暮らしやすい地域

特別支援学級と一般企業を繋ぐ花屋から、暮らしやすい地域を作りたい!

上坂妙子

  • 支援総額

    ¥150,000

    目標金額 ¥300,000

    50.00%
  • 支援者数

    19

  • 残り

    0

ご挨拶

はじめまして!滋賀県長浜市で「Dry Flower Gallery遊花」を運営している、上坂妙子です。普段はドライフラワーの販売や花育教室を行っています。

「Dry Flower Gallery遊花」は、特別支援学級と一般企業を繋ぐ役割を担う企業を目指しています。私たちの取り組みをより多くの方に知ってもらうため、プロジェクトを立ち上げました。

私の子育ての経験や子どもたちに対する思いもまとめましたので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

Dry Flower Gallery遊花について

遊花は、大切な人への思いをお届けするお手伝いをするため、2023年3月にオープンしました。ブーケやお祝いの花束、オブジェなどを通して、お客様の思いを形にしています。

色の組み合わせや花材の取り合わせを特に大切にしております。花材一つひとつが主役。花の動きや花の顔の可愛さを最大限に引き出すにはどうすればいいのかを常に考え、作らせていただいています。

仕入れの状況にもよりますが、いつも同じ花を使うことはありません。毎回、どこか遊び心のあるような、送る人も受け取る人も楽しみにしてもらえるような花の取り合わせにしているのが特徴です。

安心して通える花育教室

ハサミが持てる年齢になってきた幼稚園生から通える教室「COCO(ココ)レッスン」も開いています。お店の定休日に合わせて少人数で行っているため、無理なく安心して通っていただけるお花教室です。

お花のアレンジ技術を覚えてもらうというより、花の色水遊びだったり絵を描いてみたり、子どもたちが安心して通える場所にすることを心がけています。

花育教室にて

1回のレッスンは2時間に設定。最初は親御さんもついてきてもらえればと思うんですが、子どもたちが慣れてきたら、一度帰ってもらっても大丈夫です。親御さんも自分の時間が必要になると思うので。

子どもがレッスンに通っている時間だけでも、リラックスやリフレッシュしてもらえる時間になれば嬉しいです。

子どもが学校に行けなくなった過去

私には3人の子どもがいます。次男は小学校1年生の後半から、学校に行けなくなってしまいました。5年間ぐらい、先生が毎日自宅まで迎えに来てくださっていたんです。

迎えに来てもらって先生と一緒に学校へ行ける日もあれば、2時間ぐらいいてもらっても学校へ行けず、先生だけ帰ってもらう日もありました。学校に行きたくても行けないのは、子ども自身本当にしんどかったと思います。私はと言うと、悩みを抱え、周りの人たちと距離を取ってしまっていました。

その時に「何かこの子が得意とすることを伸ばしてあげたい」「気持ちを落ち着かせられる習い事を見つけてあげたい」と思い、色々と習わせてみることに。

結果的に「そうだ!習いごとは私が作ればいい!」と思うようになり、お花の先生の資格を取得しました。

花を通して心を落ち着かせ、五感が刺激されることで、リラックスできる。学校や家とは少し違う役割として、落ち着ける居場所を作るため、遊花をオープンさせました。

特別支援学級と一般企業を繋ぐ

居場所作りと並行して考えるべきことがあります。それは、卒業後の進路のことです。

私の子どものように、学校へ行けない子どもたちや特別支援学級に通う子どもたちにとって、就職は少しハードルが高いものがあります。特別支援学級を卒業した後は作業所で働く子も多いんですが、選択肢が「作業所」か「一般企業」しかなく、両極端。

「作業所での仕事以上のこともできるけど、一般企業で働くのは少し難しい」という、中間層を受け入れる働き口や環境がほとんどありません。

一般企業で頑張れるなら頑張ってほしい。でも、会社で挫折したり引きこもったりする可能性も考えられます。また、企業の障がい者雇用もありますが、果たしてどこまで環境が整っているのか。

