田園地帯

【映画上映の開催】東京都最大の田園地帯を守ろうとするおっさん達の姿を見て欲しい!

橋本 貴和弥

  • 支援総額

    ¥1,145,000

    目標金額 ¥1,000,000

    114.50%
  • 支援者数

    70

  • 残り

    0

◆はじめに

 
始めまして。
 
ぼくは役者名を「橋龍」と名乗り、瑞穂映像企画部という自主映画の作成団体を率いています。
 
今回は、ぼくが出会った「木野下」という地域、そしてそこで生きる「おっさん」達の映画を作りたくて、この企画を立ち上げました。
 
役者として芽がなかなか出ない中、コロナ禍に直面し、夢を断たれたぼくが出会った彼ら。
 
耕作放棄地をよみがえらせ、まちおこしの企画を次々と実現させていくエネルギーと、明るさ。
 
彼らに出会い、ぼくはもう一度役者としての夢を追いかけようとしています。
 
そのエネルギーをもらった彼らのこと、そしてなぜぼくが彼らの映画を実現させたいのか、その想いを聞いてください。
 
 

◆青梅市木野下という地域

 
青梅市は東京都の西の端にある人口が約14万人弱の市です。
多摩川の源流に近く、関東平野から奥多摩山系に入り込むこの地は、昔は西多摩の中心的な街だったそうです。
でも、今は毎年人口減少が続き、少しずつ過疎化が進む土地でもあります。
 
その一角。
圏央道の青梅インターを降りた一帯には豊かな田園地帯が広がっています。
実は東京都最大の田園地帯となるこの土地のさらに一角に「木野下」という地域は存在します。
 
秋には黄金色の稲穂に包まれるこの地域ですが、最近はそうじゃない田んぼが目立ち始めました。
雑草が生い茂っているのです。
全国の農家さんと同様に、木野下の農家さんも高齢化が進み、結果耕作放棄地がそこここに現れるようになりました。
 
この土地を守り、田畑をよみがえらせようとしている人たちにぼくは出会ったのです。
いや、よみがえらせるだけではなく、過疎化が進む地域社会を活性化させようと、日々活動している彼らの団体を「木野下田んぼを愛する会」と言います
 
 

◆木野下田んぼを愛する会

 
彼らの活動をちょっと紹介してみます。
 
春、田んぼに稲を植える前には、田んぼの泥をかき回してふかふかにしておく必要があるそうです。
受け継がれてきた知恵を彼らは「泥んこ運動会」というイベントに昇華してしまいます。
大人も子どもも泥まみれになって、笑いあい、気勢をあげながら泥と田んぼを遊びつくす!

 

その結果、ふわふわになった田んぼにみんなで苗を植えて、たまに田んぼをかき回し雑草が生えないように守り。

 

稲が実を結び始める頃には地元の発泡スチロール会社の好意でまあるい発泡スチロールが希望する子ども達の家庭に配られます。
思い思いのかかしが出来上がったら、おっさん達があぜ道にかかしを設置していって開催されるのが「かかし祭り」
夜道はちょっと怖いけれど、思い思いのかかし達は立派に田んぼを守ります。
 

 

秋にはみんなで収穫した稲を乾かし、脱穀して食べる収穫祭
 
伝わるでしょうか。
ただ、田んぼをよみがえらせ、守るだけでなく、田んぼを守る日々をイベントにしてしまって、そのまま地域の活性化にしてしまおうというエネルギー。
そして何よりそれを楽しみながらやっているこの人達の能天気さ加減が。
 
何度も打ち合わせと称する呑み会に呼ばれ、交流が深まるにつれて、この人達に強く惹かれていく自分がいました。
 
過疎化が進んでいるんです。
商売だって大変です。
高齢化もなんもかんも。
田舎で生きていくってうことは、今の日本の課題を一身に背負うってことだと思うのです。
 
でも、彼らは真剣にならない。
いや、真剣なんだろうけれど、眉間にしわはよってない。
しかめっ面もしていない。
 
夜な夜な集まっては杯を傾け、どんちゃん騒ぎを繰り返し、時には酔いつぶれる。
「今日も会議だ!」
って集まっては、毎回が底抜けに明るくただ呑んでるだけにみえてしまいます。
 
