メンタルヘルス

ものづくりでエコ不安症を解きほぐす、ファブスペースを作りたい!

再生プラスチックステーションpebbles 太田 風美

  • 支援総額

    ¥356,000

    目標金額 ¥300,000

    118.67%
  • 支援者数

    75

  • 残り

    0

ファーストゴール達成!

6月22日(木)、皆様のご支援のおかげでファーストゴールの30万円を達成いたしました。
ご支援いただいた皆さん、改めて本当にありがとうございます!!

残り期間は少ないですが、セカンドゴールは500,000円!
最後まで、どうぞよろしくお願いいたします。

代表・太田

自己紹介

こんにちは!東京都調布市で、まちの人から集めたプラごみを再生する「再生プラスチックステーション pebbles(ペブルス)」を運営している、太田風美と申します。「つかう・つくるを見直そう」をスローガンに、さまざまな生産と消費のあり方を考える活動をおこなっています。

 

はじめに

近年、日本で毎年のように報道される「10年に1度の猛暑日」や「10年に一度の大雨・洪水」、さらに海外で起こっている異常気象・山火事・大気汚染などのニュースによって、地球の未来に対する不安・無力感・罪悪感を抱いてしまうエコ不安症。誰に話せばいいのか分からない、不安のなか日々を過ごすのがつらい、そんな思いを抱えた人たちが集い不安を紐解くことができる場所をひらくこと。それが、本プロジェクトが目指すゴールです。

 

きっかけは自身のエコ不安症

実は私自身もエコ不安性、特に「ゴミを出すこと」に対する不安を抱えていました。

私は小さい頃から、文章を書くことや動画を作ること、DIYなど、ものづくりが何でも好きでした。ですが少しずつ大人になるにつれ、失敗したくない、“コスパ良く”過ごしたいと考えることが増えました。

自身の「コスパ依存症」を見つめ直すことをテーマに行った大学の卒業プロジェクト「COST」(https://fumiota97.tumblr.com/

そして、とある国会議員が「LGBTには生産性がない」と、生産性で人間を測る発言をした時を境に、ゴミを出すことが本当に怖くなってしまいました。「誰かの役に立つもの以外、作ってはいけないのではないか?」「後でどうせゴミになるのに」「試作品(ゴミ)を作ってしまうくらいなら、最初から何も作らない方がマシだ」と。そう思いだしたら、その不安はあっという間に地球規模に膨らんでいきました。

そして、エコ不安症を抱えた私がぶつかったさらなる問題の一つは「行き場がない」ことでした。例えば精神科の先生にこの不安を相談したとしても、地球環境の状況は変わらない。知人に話しても「気にしすぎなだけだよ」「意識高いね」と言われるだけで、本気で取り合ってもらえない。

私は、「この不安は一体どうしたものか…?」と頭を抱えていました。

「ものづくり」から不安を紐解くヒントが見えた

ゴミを出すのは怖い。それでもやっぱり、ものづくりがしたい。そう悩んでいた時、プラスチックゴミを再生してものづくりをするPrecious Plasticというオープンソースプロジェクトの存在を知り、そこでの知見をもとに再生プラスチックステーションpebblesを立ち上げました。

pebblesを始めてからは、まったく想像していなかった学びをたくさん得ることができました。そもそも使い捨てプラスチックを使わざるを得ない社会背景のことや、ゴミを資源としてものづくりをする仲間の存在、そして、意外にも再プラ製品はかなり可愛く作れるということ。

これらの学びを通して、私のなかのゴミに対するまなざしは少しずつポジティブなものへと変化してきました。

一度は「ゴミ問題」という不安に押しつぶされて、大好きなものづくりを諦めそうになりました。ですが、ゴミという概念を逆手にとったら、ものづくりは今まで以上に楽しくなりました。

もしかしたら、私の中で起きたこのポジティブな変化は、まだ見ぬ誰かの中でも起こり得るのかもしれない。その変化を起こす、きっかけの場所としてpebblesを広く開きたい。そう思ったことが、このプロジェクトの背景になっています。

ものづくりでエコ不安症を解きほぐす、ファブスペースを作りたい!