作業所か一般企業、どちらで働かせるのが子どもにとって良いのか。子ども以上に悩んでいる親御さんは多いと思います。だからこそ、遊花が安心して働ける職場を作り、一般企業に送り出せる役割を担っていきたいと考えています。

安心して働ける職場を作りたい

花屋さんって、接客をして花を作るだけが仕事じゃないと思うんです。畑で花を育てるのも立派な仕事。子どもたちと一緒に畑作業をして、花を育てたいなと思っています。

子どもたちは、仕事当日になって「今日は行けません」と言うこともあると思います。その時に、遊花であれば「今日は無理しなくていいよ」と言いやすい環境を作りたいんです。すると、子どもたちも必要以上にストレスを感じなくて済むし、受け入れる私たちも負担になりにくい。

子どもたちの行動を許すのに、畑作業は最適だと思ったんです。

また、移動販売で花を売ることも計画しています。お店がある長浜市は土日を中心にイベントがたくさんあるので、イベントに出店できたらなと。

お店で扱うような大きいお花じゃなくて、移動販売では手軽に買えるお花を扱う予定です。イベントで遊花や子どもたちの存在を知ってもらって、後日改めてお店に来てもらえるのが理想的。

店頭に立てるようになれば、お客さんから直接「ありがとう」と言ってもらえて、自信にも繋がると思うんです。移動販売は飲食系が多いので、花屋さんが一緒に並ぶのも面白いなと考えています。

この車をフラワーカーにする予定です

遊花では「今日は休みたい」と言われたときに「いいよ」と言ってあげられる、心理的安全性が高い居場所を作りたいんです。甘いと言われようとも、一社ぐらいは働く人に優しい企業があってもいいですよね。

そうは言っても、障がい者の支援を行うのがメインではありません。あくまでも、いち花屋としてのクオリティーやオリジナリティにはこだわって運営を行います。私自身、これまでのキャリアでお花をしっかりと習ってきたので、プライドもあります。

一人の人間として、しっかりお給料を出し、各々の得意な部分を引き出してあげつつ、孤立することなく地域で生活できるように支えたい。そこから一般企業へ送り出せるような、子どもたちの就職の場を提供します。

みんなが住みやすい、暮らしやすい地域にしていきたいんです。 

プロジェクトを通して実現したいこと

特別支援学級と一般企業を繋ぐ役割を担うための環境作りを行います。

「ここなら安心して通える」という場所を作ることで、不安を抱える親御さんの力になれるように。私自身の経験を元に、一人ひとりの個性や可能性を伸ばせる環境にしたいんです。

遊花の名前の由来である、“花で遊ぶ”人を増やすため、プロジェクトに挑戦します。

支援の使い道

いただいた資金に関しては以下の項目にかかる費用として使わせていただきます。

・広報費用(発信費用、チラシ):5万円
・フラワーカー改装費用(看板、店頭幕、のぼりなど):20万円
・その他諸経費(農機具、備品補充など):5万円

今後のスケジュール

・9月16日:プロジェクトスタート
・10月31日:プロジェクト終了
・11月1日:リターン配送開始

応援コメント

脱毛サロンeclat(エクラ)熊木しのぶ様

私が『Dry Flower Gallery 遊花』の上坂さんとお出会いさせていただいたのは、結婚式場でヘアメイクの仕事をさせていただいていた時でした。新婦様の持たれるブーケ、新郎様の胸元に添える ブーケとお揃いのブートニア、ご家族様へ贈呈される花束、会場を彩る会場装花にブーケトス用のミニブーケ etc…

人生に一度といわれる 結婚式に、お花は『想いを伝える』という大事な役割を担ってくれます。

結婚式当日に、お支度の整った新婦様がブーケを持たれた時の美しさは格別で、『わぁ~!かわいい!』と喜ばれる姿を おふたりのそばで何度も見させていただきました。

多くの方に喜ばれ 素敵なブーケを作られる上坂さんが独立されるとお聞きした時、ご自身のお子さまのことや考えていらっしゃることに深く共感し、きっと多くの親子さんにとって希望になると感じました。