でも、イベントが立ち上がり、一年を通して田んぼたちが再生していき、人が集まってくる。

なんだろう。このエネルギーは。

 
ただ、自分たちが、自分たちの楽しいことをやっていたら、それが木野下田んぼを守ることにつながり、地域の活性化につながるんじゃね。
 
なんとも明るく、破天荒で能天気な、たぶん、身体だけ大きくなった「でっかい子ども達」
それが彼らの真骨頂なのだと心から想うようになりました。
 
そうして、ぼくもなにかしたい。
なにか手伝いたいと思うようになったのです。
いや、たぶん、仲間に入りたくなったっていうのが本当なのかもしれません。
 
 

◆映画にする意味

 
 ぼくにできることは「演じる」ことしかありません。
だから、この木野下という地域を舞台に、彼らの楽しい日々を映画にしたい!
そう考えています。
 
映画にすることによって、ぼくは3つのことを狙っています。
 

その一

このクラウドファンドで制作費を賄うことを想定しているため、今回作る映画は無償の上映会をあちこちで企画していこうと思っています。
同時に、日本全国で開催されている映画祭にも出品していきます。
 
これによって、木野下という地域のことを多くの人に知って欲しい。
農業が抱える問題と、彼らがどうやってそれを解決しようとしているのかも。
 
全国に広がる農地。
いずれも高齢化が進み、耕作放棄地が増えていると聞いています。
土地土地の事情もあると思うけれど、この木野下のおっさん達のことを伝えられたら、なにかのキッカケにならないだろうか?そう思うのです。
ぼくが影響を受けたように。
 
同時に、多くの人に木野下という地域に興味を持ってもらって、訪れて欲しい!
さらに一歩踏み込んで移住しちゃって欲しい!
さらにさらに、もしかしたら就農まで!
 
どこまで影響力のある映像に仕上げることができるか、もちろん未知数ですけれど、全力で取り組みたいと思います。
 

その二

地域コミュニティの在り方なんて難しいことを、ぼくは深くは考えられませんが、彼らには何かあると思っていて。
 
時には言い合いやけんかもしながらも、でも、それさえもお互いの信用の上に成り立っていて。
信用している仲間の誰かだからこそ
「今度こんなことやんね?」
って言えば
「イイネ!」
ってすぐに騒ぎ出す。
 
今回の映画の件、クラウドファンドの件で打ち合わせと称する呑み会で何度も目にして来た光景です。
 
言葉にはしにくいけれど、必ずここにある。
理想に向かうコミュニティが持つ「ナニカ」。
それを知ってもらいたい!ってとても思っています。
 

その三

これは映画をではなく、今からクラウドファンドをクリアして(絶対します!)、映画を製作していくそのすべてで魅せたい。
そう思っていることです。
 
ぼくは役者を目指して東京に出てきました。
そして、一生懸命やってきたけれど、芽が出なかった。
結果、コロナ禍の中で夢を諦めました。
 
日本全国にぼくと同じ想いと経験を、このコロナ禍の中でしてきた人はたくさんいると思う。
 
でも、ぼくは今、もう一度夢を一瞬だけかもしれないけれど、実現させようとしている。
コロナ禍で挫折したけれど、てつさんに会い、木野下のおっさん達にエネルギーと勇気をもらい、クラウドファンドなんていう考えたこともないことに挑戦して。
 
今までない新しいナニカ。そしてダレカ。
コロナ禍はぼくら役者を目指すものにとって、とてもとても辛い経験だったけれど、でもまだ可能性はある!
自分が得たこの経験を、これからする経験を、最後まで実現することによって、同じような「ダレカ」の。
今度はぼくが、その「ダレカ」の勇気になったり、ほんの小さな力かもしれないけれど、背中を押せるようにありたい。
そう思っています。

 

◆スケジュール

3月26日(日)開催の田んぼマルシェ&せせらぎシアターよりクラウドファンド開始

7月:脚本完成

8月:クランクイン

9月:撮影終了、編集開始

12月:映画完成

2024年3月のせせらぎシアターを皮切りに上映会を開催していきます!

