不登校は日本の宝

【不登校はチャンス】ホームスクールから世界に羽ばたく子ども達を応援したい

古井 伊智郎 国際ホームスクール推進協議会代表理事

  • 支援総額

    ¥51,000

    目標金額 ¥500,000

    10.20%
  • 支援者数

    14

  • 残り

    0

更新日7/28

はじめに

学校を選択しなくなった途端に「不登校」のレッテル貼りが始まります。自分の方法で子ども達は夢や希望を実現したいだけなのです。

涙を流すのは、自分の未来を拓くための苦しさや嬉しさだけで良いはずです。

私はそんな子ども達を全力で応援するためにこのクラウドファンディングを始めました。

そして、賛同してくれた方々に改めてお礼を申し上げます。

夢は自分でつかむ

紆余屈折しながらも、自分の夢を諦めずに実現した教え子の一人からのメッセージをご視聴ください。

【不登校を乗り越えて:YouTube動画】

不登校であっても、自分の人生は自分が決めると決心さえすれば、どのような学習スタイルでも夢は実現します。

なぜホームスクール?

決まった時間に登校するのは器質的に難しい子ども達が多くいます。それを咎めて生活習慣を改めようとしなくても、子ども達は自身の人生を自覚しています。

約3年前コロナ禍で多くの学校が閉鎖となり、遠隔授業を強いられました。私の勤めていた不登校専門の学校も例外ではありませんでした。登校への配慮はしてあるとは言え、普段の登校率はせいぜい30%から50%です。しかし、遠隔授業で出席を取ると80%から100%近くになりました。そして、定期試験の結果も以前と大差ありませんでした。学校という枠に縛られたくない子どもたちの正直な姿が不登校ではないでしょうか。

子ども達に必要なのは、人生の目的とそれに気づかせてくれる助言者です。私の約10年間の教員生活で得られた結論です。子ども達を信じて適切な教材と目的さえ用意すれば、自分のペースで結果を出せるのです。

ホームスクールを定義?

ホームスクールと言ってもご家庭によって様々です。高額な家庭教師を雇って学校教育よりも高度な教育をしていたり、ほとんど子ども任せであったり、その教育水準も一定していません。しかも、進路指導など将来への取り組みも不足がちです。

そこで、学校を離れても誰もが安心してホームスクールを選択できる基準を作る必要があります。集団生活になじめずに悩んでいる子ども達にも、学習の権利を保障したいと思っています。

協議会の必要性

たくさんの人々が不登校問題に取り組んでいます。独自の教育方法や教材そして理念の基に素晴らしい教育環境が提供されています。

しかし、保護者や子ども達からすれば、どれを選んでいいのか、どのような学習指導を受けられるのかなどの情報が不足しています。また、適切な学習水準であるのかも見当が付きません。さらに、高校や大学への進学そして留学など大きな夢を実現するための進路指導も不足しています。

そこで、海外のホームスクールを参考にして日本の実情に合ったホームスクールの定義をします。そして、学習方法や進路指導方法などが多くの人々の知恵によって素晴らしい水準に高まります。

公立学校と私立学校が保護者の希望や子どもの適性に合わせて自由に選択できるように、ホームスクールが学校を離れた時に安心して選択できる学習の場となるようにしていきたいと思っています。

