてください。(アーカイブなし)

  • 支援者9

  • お届け予定
    2022年6月

¥5,000

残り 3人

①オープンチャット参加券(任意)
②復職支援と運動の関係性の論文の送付(PDF)
③謝辞にお名前の掲載
④6月毎週土曜日9:00~15分程度のオンラインフィットネス参加券
「生活リズムを整える運動」「身体をのびのび動かす運動」をオンラインでご自身でも体験してみたい方におすすめです!

  • 支援者7

  • お届け予定
    2022年6月

¥5,000

残り 3人

①オープンチャット参加券(任意)
②復職支援と運動の関係性の論文の送付(PDF)
③謝辞にお名前の掲載
④6月毎週日曜日9:00~15分程度のオンラインフィットネス参加券
「生活リズムを整える運動」「身体をのびのび動かす運動」をオンラインでご自身でも体験してみたい方におすすめです!

  • 支援者7

  • お届け予定
    2022年6月

¥12,000

残り 2人

①オープンチャット参加券(任意)
②復職支援と運動の関係性の論文の送付(PDF)
③謝辞にお名前の掲載
④オンラインパーソナルトレーニング1回券(カウンセリング込で75~90分程度)※日時要相談
肩こり、腰痛などの体の不調に対してのセルフマッサージやエクササイズをご案内。
「鍛える」ではなく、「整える」運動を1対1で見極めて行いますので、終わるころには体が軽くなるようなセッションです!

  • 支援者3

  • お届け予定
    2022年6月

¥20,000

残り 2人

①オープンチャット参加券(任意)
②復職支援と運動の関係性の論文の送付(PDF)
③謝辞にお名前の掲載
④オンラインパーソナルトレーニング2回券(カウンセリング込で75~90分程度、2回目以降は60分程度)※日時要相談
肩こり、腰痛などの体の不調に対してのセルフマッサージやエクササイズをご案内。
「鍛える」ではなく、「整える」運動を1対1で見極めて行いますので、終わるころには体が軽くなるようなセッションです!

  • 支援者3

  • お届け予定
    2022年6月

¥50,000

残り 2人

①オープンチャット参加券(任意)
②復職支援と運動の関係性の論文の送付(PDF)
③謝辞にお名前の掲載
④オンラインパーソナルトレーニング5回券(カウンセリング込で75~90分程度、2回目以降は60分程度)※日時要相談
肩こり、腰痛などの体の不調に対してのセルフマッサージやエクササイズをご案内。
「鍛える」ではなく、「整える」運動を1対1で見極めて行いますので、終わるころには体が軽くなるようなセッションです!

  • 支援者1

  • お届け予定
    2022年6月

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