環境問題

エコ文化の再来!?使われなくなったモノを生まれ変わらせるアップサイクルを広めたい

アップサイクル協議会アオイチキュウヘ

  • 支援総額

    ¥521,500

    目標金額 ¥700,000

    74.50%
  • 支援者数

    125

  • 残り

    0

はじめに

みなさん、はじめまして。

「アオイチキュウヘ」の又吉友紀と申します。

広島県東広島市で子育て中の主婦3人でアップサイクル活動をしています。

 

最近よく耳にするようになったアップサイクルをご存知ですか?

リサイクルとは異なり、廃棄物の素材そのものを活かして、より価値の高いものに生まれ変わらせるということをアップサイクルといいます。

廃棄されるはずだった米袋やブルーシートを使って、軽くて丈夫なバッグ作りを始めた主婦がさらに廃材再利用の可能性を広げるために協議会を立ち上げました。

 

ー環境問題を考えるー

私たちが暮らしている自然豊かな地球。海や川で泳いだり、釣りをしたり。山でキャンプをしたり雪遊びを楽しんだり。自然は私たちにたくさんのことを教えてくれています。

 

私は海の側で生まれ育ちました。夏は毎日海で泳いで遊び、海だけではなく山で花の蜜を吸ったり、葉っぱで舟を作って遊んだり、野いちごを食べたり…。

綺麗な自然がいつも身近にありました。

 

しかし、大人になっていくにつれ、少し景色がかわってきていることに気づきました。

自然をよく見てみてください。海が、山が、地球が、まるで無限のゴミ箱のようになっていないでしょうか。ものを大量生産、大量廃棄するようになった今、それは地球に還っているでしょうか。

 

全て、私たちにかえってきています。

 

 

私たちはこの地球で生かされているのだということをもう一度見つめ直したい、少しでもゴミが出ない社会になるようにしたいと思い、小さなことから始めました。

 

こんな小さなことで何も変わらないかもしれないけど、何か変わるきっかけになるかもしれないと信じています。

 

 

プロジェクトの詳細

私たちは廃棄されるものを綺麗に洗って、手を加えて新たな命を吹き込む活動をしています。米袋やブルーシートの他にも、小麦粉袋や木材梱包材、消防ホースなどで作品を作っています。消防ホースは新品の状態でも10年経ったら必ず交換しなくてはいけないと法律で決まっています。水に強い特性を活かしてオリジナル傘袋を作りました。

 

大量に廃棄される消防ホース

 

撥水性を活かして傘袋に。

 

折りたたみ用もあります。

 

 

企業さんも私たち個人もお金を払ってゴミを処分しています。処分する前に廃材を再利用できないかと毎日いろんな情報を集め、何か作れないかと考えてみることがこれから大切になっていくと思っています。

市民のみなさんにもアップサイクルを広く知ってもらいたいと思っています。新商品を作るにあたり、実際に廃材を触って何が作れそうかアイデアを出し合う企画会を開催し、商品を作る際にお手伝いもお願いしたいと思っています。そうすることで、SDGsって具体的に何をしたらいいのかわからないという人や、子育て中でなかなか外に出られないという人でも楽しく社会活動に参加できるようにしていきたいと思っています。

 

私は子どもたちが小さい頃、毎日ほぼワンオペで、1日のうちで子どもとしか会話をしていなくて社会と切り離されたような気持ちでいた時間が長く続いていました。仕事や社会活動をしたくても、子どもに手がかかる時はなかなか難しく、一歩が踏み出せませんでした。

子連れでも社会活動ができる場や職場があれば…とよく考えていました。

私たちのアップサイクル協議会は、会員さんになっていただけたらアイデア座談会や商品企画会、商品製作のお手伝いに参加することができます。赤ちゃんがいるなら連れてきて参加していただいてもいいし、なかなか外に出るのが難しかったり製作に自信ないという方でもアイデアを出すことや新商品のモニターに参加することはできると思います。

子育てや趣味など、ご自身の経験を活かして、こんな商品があったらいいな、というお声を是非聞かせていただきたいと思っています。

 

たくさんの人を巻き込んで、楽しくアップサイクル活動を広めていくことが私たちの

目標です。

 

市民の皆さんとブルーシート作品の製作体験

実際に触ってもらい、汚れを落とすところからお手伝いしてもらいました。

 

軽くて丈夫なポーチが作れます。

 

 