「ゴミという概念を逆手にとったら、ものづくりが今まで以上に楽しくなった!」
pebblesの運営を通して、私の中で起きたこのポジティブな変化を、エコ不安症で悩んでいるまだ見ぬ誰かにも届けたい。

だから私は「ものづくりでエコ不安症を解きほぐすファブスペース」を開きます。
世界中で起こっている問題や悲しい出来事をただニュースとして消費するのではなく、主体的に問題にアプローチし、「作り手」側に立ってみる。そうすることで、漠然としていた不安の要因・解決策がはっきり見えるようになり、問題に対して起こせるアクションがわかるようになる。そうなった時には、「漠然とした不安」はもうどこかに吹き飛んでしまうのです。

そして、このファブスペースでは利用者の皆様の作品を展示するスペース設置や、発表し合うイベントも行う予定です。他の人と自分が作り上げた作品を見せ合い、お互いに得た気づきを共有し合うことで、自分の中で大切なことや、さらなるアクションが見つかるかもしれません。

体験!プラごみリサイクル

また、このファブスペースでは、pebblesの設備を利用した再生プラスチックのものづくりを体験可能にします。プラスチック素材はご自宅で出たプラごみを持ち込んで使っても、pebblesで回収しているプラごみを使ってもOK。

実際に再プラ製品を作ってみることで、プラスチックの特徴や資源としての可能性を直に感じていただけるのではないかと思います。

その他にも、再生プラスチック板や持ち込みの木工板を切り出し加工することができるマシンや、オリジナルのアイロンプリントなどが作れるマシーンも完備。初期の設備はかなり少ないですが、将来的には調布市のものづくりにまつわる企業・店舗の方々(ミシン屋さんや金属加工屋さんなど)と連携し、さらにたくさんの種類の機材へアクセスできるようにする予定です。

あなたの支援が、スペースの利用チケットになります

このファブスペースは、年齢・性別・経済状況・家庭状況などに関わらず、環境問題や社会問題への不安を持つすべての人が、安心して集まることができる場所を目指しています。そのために、この場所の利用料に「Pay it Forward」形式を採択します。

「Pay it Forward」とは、親切な行為を受けた人が、その恩に報いるために、別の人に親切な行為を行うことを意味するフレーズです。受けた優しさを誰かに還すことで、大きな好意の連鎖を作り出すことを目的としています。

そのため、不安を抱えてこの場所を利用しに来た方は利用料を支払う必要がありません。

この場所の意義に賛同した方が事前に購入してくれた「チケット」を使うことができます。もし、ここを利用して不安が解消でき、前を向くことができたなら、今度は自分がその経験を他の誰かに贈る側にまわってあげてくださいね。

支援金用途内訳

チケット費用 :150,000円
設備費用:50,000円
広報・宣伝費 :25,000円
リターン制作費:25,000円
クラウドファンディングサポートプラン費用:50,000円
合計: 300,000円

《第1目標》250,000円  ※1人が過ごした場合、75日分のチケットになります
《第2目標》500,000円  ※1人が過ごした場合、200日分のチケットになります
《最終目標》700,000円  ※1人が過ごした場合、300日分のチケットになります

今回のクラウドファンディングで支援をいただいた資金は、1000円ごとに3時間、誰か1人がこの場所で時間を過ごすことができる「チケット」になります。
※チケット代としていただいた支援金はファブスペースの家賃・光熱費に使用させていただきます。

 

さいごに

私はエコ不安症を抱えるあなたの味方です

この社会で生きる私たちは今、地球温暖化や大気汚染、廃棄物問題など、山のように積まれたたくさんの社会問題に直面しています。それらを解決するためには何か行動を起こさなければなりませんが、「問題の山」そのものが、私たちの心を悩ませることもあります。

問題に真正面から向き合ったからこそ、傷ついてしまう心がある。私は、そんな心を持った人こそが社会を変えることができるのだと思います。

私たちが自分自身を労り、心の健康を守ることは、環境問題に対して何か行動を起こすことと同じくらい重要です。だから私はこの場所で、あなたが感じる不安や心配に寄り添い、共感し、一緒に考え、一緒に行動して、少しずつ前に進むお手伝いがしたいです。

 

この場所の意義に共感してくれた皆さまへ

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

私たちが「エコ不安」を感じてしまう根本の部分には「未来に希望を感じたい」という純粋で普遍的な願いがあります。きっと皆さまも、その願いを感じる気持ち、そしてその願いが叶わない時の悲しい気持ちを知っているのではないかと思います。

