はじめに〜このプロジェクトで実現したいこと〜

こんにちは！

特定非営利活動法人（NPO法人）FUNRISEの理事の守屋春輝です。

私たちは埼玉県久喜市などで無料塾、オルタナティブスクール（フリースクール）を運営しています。

2019年の前身団体立ち上げ以来、法人（団体）会員と各事業に関わるボランティアさんとともにたくさんの子どもたち、ご家庭に関わって参りました。

今回のプロジェクトで実現したいことはこちら！

なんでフリースクールにPC？と思われるかもしれません…。子どもたちもPCを手に入れて遊ぶことだけを考えているわけではありません。

これから今回のプロジェクトに向けた私たちと生徒さんの思いをお伝えできればと思います。

ですが、そもそもNPO法人FUNRISEって？？オルタナティブスクールアクトラボって？？

NPO法人FUNRISEって？

NPO法人FUNRISEの主要事業をご紹介します。

・無料塾「久喜つばめ学習会」

埼玉県久喜市、白岡市の公共施設で2019年より無料塾「久喜つばめ学習会」を行なっています。3教室で延べ40名近くの生徒さんが学習しており、約20名のボランティア講師の方が学習を支えています。

2023年2月には毎日新聞、4月には日本教育新聞に掲載いただきました。

・オルタナティブスクール・コワーキングスペース「アクトラボ」

今年4月に開設したオルタナティブスクール（フリースクール）アクトラボは学校に代わる第3の教育の場として、子どもたちの学びの場、居場所となることを目指しています。

2023年6月現在、3名の生徒さんが通っています。子どもたちの活動を支えるのは大学生、社会人のボランティアさんです。

アクトラボにはコワーキングスペースを併設しており、地域の方々の活動の場でもあります。

オルタナティブスクールアクトラボって？？

私たちFUNRISEは、学校外で教育を受ける権利を保障し、子どもたちが自分の好きな学びを好きなように学ぶことができるようにするために、オルタナティブスクール（フリースクール）を設立することを目指し2020年より本格的に活動を開始しました。

そして、2023年4月11日（火）埼玉県久喜市本町５丁目（久喜中学校近く）にオルタナティブスクールアクトラボがオープンしました！

アクトラボの特徴（強み）は次の3点です！

① 全国から集まった教育のスペシャリストの知恵と経験をもとに設立された。

FUNRISEには”子どもたち一人ひとりに合った教育”を実現したいという教育者が全国各地から集まっています。

その中には「フィンランドで教育実習をした小学校教員」、「”コーチング”が専門の大学教員」、「家庭教師経験豊富な中学校学習支援員」、「スクールソーシャルワーカー」など…。学校に代表される公教育、塾に代表される私教育、双方の良さを取り入れた学びの場・居場所を目指します。

② 「ルーブリック」によって子どもたちの現状、成長を客観的に評価。

”ルーブリック”とは「行なった学習の到達度を測るために評価基準を表にしたもの」です。

子どもたちには「アクトラボ」でただ時間を過ごすのではなく、さまざま活動をして、自らの成長に気づいてほしいと思っています。そのための基準がルーブリックになると考えます。

FUNRISEのルーブリックは学習指導要領など公的な資料を参考にしているので、所属校での出席認定もいただけるはずです…

③ 福祉専門職が常駐し、子どもの心理的安全のために相談支援も行う。

子どもと施設で関わるのは、教員免許や社会福祉士などの資格を保有しているスタッフをはじめ、教育、子ども、保育、福祉に関心を持っている方々です。教育と福祉のスペシャリストが子どもたち、家庭に関わる問題に寄り添います。また、行政や学校とも連携し、問題解決に向けたネットワークづくりを主導します。

