途上国の貧困

〈また元気な姿で話せるように!〉フィリピンの貧困層の女性の手術費用を援助してください!

阪本 林太郎

  • 支援総額

    ¥34,000

    目標金額 ¥400,000

    8.50%
  • 支援者数

    8

  • 残り

    0

はじめに

フィリピンの田舎の島で暮らす貧困層の女性の手術を一緒に支援してください!

2019年に私は、フィリピンでのフィールドワークに参加しました。その際にお世話になったティントンさんの姉であるミレットさんが大きな病気に罹り、手術が必要になりました。

手術費用は高額で、彼ら彼女らだけでそれを準備するのは困難なため、私も支援を申し出ました。ですが、その費用は日本人の私にとっても高額です。また私一人で支援するよりも広く協力を募った方が途上国の貧困問題に関心を持つ人の輪も大きくなると考えて、クラウドファンディングで寄付を募らせていただくことにしました。

支援が必要な理由

2019年、私は職場の友人が企画したフィリピンでのフィールドワークに参加しました。彼のつてで首都マニラの貧困世帯や、ルソン島の南西にあるアラバット島を訪れました。ティントンさんきょうだいはその島のペレーズという地域で両親と妹の子どもたちとの3世代で暮らしています。アラバット島ではその家に泊めてもらい、ご飯もごちそうになりました。ティントンさんは(フィリピン人の典型的なイメージとは異なり)シャイな方ですが、ご自身の話を聞かせてもらったり、島を案内してもらったり、綺麗なビーチで遊んだりして一緒に楽しく過ごしました。

日本に帰国してからも、私はティントンさんの病気の治療費を援助したりと関わり続けてきました。彼とMessengerで連絡を取り合っているなか、5月末に姉のミレットさんの病気のことを聞きました。冒頭の画像のように下腹が大きく膨らみ、病院で検査を受けたところ手術が必要と診断されたそうです。

身体の変化が起きてしばらくは検査に行くお金もなかったそうです。5月末にまとまったお金が手に入りようやく検査をした結果、子宮に腫瘤ができているのが見つかりました。ティントンさんもこの7月まで脳にできた腫瘤を治療していたのですが、遺伝的にそういう病気に罹りやすいそうです。手術をしなければ腫瘤だけは大きくなり、身体はどんどん痩せていってしまうので、いち早く手術を受けることが必要です。

手術費用は約18万ペソ(約46万円)です。しかし、かれら家族はPhilhealthというフィリピンの健康保険に貧困のために加入できず、巨額の手術費用を全額自己負担しないといけません。

もちろん自分たちでもお金の工面を試みてはいますが、ティントンさんとミレットさんは病気のために働けず、家族の収入では日々の生活に精一杯で、周囲やいくつかのチャリティ団体への支援依頼もしているものの今回必要な額にはとても届きません。家を売ろうとしていると聞いたときは、そんなことをすればスラムでの生活など更に貧困な状態に陥ってしまうだろうと焦りました(幸か不幸か買い手は付かなかったそうですが……)。

自分たちだけではこの困難に対処しきれないだろうと思い、私もこの手術を援助することを申し出ました。それでも46万円という負担はやはり大きく、知人友人に助けを求めました。アドバイスをいただくなかで、私一人で支援するよりも広く寄付を募った方が途上国の貧困問題について知ってもらうきっかけにもなるかもしれないと思い、クラウドファンディングで協力を呼び掛けることにさせていただきました。

 

支援の使い道

皆さんからいただいた支援は、ミレットさんの手術費用と、実行者・阪本が現地を訪問する航空券代の一部に充てさせていただきます。今回必要な資金は手術代、入院中の食事代、入院費をあわせて約18万ペソ(約46万円)になります。実行者がSNSで個人的に呼びかけていた寄付で一部の負担はさせていただけたので、合計40万円をこのクラウドファンディングの目標として定めました。

使い道はこのようになります。

手術費用に九割:36万円
※実行者の渡航費用に一割:4万円
合計:40万円

このクラウドファンディングが目標額に達しなかった場合の不足分は私が個人で負担します。支援を途中で放棄することは決していたしません。また、目標額を超えて支援をいただけた場合、超過分は手術後の検査や薬代として使わせていただきます。

※20万円以上の支援をいただけた場合に限り、全体の一割を実行者がMさん、Tさん家族を訪問する費用に充てさせていただきます。より丁寧な支援とご報告をさせていただくために役立てさせてください!

 

さいごに

ASEAN諸国は成長著しいといわれ、たしかに経済成長率を比較すれば日本の年1%程度に対して、フィリピンは7%前後と高い数値を記録しています。しかしまだまだフィリピンの人々は日本人と比べてかなり貧しい水準で暮らしています。コロナ禍の2020年の統計では54.5%の人々が低所得層に分類され、家族5人で月24,164ペソ(約6.2万円)未満で生活しているという結果が出ています。

ミレットさんたちも大家族で貧しい暮らしをしており、今回のような緊急事態に自分たちだけで対応するのは困難です。ぜひ温かいご協力をよろしくお願いいたします。

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【プロフィール】

阪本林太郎

1995年生まれ。京都市在住

普段は障害のある方の介助の仕事をしています。2019年夏、同じ介助者の友人が企画したフィリピンでのフィールドワークに参加。そのときのメンバーで立ち上げた「ポスポーロ–南北問題から考える会–」の一員として、細々と南北問題について考えたり、フィリピンの貧困層の家庭への教育費の支援等をしています。

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