自己紹介

  •  

目指す教育

【教育方針(YouTube動画)】

再定義された基準のあるホームスクールで

  • 子ども達は未来を信じ、自ら学び自らの夢を実現させる起学家(きがくか)となります。

  • 学習の場として高品質の教育が保証されます。

  • スペシャリストが子ども達の夢と希望を大切にし、適性を考慮しながら進路の助言をします。

起学家とは

コロナ禍以降、世の中に必要な仕事を自ら創り出す起業家が求められる社会へと変化しつつあります。

起業家になるためには、必要な勉強を自ら見つけ出すマインド(心意気)が求められます。

自らの未来のために勉強を選択する子どもが起学家(きがくか)です

ホームスクール

再定義されたホームスクールは

  • 目的・目標志向の教育方法です。

  • 趣味や指向、適性、興味、夢などあらゆる可能性が考慮されます。

  • 理想に向かって、必要な科目や学科を選んで自ら勉強する学習の場です。

  • 友達と遊ぶ時間、家族と過ごす時間、旅行・留学、ボランティア、地域活動、職業体験などあらゆるアクティビティーで人間力を高めます。

スペシャリスト

【教育支援(YouTube動画)】

ホームスクールスペシャリストは

  • 高等学校・大学受験、留学のための国家資格受験を支援します。

  • 人間力を高めるアクティビティープランの作成とスケジュール調整を助言します。

  • 常に子供たちに寄り添って将来の夢を発見する手助けをします。

  • 高校や大学への進学そして留学までサポートする伴走者であり、アドバイザーです。

  • ある一日

ホームスクールスペシャリストと一緒に

  1. 勉強の振り返りと改善をします。

  2. 学習スケジュールの発展・改善をします。

  3. 人間力を高めるためのアクティビティーをします。

  4. 必要な教材とその活用方法を考えます。

  5. 教育ツールとしてのChatGPTの活用方法を改善・開発していきます。

協議会の使命

  1. ホームスクールの活用方法と基準を提案します。

  2. ホームスクールスペシャリストを養成・認定します。

  3. 諸外国を調査研究し、ホームスクールの改善点を提言します。

協議会の役割

【希望への道(YouTube動画)】
  • ランゲージ・エクスチェンジの導入

日本語と外国語を教えあうことで、コミュニケーションスキルが磨かれます。

子ども達は外国語に関心が湧き、教えることによって自尊心が向上します。

  • 子ども達や保護者の方々の心のケア

専門家がホームスクールへの不安を取り除きます。

心の準備ができるまで学習プランは立てません。

  • 子ども達に寄り添ったプランの提案

ホームスクールの利点を100%活用します。

学習プランを一緒に準備していきます。

  • 進学と留学のスペシャリストの養成

中学校卒業程度認定試験、高等学校卒業程度認定試験受験を支援します。

高等学校・大学進学、留学をサポートします。

支援の使い道

【支援金50万円使途内訳】

  • 第1回協議会開催費用: 20万円
  • 広告・宣伝費用: 10万円
  • 事前調査費用: 10万円
  • 協議会運営予備費: 5万円
  • いっしょプラン手数料: 5万円
  • 第1回会議で推進協議会の組織や役割を決定します。

セカンドゴール

教育は息の長い事業です。人の成長はゆっくりで、その歩みは止められません。次のゴールは、

協議会法人化と第2回会議開催費用】

目標金額は100万円です。

国際ホームスクール推進協議会の「一般社団法人」化と第2回会議の開催費用とします。この会議において教育支援策の具体的な基準が提案されます。

今回のご支援をもとに、より多くの方々のプロジェクトへのご参加とご支援を賜るように着実に努力を積み重ねて参ります。

さいごに

多くの子ども達が学校を離れ始めています。

しかし、学校以外での学習方法や社会性を育むためにはどうすればよいのか、子どもたち自身もその保護者の方々も暗中模索の状態です。

ある日、電車の中で女子の制服を着た男子高校生を見かけました。スコットランド戦士のキルトのように堂々と着こなしたその姿に強い主張と自信が溢れていました。そして、自分の未来は自分が決めるとはっきり宣言していました。

みんなが安心できるホームスクールの基準を作り、子ども達を信じ、子ども達の夢を支え、誰もが人生の真ん中を生きられる新しい社会を実現しなけらばならないと、電車を降りる彼の後姿を見送りながら思いました。

子どもたちの才能をあらゆる方向に伸ばすために協議会で知恵を出し合い、一定以上の水準にすること、教育はそこから始まります。

不登校とレッテル貼りをされている子ども達も、自分の人生をしっかりと見つめています。

彼らもこれからの日本の宝であると私は確信し、皆様のご支援とご理解を賜ることを心の底から願っております。

お読みいただいた方へ

このプロジェクトの使命を湧き立たせてくれた教員時代の生徒達への感謝の気持ちにお付き合いください。

¶ 不登校への誤解

不登校専門の学校と聞いていたのである程度は覚悟していました。しかし、出勤初日の朝のショートホームルームで教壇に立った時、『ここは私の居場所じゃない!』そう思いました。生徒達の目には生気がなく、みんな眠そうでした。しかも教室には半分にも満たない生徒しかいません。自分の英語の授業でもそれは変わりなく、他の先生の授業でも同様でした。『辞めよう、夏休みになったら辞めるように手続きをしよう』と思いました。