子どもたちに聞いてみました！！アクトラボってどんなところ？？

プロジェクトを行う理由

2023年4月11日（火）埼玉県久喜市本町５丁目（久喜中学校近く）にオルタナティブスクール（フリースクール）アクトラボがオープンしました！

オープン時から早速生徒さんに来ていただき、2023年7月現在で小中学生3名が主体的に学んでいます。

今回のプロジェクトの始まりはアクトラボの生徒さんの声でした。オープンから2週間も経たないある日、生徒さんから

「アクトラボにゲーミングPCがほしい。PCを使ってアクトラボにいる子や遠くてアクトラボに来れない子たちと交流したい」

と言われました。

アクトラボに通う子どもたちは普段学校には通っていません。学校生活のように多数の人（同年代、異年代）と関わる機会はなかなかありません。しかし、生徒さんはみんなで一緒に学習をしたり、遊んだりしたいのです。関わりを求めています。

実際にみんなでゲームをすると子どもたちのすごく楽しそうな姿を見ることができます。学年は様々ですが、年長の子はみんなを引っ張るお兄さんになり、年少の子も自分のできることを生かして活動に参加します。ご家庭でもアクトラボのことを保護者の方にたくさんお話ししているそうです。

リアル世界、ネット世界それぞれで様々な人たちと出会うことのできる今、PCをアクトラボに置くことができたならば、生徒さんは学校に通っている子どもたちよりも多様な人脈を築くことができるかもしれません。

しかしながら、NPO法人FUNRISE、オルタナティブスクールアクトラボはご家庭の負担なく学習支援や居場所支援を受けてもらいたいということでできる限り料金を抑えています。そんな中、FUNRISEの財政状況では新品のPCを買うことなど正直夢のようです…。

そんなとき、アクトラボにPCを導入することをアクトラボの1つの学習として展開していくことを子どもたちに提案しました。

つまり、“どうすればPCを手に入れられるか自分たちで考えて行動しよう！”というプロジェクト学習の始まりです！

子どもたちもやる気です。週1回「クラウドファンディングプロジェクトの作戦会議」を開き、みんなで考えました。

例えば、

・「ゲーミングPCをアクトラボに置いて何をしたいのか、何ができるのか」をブレインストーミング

※ブレインストーミングのため実際に実現できるかは今後検討してまいります。

・リターンの品物を考える　※ステッカーの一部デザインを生徒さんが担当。TシャツはFUNRISEメンバーがデザインしたものを生徒さんが一部選定。

8/19更新！

生徒さんデザインのステッカーの画像公開！！

・サムネイルの選定　※FUNRISEメンバーが作成したサムネイル候補から生徒さんの意見も参考に決定しました！

↓今回のトップ画像です！

などです。

ゲーミングPCによって、子どもたちの活動の幅、人脈を大きく広がると確信しています。今後加わるアクトラボの生徒さんのためにも皆様からのご支援をお待ちしております！

資金の使い道

★ 1st Goal　200,000円！

・ゲーミングPC：約13万円

・周辺機器：約2万円

・返礼品手配に係る費用など諸経費（リターン購入費・送料など）

★ 2nd Goal　400,000円！

・PCを生かした活動のための機器購入（例：3Dプリンター）：約5万円

・オルタナティブスクールを継続して運営していくための資金：約15万円
約15万円で今年度後半パート職員さんを1人雇用することができます。

※応援メッセージは都合により掲載できなくなってしまいました。申し訳ありませんでした。

最後に

アクトラボの生徒さんはみんな好奇心旺盛です！私たちスタッフも生徒さんの一挙手一投足をとても楽しく、頼もしく見守っています。

今回のクラウドファンディングプロジェクトは子どもたちにとって初めての経験であり、すごく大きなチャレンジであると思います。

生徒さんからは常々「クラウドファンディングは？」と声が上がりますし、クラウドファンディング作戦会議の時も様々なアイデアが飛び出します。

「アクトラボにゲーミングPCがほしい。PCを使ってアクトラボにいる子や遠くてアクトラボに来れない子たちと交流したい」

という生徒さんの思いを実現させてあげたい。子どもたちの可能性をフリースクールが伸ばせるということをこの文章を最後まで読んでくださった皆さんと共に社会に示していきたいと思っています。

皆様からのご支援をお待ちしております！！