支援の使い道

集まった支援金の使い道ですが、作業をする時に使う工業用ミシン(中古)や資材を購入させていただきます。また製作する場所の家賃にあてたいと思います。

あとは、ミシンを増やして生産量も増やし、お手伝いをしてくださった皆さんに謝礼(外注費として)をお支払いしたいと思っています。

また、ホームページ製作費やパンフレット印刷費にもあてさせていただきます。

 

工業用ミシン(中古)2台…15万円

ホームページ製作費…7万円

製作所家賃(年間)…20万円

パンフレット印刷代…3万円

謝礼(製作費)約一年分…20万円

材料費…5万円

 

 

さいごに

昔の人は、ものが貴重だったこともあり、ものを大切にして古くなっても何度も手直ししたり、工夫して別のものに作りかえたり、とにかくゴミの出ない生活をしていたようです。高度成長期を経て、たくさんのものが作られて私たちの暮らしは豊かになり、いろいろな選択肢も増え、とても便利になりました。

しかし、気づけばものの大量生産・大量廃棄が当たり前になってしまい、ちょっと服が破れたりものが壊れたりしたら、すぐに100円ショップで新しいものに買い替え、ものを大切にして最後の最後まで使い切るという意識、工夫して何か別のものに作り直すという意識はとても薄れてきているように感じます。しかし以前は私自身もそうでした。とにかく新しいものがほしくて、絶対に必要じゃなくてもものを買って、増やしては捨て、を繰り返していました。

特に今の時代に生まれた子たちは、ものを作り直す、使い切る、という意識がほぼないのではないのかもしれない。この子達が大人になった時に綺麗な地球を保っていられるのだろうか、と不安になってきました。

 

暮らしは一見豊かになったようだけど、環境に対する意識やものを大切にする心は豊かになったとは言えないかもしれない。時代に逆行するようですが、昔の暮らしや知恵を改めて学び直し、できることから少しずつ暮らしを退化させていくことも必要なのではないかと思っています。

 

私たちは廃棄されるもので製品を作っています。新品のものを作った方がいいでしょうと思われるかもしれないし、こんな小さなことをしても何も変わらないと思われるかもしれない。でも、私たちの活動を知ってもらって、作品を手に取ってもらって、少しでも何かを感じていただけたらと思います。一人では何にも変わらなくても、たくさんの人にものを大切にするという意識が出てきたら、少しずつそれが広まって大きなムーブメントになるのではないかと思っています。

 

1人の100歩より、100人が一歩を踏み出す方がきっと大きく揺れ動くはず。

1人よりもみんなで。

 

アップサイクル展示会の様子

米袋、土のう袋 + ブルーシートでウェディングドレスを作りました!

たくさんの方に「これがゴミだったの?」とお声をいただきました。

また第二回目を開催できたら、と思っています!

 

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【プロフィール】

東広島アップサイクル協議会 アオイチキュウヘ

代表  又吉友紀

副代表 吉田奈緒子(アップサイクル商品製作担当)

    高田亜矢子(アップサイクル食品開発担当)

左から又吉友紀、高田亜矢子、吉田奈緒子

 

【これまでの活動】

趣味でハンドメイド作品を作っていたが、ある時ハギレのゴミの多さに

気づき、もっと環境にやさしい活動をしたいと思い、廃棄される予定の米袋を使った

アップサイクル活動を始める。

新潟の主婦のみなさんが、新潟米をアピールするために米袋のバッグを作っていて、NPOを設立するまでになったというサクセスストーリーに感動し、手元にあった廃棄予定の米袋でバッグを試作してみる。地域の皆さんから米袋を譲ってもらいモニターになってもらい、少しずつ使ってもらう人を増やしていった。

コロナ禍になり、インスタグラムを通じて、同じくミシンで物作りや修繕の仕事をしている工房こどもノか(吉田奈緒子)と出会い、お互いの商品を交換して交流を深める。

環境についての講演を聞き、これからは新しいものを作るばかりではなく、なるべくゴミを減らす活動をしたいと思い、アップサイクル商品(主に米袋とブルーシート)を広めていく。

今後はフードロス問題にも注目し、廃棄食材を減らすために、アップサイクル食品も企画・製作していく予定です。

 

【活動経歴など】

2021年6月

東広島市立美術館にてアップサイクル展示会「アオイチキュウヘ」を開催し、2日間で約400人のお客様が来場。

 