しかし、前期試験が近づくにつれ、出席する生徒が増えてきました。クラス委員に尋ねました。「急に出席率が良くなったね」「試験が近いから、みんなでノート交換をするために来てるんです。」付け焼刃がどこまで通用するか見ものだと思いました。

前期試験が終わり、自分の科目の採点を付けました。悪くはありません、いや、むしろ満点に近い生徒が続出しています。自分の受け持ちのクラスの他の教科の採点されたテストが手元に集まりました。半分以上の生徒が全科目ほぼ満点です。赤点になった生徒は一人もいませんでした。侮っていました。彼らは決して自分の人生を投げ捨ててなどいなかったのです。

終礼で各クラスの前期試験の評価の報告をすることになりました。私のクラスの平均点がダントツに高かったのです。出席もしない、授業も真面目に聞いているようには思えなかった生徒がほぼ満点を取っていることを報告しながら、彼らが自分のスタイルで人生を真剣に生きようとしているのだと確信し、私は声が震えだし、ついにはぼろぼろと泣いていました。私につられて学年主任も目頭を押さえていました。それから私には泣き虫先生とあだ名がつきました。

¶ 間違った場所にいただけ

転校や新入学した生徒たちには「カルテ」が用意されています。担任はもちろんですが、教科担任もそのカルテを確認して授業に臨みます。不登校になった原因を確認していないと思わぬ「事故」が起こるからです。大きな声に敏感な生徒、前校の部活で酷いいじめを受けた生徒、場面緘黙症の生徒など、各生徒の特徴を理解しておく必要があります。起立性調節障害で苦しんでいる生徒もいました。

出勤初日に学年主任にカルテを熟読するように注意されましたが、私は真剣に受け取りませんでした。不登校の原因をいちいち確認しても意味がないだろう、「偏見なく」自分の目で確認すれば良いと、カルテを流し読みにして終わりにしてしまったのです。

多くの生徒は遅刻を当たり前のようにしてきます。その中でも、午後近くになってからやっと出席する遅刻常習者がいました。放課後に彼を面談室に呼び出しました。「夜遅くまで、ゲームをしているから朝起きられないんだろう?早く寝て、早く起きるようにしたらどうだ?」その生徒は何も返答せず、うつむいているだけでした。「明日から遅刻をするなよ。」

そう注意して帰してから、気になって彼のカルテを読み返しました。「起立性調節障害で中学校から不登校になった。」とはっきり書いてありました。血の気が引きました。夜更かしで朝起きられないだけではなかったのです。あれほど、学年主任に注意されていたのに、生徒のカルテ(バックグラウンド)を軽く考えていたのです。翌日、登校してくるか気が気ではありませんでした。いつものように午前中の授業には出てきませんでした。欠席するかもしれない。不登校になったからここへ転校してきたのに、さらに転校してしまうかもしれない。心配で午前中の授業に身が入りませんでした。

しかし、彼はいつもの時間に登校してきました。彼を呼び止めて、率直に謝りました。彼はいつものように寡黙で何も返事をせずに教室に入っていきました。

卒業後、大学進学した彼と退勤後に偶然駅前で出くわしました。「先生さ、僕に謝ってくれたよね。関係ないけど、それで先生の午前中の授業だけは出るようにしたんだ。あれ?忘れてる?まあ、良いけど、それじゃ、元気でね!」

「忘れてなんかいないさ、ただ、大人になった君がまぶしかっただけなんだ。」彼の後姿を見送りながら呟きました。

¶ 彼らと共に人生を歩もう

私が最初に受け持った生徒たちの卒業式を迎えました。私は特別進学クラスの担当になっていたので、3年生のクラス担任を外れていました。卒業式が終わり、会場の整理になりました。すると、私が2年生のクラスを受け持った時にある事で言い争いをした生徒が私を呼び出しました。恨み言でも言われるのかと思って、身構えながらついて行きました。すると、会場の舞台の裏に、私が受け持ったクラスの卒業生が勢揃いしていました。「先生、寄せ書きと記念品。」その生徒が恥ずかしそうに私に手渡してくれました。「ほら、泣くよ、泣き虫先生が。」誰かが囃し立てました。私はまた嗚咽していました。「先生は、いつも正直に私たちと付き合ってくれたよね。だから、喧嘩もしたけど、裏はないことはわかっていたよ。だから、学校で会うのも今日が最後だから、みんなで一緒に写真を撮りたかったんだ。」