 

◆資金の使い道

First Goal-100万円

・制作スタッフ最小限(監督+5名)人件費:37.5万円(※1)

・脚本製作費:10万円(※2)

・役者人件費:12.5万円(※3)

・編集費用:20万円(※4)

・機材、経費等:20万円(※5)

※1.製作スタッフは一人で複数の役割を担当します。

※2.脚本は個人で作成

※3.交通費とお昼代+お小遣い程度。

※4.専用スタジオ等ではなく自宅を想定

※5.自前で用意できるものをメインとして想定

 

Second Goal-250万円

・制作スタッフ(各担当+サブ)人件費:100万円(※1)

・脚本製作費:20万円(※2)

・役者人件費:30万円(※3)

・編集費用:40万円(※4)

・機材、経費等:60万円(※5)

※1.監督+助監督というような形でサブ担当も雇用し本来の映画製作陣容で挑みます。

※2.脚本作成と校正担当で作成します。

※3.交通費+食事代だけではなく、きちんと報酬を支払うことができます

※4.編集スタジオでの作業を想定

※5.映画専用機材をレンタルし、高品質・高音質でのロケ、そしてロケ地確保の際の謝礼なども想定できます。

 

 

さて、ここからは、ぼくの人生を語りたいと思います。

ぼくがどういう人間で、どうやって木野下のおっさん達と出会ったのか。

それが、このクラウドファンドにリアリティを与えてくれるんじゃないかと思って、長くなるけれど、読み進んでいただけたらうれしいです。

 

◆役者を目指して生きてきました。

21歳の時に、役者になることを夢見て田舎から東京に出てきました。

夢いっぱいで、将来の自分の姿をはっきりと脳裏に浮かべながら。

 

数千人ものオーディションの中から受かり、大きな舞台にも出演しました。

誰もが知ってる大企業のCMにも出演しました。

ちょこちょこドラマやTVにも出演しました。

今度こそ、売れるかも!そう思った時期も何度かありました。

でも、結局、鳴かず飛ばずでした。

 

自分で劇団を立ち上げました。

3年で売れるぞ!を目標に、仲間たちと死に物狂いで活動しました。

その間に一人芝居もやりました。

とにかく、なんとか役者で食って行きたい!売れたい!

その一心で頑張りました。

でも、気がつけば、借金が残り、結局、鳴かず飛ばずでした。

 

色々なバイトをしながら、なんとか役者を続け、借金を返しました。

必死で働いた結果、借金はきちんと返済しました。

でも、結局、鳴かず飛ばずでした。

 

諦めきれずに、長年の友人と短編映画を撮り始めました。

最初の頃、役者はぼく一人でした。

でも、徐々に徐々に仲間は増えていき、色々な映画祭で賞を貰えるようになりました。

でも、結局、鳴かず飛ばずでした。

 

※ ↑ クリックすると動画が観れます。

 

結婚しました。

子供が生まれたことがきっかけで、奥さんの実家のある東京の西の端っこの瑞穂町に引っ越してきました。

そこで映像制作団体を立ち上げ、制作した一本の短編映画。

舞台となった瑞穂町で上映し、沢山の皆様に観に来て頂きました。

町役場の方々も来て下さり、地域のメディアにも取り上げられ、色々な仕事が決まりそうでした。今度こそ、今度こそ、売れるかも!

 

そんな時、世界が大変なことになりました。

そう、新型コロナウイルスのあの騒ぎが始まったのです。

 

決まりかけた仕事も無くなりました。

ついでに長年勤めていたバイト先もなくなりました。

鳴かず飛ばずどころではなくなりました

どん底の人生が始まりました。

 

もう、役者は辞めよう。

このまま終わるのは悔しいけれど仕方がない……

ぼくには、一緒の時を過ごし、守り育む家族がいるのだから……

 

 

◆おうめシネマとの出会い

お隣の青梅市のとある企業に就職しました。

人生で初めての就職でした。

新たな人生を頑張ろう!そう決意していました。

 

パソコン教室にも通いました。

ペン習字も習いました。

でも、ダメでした。ダメだったのです。

 

今までの人生、バイトしかして来なかったぼく。

社会人の常識を何一つ分かってなかったのです。

自分のふがいなさに、落ち込む毎日。

 

そんな時、営業で青梅の街を回っていると、いつも目にとまる看板がありました。

古い映画仕立ての看板と共に見える「おうめシネマ」という文字。

調べてみるとひみつ基地みたいなところでここで。

なにが起きているんだろう?って想像すると、とてもワクワクする場所でした。

慣れない仕事で心がボロボロになったぼくにとって、そこはオアシスみたいなところでした。

ここで、上映会できたら楽しいだろうな。

つらい毎日のなかで、その近くを通る度にそんなことを考えるようになりました。

 

結局、仕事を続けることはできませんでした。ぼくには辛すぎました。

でも、その辛い時期に、いつも眺めていた「おうめシネマ」の看板は、ぼくの心と頭に残り続けました。

新しい仕事を見つけ、色々なことが落ち着いた時、ふと「おうめシネマ」のことを思い出したのです。

 

◆橋龍映画祭の始まり

そうだ、ここで上映会しよう!

