はじめに

私たちは渋谷区を拠点にで子育て支援を行っているNPO法人です。

子育て支援という言葉がようやく浸透してきましたが、その中身は意外にも専門性に欠ける部分が多くあります。

行政主導の日本版ネウボラという取り組みによる産前産後の包括的支援がありますが、実際の支援内容を整理していくとその中身は医療、福祉、教育と分断されており、実際は切れ目のない支援とは言えません。

ベネッセ教育総合研究所の産後の母親を対象とした調査の中で「もっと充実させてほしいサポート」という項目では「配偶者や親への育児指導をしてほしい」との回答が3割を超えています。

これは日本の支援が医療的支援に偏っていることを表し、医療と福祉と教育が連携できていないことを表しています。

核家族もあり、育児で孤立化が進む母親を中心にSNSでは「子育て罰」という言葉で社会問題化しています。

乳幼児教育を早期教育と揶揄する人も多くいましたが、英語を始めとした知育という言葉に代わって現場レベルでは教育が求められています。

支援が必要な理由

代表理事である宮武氏はこのフィールホームを立ち上げる前まで保育・教育現場で10年のキャリアを積んできました。今でこそ「子どもファースト」という言葉で都政や国政が尽力していますが、子育ては誰のもの？と疑問を持ってきました。

それからというものの、生活的困窮者に対する経済的支援、食糧支援、学習支援といろいろな現場を見てきましたが、よく見てみるとそれは大人都合のものではないのかと感じるようになりました。

子育てには親の責任は付き纏いますが、親の所有物ではありません。ましてや国や先生のものでもありません。

子どもたちが将来生きていくには何が必要か。いろいろな保育、教育施設で掲げられている、生きていく力とは何なのか。

私たちは「学び」であるという答えに辿り着きました。

2022年のOECD（経済協力開発機構）に加盟している国ではPISA調査という形で満１５歳児を対象に読解リテラシー、数学的リテラシー、科学的リテラシーの３つの分野で学習到達度を調査しています。

我々の住む日本もこのOECDに加盟しているのですが、2000年をピークに徐々に順位を落としています。（図参照）

再び日本が順位を上げていく為には幼児期からの学習指導が必要であると幼児・小学生教育の第一人者である弊会理事 石川幸夫先生と共に結論付けました。

唯一無二の石川メソッド

そこで我々は渋谷区富ヶ谷の地域に、石川先生の40年以上にわたり、開発を続けてきたメソッドで「キッズスクールアップル富ヶ谷」という幼児・小学生を対象とした学習塾を開設。今年で3年を迎え、開設当初に入塾した生徒は小学2年生となり、平均偏差値は65を超えています。

我々の目的は単にビジネスをすることではなく、事業を通して日本の教育を底上げしていく事です。

まずは私たちの得意分野である幼児期の教育に取り組み、この考えを広めていく為にも皆様のご支援が必要です！

プロジェクトの詳細

私たちの教室で指導を受けている生徒にも就学前検診と学校の先生との面談が行われたのですが、特別学級を勧められました。その保護者と何度も面談や相談を重ねて下した決断は入学までの間、必死の思いで私たちの教室に通い、幼稚園生活で生まれてしまった能力差を縮めることでした。

昨年普通学級での進学を選択し、その約一年後の今の成績表を見せていただくと、その子どもはクラストップの成績を残していたのです。

このことから生じてしまった学力差を縮めていくには40年以上の指導研究実績に裏打ちされた石川幸夫先生が受け継いできたメソッドとそれに即して開発された教材と教具、それを子どもの前で表現する先生の指導力があっての結果です。

▼実際にカリキュラムで使用する教材の例

クラウドファンディングを実行する背景

私たちの考えるオリジナル教育プログラムとはこれらを全てを集約したプログラム作りを構想しており、必ず連動していなければなりません。

他の団体が実施している支援内容はどれも子どもの人生における１シーンであるとの分析から私たちが考え得る総合的な包括的支援を実行していくには教育面だけでなく医療面、福祉面も必要ですが、まずは私たちの強みである教育面での構築が急務と考え、資金調達と社会全体で取り組むべき問題として認知させていく為にクラウドファンディングを活用していきたいと考えています。

私たちが目指す社会の実現の為に

2019年にNPO法人フィールホームを設立し、専門家集団として

• 認可外保育施設「クレッシュ富ヶ谷」の開設
• 幼児教室・学習塾「キッズスクールアップル富ヶ谷」の開設
• 子育て支援イベントの企画・運営
• 先生向け・親子向けの研修理論の確立