本プロジェクトで開く場所は、おそらく日本で初めての「エコ不安症」コミュニティの常設拠点となります。つまりここは、心の根本にある「未来に希望を感じたい」という願いが、「希望ある未来をこの手でつくっていきたい」という決意に変化する場所にもなり得るのです。ここでそんな決意を持った人が1人でも生まれたら、それほど素晴らしいことはないのではないでしょうか。

この場所をひらくためには、皆さまの応援が必要です。どうか、応援のほど、よろしくお願いいたします。

 

代表者プロフィール

太田 風美 おおた ふみ

1997年生まれ 東京都調布市出身
フルリモートワークの正社員として働きながら「再生プラスチックステーションpebbles」を運営する。
2017年に慶應義塾大学環境情報学部に入学し、コミュニケーション学や社会学、デザインを専攻。在学時代には自分自身が感じていた「コスパ依存症」について研究。インタビューとメディア作成を通して自身の価値観を見直し再構築する取り組みを行った。当時から感じていたものづくりへの情熱と「ゴミを出すことへの不安」が現在のプロジェクトに繋がっている。

【連絡先】

instagram – https://www.instagram.com/gmlpebbles/

オンラインストア – https://pebbles.base.ec/

住所 – 東京都調布市飛田給3-25-30

 

【これまでの活動】

リターンを選ぶ

¥3,000

【月刊マガジンコース】
*Pebblesの運営メンバーのことを応援したい!という方におすすめ*
 
◆お礼メールが届きます
◆pebblesメンバー書き下ろしの月刊メールマガジンが届きます
◆9月-来年2月までの【全6回】
◆内容
- Pebbles ファブスペースでのひとコマ
- 代表太田の〈メディア・社会・文化〉コラム
- スタッフタクミの受験生日記
- 環境問題・ごみ問題 最新注目トピック
- Pebblesメンバーのおすすめ作品紹介
 などなど!

  • 支援者13

  • お届け予定
    2023年9月

¥4,000

【チケットコース】
 
◆お礼メールが届きます
◆チケット4枚をPay it Forwardできます
◆あなたがPay it Forwardしたチケットとお揃いの、チケットの控えが届きます。郵便による配送を行うため、ご住所を登録いただく必要があります。

  • 支援者7

  • お届け予定
    2023年8月

¥6,000

【とにかく応援コース・DX】
 
◆リターンは要りません!という方向け
◆代表・太田からお礼の手紙が届きます。郵便による配送を行うため、ご住所を登録いただく必要があります。

  • 支援者6

  • お届け予定
    2023年8月

¥6,000

【ユニークチケットコース】
 
◆お礼メールが届きます
◆チケット6枚をPay it Forwardできます
◆あなたがPay it Forwardしたチケットとお揃いの、チケットの控えが届きます。郵便による配送を行うため、ご住所を登録いただく必要があります。
◆チケットにあなたのお名前とメッセージを入れることができます。特にこの悩みを持っている人に使ってほしいなどの希望を書いてもよし。あなたの経験から伝えられるアドバイスや、応援メッセージを書いてもよし。代表の太田が責任を持って、あなたのメッセージを利用者さんに伝えます。

  • 支援者4

  • お届け予定
    2023年8月

¥10,000

【メッセージプレートコース】
 
◆お礼メールが届きます
◆チケット10枚をPay it Forwardできます
◆あなたのお名前とメッセージを入れた再生プラスチックプレートを2つ作成。1つはスペースに掲示、もう1つはあなたのお家へお届けします。郵便による配送を行うため、ご住所を登録いただく必要があります。※メッセージは2つに同じものをお入れいたします。

  • 支援者11

  • お届け予定
    2023年9月

¥1,000

【とにかく応援コース】
 
◆リターンは要りません!という方向け
◆お礼メールが届きます

  • 支援者14

  • お届け予定
    2023年7月

¥2,000

【応援コース】
 
◆リターンは要りません!という方向け
◆お礼メールが届きます
◆チケット2枚をPay it Forwardできます

  • 支援者15

  • お届け予定
    2023年7月

¥15,000

【講演コース】
 
◆お礼メールが届きます
◆代表の太田がエコ不安症と環境問題・社会問題に対して起こせるアクションについて講演を行います。
◆オンライン・リアルでの講演に対応可能です。リアル講演の場合は、交通費・宿泊費等を別途いただきます。

  • 支援者5

  • お届け予定
    2023年7月

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