なにがぼくをつき動かしたのかは、分かりません。

諦めたつもりになっていた役者で食っていくという夢。

でも、ぼくは諦めきれていなかったってことなのかもしれない。

 

とにかくここで上映会をしたい!

今まで、一緒に作品を制作してきた監督や多くの仲間の協力を得て、「おうめシネマ」

にて、「橋龍映画祭」を上映することができました。

 

初めておうめシネマで開催した映画祭には、たくさんの方が来て下さりました。

また次もやって欲しいとの声もたくさん頂きました。まさか、こんなに好評が頂けるは思ってなかった。

 

正直、ぼく自身の中では「おうめシネマ」で上映会ができたらよかったのです。

次もやろうとは思っていませんでした。

でも、やってみたら思った以上に楽しくて、まるで学生時代の文化祭のようで、達成感もあり、来てくれた皆様からの次回もやって欲しいとの声も頂けて。

 

そんならやろうかな……

 

すぐに調子に乗るのはぼくの短所であると同時に長所でもあるはず!

 

そんなこんなで、第2回もやることに決めました。

でも、第2回をやるなら、新作も欲しい!

どうせなら、青梅で撮りたい!

 

そう思ったぼくは、監督と共に青梅の街のロケハンに出かけました。色々回って、どうしようかと最後に立ち寄った喫茶店。

その店主さんに、取り壊されるビルのことを聞きました。

そう、ぼくらが立ち寄った喫茶店の入ってる。このビルのことだったのです。

 

真空アンプでジャズが流れるその喫茶店はとても趣があり、素敵な場所でした。

聞けば、このビルはとても歴史がある場所で、青梅の人々が子どもの頃から通い、屋上の遊園地で遊び、家族で食事に出かけ、待ち合わせをし……

市民の人々にとって、人生のたくさんの思い出がつまった場所だって聞きました。

 

みんなの想い出のつまったこのビルと、この素敵な喫茶店をなんとか映像に残したい!この場所で映画を撮ろう!

 

 

◆壊されゆくビルを舞台にした映画「鳥も死にきれないよ」

 

決意してからは、時間との戦いでした。

なんとか、ビルが取り壊される前に撮り終わらなければ…..

 

監督に無理を言って、急ピッチで脚本を書いてもらい、そこからキャストとスタッフのスケジュールを合わせ、急遽、青梅の皆様にもエキストラで出てもらうことを決めました。

小道具や衣装、ロケにも協力してもらい、なんとかビルが取り壊される前に、「鳥も死にきれないよ」の撮影を終えることができました。

青梅の皆様の協力なしにはできなかった映画です。

※ ↑ クリックすると動画が観れます。

 

 

そして、この新作「鳥も死にきれないよ」のお披露目回をメインに「第2回橋龍映画祭」を再び「おうめシネマ」さんにて開催することになりました。

 

当日は、たくさんの青梅の方々が来てくれました。

西多摩地域の新聞やケーブルテレビなどのメディアにも取り上げられました。

 

そして、そこで、ちゃんちき堂のてつさんに出会いました。

てつさんは青梅では知る人ぞ知るちょっとした有名人で、街の中や、奥多摩の山奥、ときどきは都心の方までチキチキ5というリアカーを引いて行商しています。

売っているのは、めちゃくちゃ美味しいシフォンケーキ。

そう、彼は行商人なのです。

 

そして、この「おうめシネマ」を作り上げた人でもありました。

「鳥も死にきれないよ」の撮影時には、小道具のベンチを貸してくださったり色々協力をして頂きました。

 

その縁で「第2回橋龍映画祭」を観に来て下さったのです。

そして、上映後、てつさんが言ってくれたのです。

 

「めっちゃ面白かった!」

「よかったら木野下で上映をしませんか?」

 

 

◆木野下のおっさん方との出会い

こうして、「第2回橋龍映画祭」が終わりました。

その後も、青梅の朝顔市や青梅アートフェスティバルなどの市内の歴史あるイベントで橋龍映画祭を開催させてもらいました。

 

当初は、1回で終わるはずだったのに、なんだか嬉しい誤算。

そして、てつさんが言ってくれた「木野下で映画を上映しませんか?」って話。

 

詳しく話を聞いてみると、青梅には木野下っていう地域があって、そこには「木野下田んぼを愛する会」っていう会があって。

彼らを中心に定期的に開催している田んぼマルシェというイベントがあり、そのスピンオフで、田んぼの近くを流れる霞川の岸辺にスクリーンを建て、星空の下、映画を上映する「せせらぎシアター」というなんとも素敵なイベントを開催しているとのことでした。

 

ほんとに?