2022年9月

JICAで小学生向けに米袋バッグ作りのワークショップを開催

2022年10月

近畿大学工学部にて株式会社日興ホーム様と共同でアップサイクルについての講義

2022年11月より

東広島市立入野小学校でSDGs特別授業を三回担当。児童の皆さんがアップサイクル商品を

作り、バザーで販売するまでのお手伝いをする。

2023年2月

無印良品アルパーク広島店にて廃棄される消防ホースを使ったワークショップを開催。

 

2022年11月1日に主婦3人で東広島アップサイクル協議会アオイチキュウヘを設立

東広島市を中心にイベント出店しながらアップサイクルの楽しさや物作りの楽しさを伝えています。

市民の皆さんとともに、環境について考える団体にしていけたらと願い、日々勉強中です。

 

【活動報告】

更新予定です       

リターンを選ぶ

¥5,000

残り 19人

【消防ホースの傘袋】
 
廃棄される予定の消防ホースで作った傘袋、その名も「レインボーホースバッグ」です。
丈夫さと撥水性と活かした破れない傘袋。ぜひ使ってみてください。
消防ホースのデザインは青、緑系と赤、オレンジ系があります。ご希望の色がありましたらコメントに書いていただけると助かります。

  • 支援者1

  • お届け予定
    2023年9月

¥1,000

残り 81人

【とにかく応援コース】
 
私たちの活動を応援してくださるという方はお願いします。お礼のメールを送らせていただきます。

  • 支援者19

  • お届け予定
    2023年7月

¥1,500

残り 95人

アオイチキュウヘ オリジナルステッカー
5cm×5cm お礼のお手紙

  • 支援者5

  • お届け予定
    2023年7月

¥3,000

残り 26人

【消防ホースのアップサイクルコインカードケース】
 
廃棄されるはずだった消防ホースで作ったコインカードケースです。赤系のお色になります。内側は緑系です。
リターン品は赤系のうちの一つです。

  • 支援者24

  • お届け予定
    2023年7月

¥3,000

残り 13人

【消防ホースのアップサイクルコインカードケース】
 
廃棄されるはずだった消防ホースで作ったコインカードケースです。青系のお色になります。内側は緑系です。
リターン品は青系のうちの一つです。

  • 支援者37

  • お届け予定
    2023年7月

¥6,000

残り 26人

【麦芽袋のスマホポーチ】
クラフトビールの原料の麦芽が入っていた袋で作ったスマホショルダーです。
 
デザインは黒基調か白基調または白黒混同となります。(希望がありましたら黒基調、白基調など連絡ください)

  • 支援者4

  • お届け予定
    2023年8月

¥10,000

残り 0人

【麦芽袋のアップサイクルトートバッグ】
クラフトビールの原料の麦芽が入っていた袋で作ったトートバッグです。内側は帆布を使っています。
 
帆布のカラーはこちらで決めさせていただきます。A4ファイルがすっぽり入るサイズです。

  • 支援者20

  • お届け予定
    2023年9月

¥4,000

残り 27人

【麦芽袋のファスナーポーチ】
クラフトビールの原料の麦芽が入っていた袋で作ったポーチです。
デザインは黒系、白系があります。(ご希望がありましたら黒、白基調とご連絡ください)

  • 支援者3

  • お届け予定
    2023年9月

¥3,000

残り 0人

【ブルーシートトートバッグ】
 
住宅会社さんで廃棄されていたブルーシートから作ったトートバッグです。

  • 支援者2

  • お届け予定
    2023年9月

¥6,000

残り 15人

【ペーパーラップトートバッグ】
                        輸入木材を包んでいた梱包材から作ったトートバッグです。同じ柄が他にはないデザインになっています。
サイズ:縦22×横29×マチ12

  • 支援者5

  • お届け予定
    2023年9月

¥5,000

残り 18人

【ペーパーラップサコッシュ】
 
輸入木材を包んでいた梱包材から作ったサコッシュです。同じ柄が他にはないデザインになっています。
サイズ:縦19×横17

  • 支援者2

  • お届け予定
    2023年9月

¥6,000

残り 20人

【ピザ柄小麦粉袋バッグ】
 
道の駅よがんす白竜さんで使われている小麦粉袋を再利用した軽くて丈夫なバッグです。
A4サイズの書類がすっぽり入ります。

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年9月

¥10,000

【とにかく応援コース】
 
私たちの活動を応援してくださるという方はお願いします。お礼のメールを送らせていただきます。

  • 支援者2

  • お届け予定
    2023年7月

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