自分のスマホにも写真を残すことに頭が回らなかったのが今でも悔やまれます。

お読みいただきありがとうございました。

メッセージ

       

活動報告

下記のそれぞれのSNSのリンクより詳しい活動をご確認いただけます。

公式LINE 
LINEオープンチャット
「不登校という言葉をなくしたい」
LINEオープンチャット
支援者様専用(8月上旬開設予定)
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YouTube 

リターンを選ぶ

¥10,000

残り 49人

【評議員になって協議会を応援したいライトコース】
 
◆国際ホームスクール推進協議会会員として会の運営にご参加(1年間)

  • 支援者1

  • お届け予定
    2023年10月

¥30,000

残り 50人

【評議員になって協議会を応援したいコース】
 
◆国際ホームスクール推進協議会会員として会の運営にご参加(2年間)
 
◆ZOOMお悩みなんでも教育相談にご招待(ZOOM個別相談1時間2回)
 
◆支援者限定LINEオープンチャット(音声付き)へのご招待

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年10月

¥20,000

残り 50人

【教育お悩み相談で応援したいコース】
 
◆ZOOMお悩みなんでも教育相談にご招待(ZOOM個別相談1回)
 
◆第1回国際ホームスクール推進協議会会議にご招待
 
◆支援者限定LINEオープンチャット(音声付き)へのご招待

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年10月

¥5,000

残り 44人

【推進協議会に参加して応援したいコース】
 
◆第1回国際ホームスクール推進協議会会議にご招待
 
◆支援者限定LINEオープンチャット(音声付き)へのご招待

  • 支援者6

  • お届け予定
    2023年10月

¥50,000

残り 3人

【インターナショナルスクール体験コース】
 
◆マレーシアのインターナショナルスクール(小学生)で体験授業が受けられます。
 
◆別途旅行代金(20万円)が必要です。
 
別途旅行代金は【学校体験引受会社への直接のお支払い】となります。当クラウドファンディングでの【支援金(5万円)とは異なります】のでご注意ください。当クラウドファンディングで別途旅行代金をご入金なさらないようにお願い致します。
 
◆別途旅行代金20万円の内訳
 
(別途旅行代金に含まれるもの)
 
飛行機代:2024年1月から3月の間で出発日を決定します。
宿泊代:指定シェアハウスもしくは指定ホテルになります。それ以外をご希望の場合は別途実費で承ります。
日本語現地ガイド代:到着日でのご利用となります。それ以外もご希望の場合は別途実費で承ります。
現地学校手配費用:出発前にZOOMでの説明があります(3回)。
期間:6日間(体験授業(2日間)、現地観光(4日間))ZOOM事前説明でご希望を承ります。
随行員:いません。
参加者:お子様1人と保護者様1人
 
(別途旅行代金に含まれないもの)
 
国内移動諸費用
現地観光諸費用
 
◆現地での動画撮影があります(不要な場合はお申し付けください。協議会のホームページで使用する場合があります)。
 
◆帰国後、お子様と保護者の方の感想文または旅行記をご投稿いただきます(協議会のホームページに記載いたします)。
 
◆支援者限定LINEオープンチャット(音声付き)へのご招待

  • 支援者0

  • お届け予定
    2024年9月

¥10,000

残り 50人

【推進協議会をChatGPTで応援したいコース】
 
◆推進協議会を応援する文章を書いてSNSに投稿していただきます。ChatGPTを使って長い文章や簡単な計算、英訳などができるようになります。(ZOOM指導1時間1回)
 
◆第1回国際ホームスクール推進協議会会議にご招待
 
◆支援者限定LINEオープンチャット(音声付き)へのご招待

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年10月

¥3,000

LINE Open Chatで応援したいコース】
 
◆支援者限定LINEオープンチャット(音声付き)へのご招待

  • 支援者2

  • お届け予定
    2023年10月

¥1,000

【ひっそり応援したいコース】
 
◆リターンはいらないけど応援したい

  • 支援者5

  • お届け予定
    2023年9月

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