そんな素敵なイベントで上映してもらえるの?

 

早速、打ち合わせも兼ねて木野下という場所にお邪魔しました。

案内してくれたのはその木野下で三代酒屋を営み、木野下のイロンナことの起爆剤になっている武藤治作酒店の武藤さんという方。

初めてお会いしたのに快く木野下の名所・旧跡を案内してくださいました。

彼の案内で一歩店を出たぼくらの前に広がっていたのは、限りなく続く田園地帯。

山間に広がる青梅市の中では唯一、とても開けたとこで、東京にいながら東京じゃないような不思議な感覚を覚える場所でした。

 

その一角に佇む、武藤治作酒店という酒屋さん。

さらに裏には昔、武藤さんの住居だった場所を改築してきた「sinbow」という素敵な呑み屋。

なにを隠そう、その場所が「木野下田んぼを愛する会」のおっさん方の秘密基地であり、「会議」と称して夜な夜な宴が繰り広げられる場所だったのです。

 

そこに招待されたぼくは、入るなりいきなりの歓迎ムードにやられました。

会長の青柳さんという材木屋さんにビールを注がれ、

「映画、すっごい面白かったよ」

「おれ、ファンになった!」

と言ってもらい。

隣の秋山さん(通称あにき)ってバスの運転手さんが

「木野下田んぼを舞台に映画を撮ってよ!」

と、いきなり参加したぼくをものすごく心よく迎えてくれました。

 

それから打ち合わせと称して、何度か木野下のおっさん達の輪に入れてもらいました。

 

一応、打ち合わせと称しての会議のはずなんですが、いつもぐだぐだ。

いきなり冷たいビールから始まり、焼酎、酎ハイ、ハイボール、そして最後は熱々の熱燗で40代、50代のおっさん達がべろべろに酔っぱらって、顔や全身にクオリティーの高い筋肉マンの落書きをしたり、されたり。

時にはよく分からん動画を撮ってそれを肴に呑んでは騒ぐ。

 

ほんと、はちゃめちゃ。毎回。

 

でも、なんでか、そんなはちゃめちゃなのに、最後はイロイロな企画を実現していく、よう分からん、「木野下田んぼを愛する会」のおっさん達。

その一端に触れていくうちになぜか惹かれていく愛すべきおっさん達

 

彼らに最初にあった時にいった何気なく発した言葉。

「木野下田んぼを舞台に映画を撮ってよ!」

 

そんなつもりはなかったのに、木野下のおっさん達と接していくうちに、この人達となら、面白い映画が撮れるかもしれない。

いや、おっさん達と木野下の田園地帯を映画にしたい!

そんな思いが沸々と湧き上がってきたのです。

 

ぼくは、いまだに、鳴かず飛ばずです。

そして、一度は飛ぶことを諦めた人間です。

 

でも、「おうめシネマ」に出会い、青梅の人々に出会い、てつさんに出会い、そして、

木野下田んぼを愛する会のおっさん達に出会いました。

 

この人達となら、また飛び立てるかもしれない。

このおっさん達を演じたい!

木野下を舞台に楽しい映画をつくりたい!

 

この木野下の田園風景の下、個性あふれるおっさん達がドタバタと駆け回る映画は観たくないですか?

絶対オモシロイものになる。

そして、それがもう一度挑戦しようっていう勇気をくれたおっさん達への恩返しにもなる。

 

日本中の人たちに、ぼくはこの木野下の風景とおっさん達のはちゃめちゃを観て欲しい!

心からそう思っています。

最後におっさん達からのメッセージを観てください!

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¥5,000

【とにかく応援コース】
完成した映画をみたい!って方向け
 
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  • 支援者17

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¥10,000

残り 115人

【エンドロール応援コース(小)】
完成した映画のエンドロールに名前を刻みたい方向け

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◆完成した映画の試写会への無料招待
 
◆完成した映画のエンドロールに名前が入ります(小)。
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  • 支援者35

  • お届け予定
    2024年3月

¥30,000

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【エキストラとして映画に出演できちゃう券】
完成した映画のエンドロールにキャストとして、名前を刻みたい方向け
 
エキストラとして、映画に参加できちゃいます!
 