を行ってきました。

これからはこれらのノウハウを広げる事で、私たちの実現したい子どもまんなか社会を実現することができます。

これには私たちの力だけでは実現に遠く及びません。ここからは皆様の力と共に前進していかなければならないフェーズに入りました。

応援していただくにあたり、なぜ私たちの理論が唯一無二なのか。なぜ私たちにしかできない事なのか。

最後までお読み頂いた上でご支援いただけると幸いです。

もう一度、教育世界一の日本を取り戻すべく、一緒に活動していきませんか？

支援の使い道

さいごに

私たちの活動目的は社会全体で子どもたちを育てられる環境作りです。

様々な団体が子どもたちの居場所作りや学習支援という形で関わっていますが、私たちが今回取り組む内容は質を重視しています。

他の団体が行っている無料塾というのは質が担保されておらず、宿題の面倒を見るという形で運営が行われているところがほとんどで、その指導者はプロではありません。学生ボランティアや契約社員、アルバイトが子どもの大事な時期の学習指導をしており、塾としてではなく学童保育の意味が強いという課題があります。

私たちの取り組んでいる子どもたちの学習支援事業として「キッズスクールアップル富ヶ谷」という幼児教室、学習塾を運営しているのですが、ここに通っているお子様は学校の定期テストでは軒並み満点をとってきています。

それは40年以上の指導実績から構築された学習理論と専用教材を軸にした石川メソッドだからなし得ることなんです。

加えて、指導する先生は子どものプロである現場経験を積んだ保育士が指導を行っています。

大手進学塾などが受験に特化しているのは、入塾する前から能力の高い子どもを選別し、合格実績を出しています。

私たちの取り組んでいる学習支援は”できない子はできる子に”。”できる子はもっとできる子に”。をモットーとしており、個別ではなく少人数制という形を採用しています。

義務教育が始まる小学生からの基礎教育では遅いのです。幼児期にどれだけ基礎教育を提供できるかでその後の人生に影響を及ぼすことも有識者の間では研究結果が出ています。

ではなぜ今になって幼児期の教育が必要なのかというと、現在の社会の在り方が子どもの問題という形で皺寄せがきているのです。

少子化問題に始まり、核家族化、貧困による学力格差、生活困窮世帯の子どもは更なる貧困を招いている。この事は我々の意見ではなく、様々なところで叫ばれています。

でも、私たちの取り組みでは少子化は解決できませんし、生活困窮世帯に給付をして裕福にしてあげることはできません。

ですが、学力格差を解消することはできます！

４歳から通塾しているお子様で小学校入学前の検診で学校から提案されたのは特別支援学級への進学でした。私たちはその子の可能性を信じて、保護者の方から相談を受けた時に断固反対しました。それから２年、その子はクラスでトップの成績を残すようになりました。

まずは学力格差を私たちと一緒に解消して、子どもたちの未来を創造していきませんか？

プロフィール

【代表理事　宮武　直也】

幼稚園、保育園、ベビーシッターと現場を11年経験。

フリーランス保育士として活動しながらNPO法人フィールホームを設立。

一般財団法人キッズファーストの事務局長に就任。

現在ではキッズスクールアップル富ヶ谷の講師として現場にも立ち、母校で非常勤講師として保育士を目指す学生に授業をしたり、先生向け、親子向け研修の講師としても活動している。

【略歴】

活動の様子がわかるリンク集はこちら

https://lit.link/npofeelhome

【理事　石川　幸夫】

唯一無二の総合分析法を用いた石川メソッドを構築した石川先生の教育に対する研究・実践は４０年以上のキャリアを誇り、今ではの民間塾の創設者と共に築いてきた実績がある。

石川教育研究所公式HPはこちら

http://www.ishikawa-kyouiku.co.jp/index.html

毎日更新♪ 「衣食住育学　石川幸夫のブログ」

https://ameblo.jp/apple-ameba520327/entrylist.html

【理事　田中　二郎】

お笑い芸人/SMA所属、コンビ名“ツインクル”1999年デビュー。

2011年、東北大震災の日に長女が生まれ子育てに目覚めベビーシッター資格をとり、今までにのべ1000人以上子どもたちをサポート。ベビーシッター芸人としても活躍中！
「チャイルドコーチングアドバイザー」「こども成育インストラクター」「脳育ベビーマッサージセラピスト」等の資格保持も活かし、SOP（ソニーお笑いパパ部）を立ち上げ、子ども達や保護者に向けたお笑い支援活動に積極的に取り組んでいる。

公式インスタグラムはこちら

https://www.instagram.com/policejiro/

公式ツイッターはこちら

https://twitter.com/twinkle260?lang=ja

これまでの活動

公式HPはこちら

https://feel-home.or.jp

応援者の声

活動報告