◆支援者限定で参加できるLINEオープンチャットへ招待
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◆完成した映画の試写会への無料招待
 
◆撮影時にキャストとして参加していただけます。また、エンドロールにはキャストとしてお名前が載ります。
※役については脚本確定後、提案させていただきます。また撮影時期は撮影スケジュールにあわせていただき、候補日を提案させていただきます。
※メールにて連絡させていただきます。連絡がつくメールアドレスにてお申込みください。
※撮影日はやむをえず変更になることもございます。スケジュールが合わない場合は出演できないこともございます。ご了承ください。
 その場合は支援者として、エンドロール(中)でお名前を入れさせていただきます。

  • 支援者5

  • お届け予定
    2024年3月

¥30,000

残り 43人

【エンドロール応援コース(中)】
完成した映画のエンドロールに名前を刻みたい方向け
 
◆支援者限定で参加できるLINEオープンチャットへ招待
映画公開までの活動報告のレポートを、LINEオープンチャットで随時報告させていただきます。
 
◆完成した映画の試写会への無料招待
 
◆完成した映画のエンドロールに名前が入ります(中)。
※後日メールにてエンドロールに入れたい名称をお聞きします。連絡がつくメールアドレスにてお申込みください。

  • 支援者7

  • お届け予定
    2024年3月

¥50,000

残り 5人

【エンドロール応援コース(大)+映画上映権(1日分)】
完成した映画のエンドロールに名前を刻みたい方向け
 
◆支援者限定で参加できるLINEオープンチャットへ招待
映画公開までの活動報告のレポートを、LINEオープンチャットで随時報告させていただきます。
 
◆完成した映画の試写会への無料招待
 
◆完成した映画のエンドロールに名前が入ります(中)。
※後日メールにてエンドロールに入れたい名称をお聞きします。連絡がつくメールアドレスにてお申込みください。
 
◆映画上映権(1日分)
完成した映画を個人で上映できちゃう権1日分
(企画された上映会の1週間前にDVDまたはBlu-rayをお送りします。上映後返送ください)
※但し、映画完成後となりますので企画する際はその点をご注意ください。完成次第、連絡させていただきます。

  • 支援者5

  • お届け予定
    2024年3月

¥100,000

残り 9人

【エンドロール応援コース(特大)+映画上映権(2日分)】
完成した映画のエンドロールに名前を刻みたい方向け
 
◆支援者限定で参加できるLINEオープンチャットへ招待
映画公開までの活動報告のレポートを、LINEオープンチャットで随時報告させていただきます。
 
◆完成した映画の試写会への無料招待
 
◆完成した映画のエンドロールに名前が入ります(特大)。
※後日メールにてエンドロールに入れたい名称をお聞きします。連絡がつくメールアドレスにてお申込みください。
 
◆映画上映権(2日分)
完成した映画を個人で上映できちゃう権2日分
(企画された上映会の1週間前にDVDまたはBlu-rayをお送りします。上映後返送ください)
※但し、映画完成後となりますので企画する際はその点をご注意ください。完成次第、連絡させていただきます。

  • 支援者1

  • お届け予定
    2024年3月

¥1,000,000

残り 3人

【webCM制作します券】
企業様向け(個人でもOK)の映像(CM、お店紹介等)をつくります。オリジナリティ溢れた唯一無二の動画を制作します。
打ち合わせを行い、できる限り、ご要望に沿った映像をつくります!できる限り!
webや店頭などでご自由にお使い頂けます。(内容によっては、使用期限が発生します)
もちろん橋龍さんを出演させることもできます!
 
※1.打ち合わせ×2回程度(遠方の場合はオンラインにさせていただくこともございます)撮影×1日~3日、編集等×10日~20日程度の規模感でお考えください。
※2.演者などはこちらにお任せいただきます。出演したい!この人を出したいなどは要相談でできる限りお応えできるようにします!
※3.納品は、各種媒体に対応できます。
 
◆支援者限定で参加できるLINEオープンチャットへ招待
映画公開までの活動報告のレポートを、LINEオープンチャットで随時報告させていただきます。
 
◆完成した映画の試写会への無料招待
 
◆完成した映画のエンドロールに名前が入ります(特大)。
※後日メールにてエンドロールに入れたい名称をお聞きします。連絡がつくメールアドレスにてお申込みくださ

  • 支援者0

  • お届け予定
    2024年3月

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