色とりどりのお花に触れながら、『自分のペースで仕事をできる』『社会に出る前の年代にそっと寄り添ってもらえる』このことが、どれだけ救いになり、Dry Flower Gallery 遊花さんで活躍できることが どれだけ 個々の自信に繋がるか計りしれません。

どうか 上坂さんの想いが多くの方に伝わりますように。そして、自信の種が 数多くのお子さんの中に生まれてくれますように。東近江から応援しています。

 

株式会社ベストパドミー 代表取締役 長谷川 祐司様

上坂さんとは、以前にウェディングの仕事を一緒にさせていただいていました。一人ひとりのお客様のことを真剣に考えながら一切妥協せず、 どんなに苦しいことにも弱音を吐かずに熱心に仕事をされていました。

以前より、子ども達のためにお花と触れ合う機会を作りたいと夢を語っており、現在その夢を実現されようとしていることを大変嬉しく思います。上坂さんは言ったことを必ずやり遂げ、自分のことよりも周りの人達が喜ぶことに全力を注がれる方です。

地域の子供達のための素晴らしいプロジェクトが成功することを願っています。頑張ってください。

 

初級園芸福祉士 香水節夫様

彼女の高校時代の担任です。彼女のすごいことは、今まで培ってきたブライダルフラワーアレンジメントの技術を活かして講座を開き、そして技術を磨き、店を持つという夢を叶えたことです。子どもの自立する道を自分が経験してきたことから、社会へ向けて彼女なりの発信をしてもらえたらと思います。

普段から私は、子育て中の若いお母さん方には「子供に勉強を教えてあげなさい。そして抱きしめてあげなさい(信じて支えてあげる)」と言っています。親と子の絆、それが子の自立と親の果たせる道だと思います。安心して誰もが働ける場所を作ろうと頑張っている彼女です。皆で応援しましょう。

最後に

障がいや引きこもりの子どもを持つ家庭は孤立しがち。一人や家庭だけで悩まず、みんなで安心できる場所やコミュニティを作りたいと思っています。

子どもたちが助けられるだけじゃなくて、子どもたちの周りの人も助けられると思うんです。私の畑を手伝ってもらうことで、私も助かるし、お客さんも喜んでくださる。

関わる人みんなで一緒に作っていく、助ける、助け合う場所を作っていきます。応援よろしくお願いします!

実行者情報

実行者:Dry Flower Gallery遊花
住所:〒526-0244 滋賀県長浜市内保町2742-1
ホームページ:https://dfgyuuka.com/
Instagram:https://www.instagram.com/yyu_kaa_/

リターンを選ぶ

¥2,000

【シンプル応援プラン】
遊花の思いに共感し、シンプルに応援したい方向けのプランです。ご支援いただいた方には、サンクスカードとお礼メールをお送りします。

  • 支援者6

  • お届け予定
    2023年11月

¥2,000

【一輪挿し】
一輪挿しをお送りします。内容の詳細などはメールにてご連絡いたします。

  • 支援者2

  • お届け予定
    2023年11月

¥3,000

【個人スポンサー】
個人スポンサーとして「遊花」の活動を応援できる権利です。遊花のHPに支援者様としてお名前を掲載させていただきます。

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年11月

¥5,000

【花育教室参加権】
遊花が開催している花育教室に参加できる権利です。日程調整や諸連絡はメールにてご連絡いたします。

  • 支援者2

  • お届け予定
    2023年11月

¥12,000

【ドライフラワーリース】
ドライフラワーリースをお送りいたします。内容の詳細などはメールにてご連絡いたします。

  • 支援者7

  • お届け予定
    2023年11月

¥15,000

【ドライフラワーオブジェ】
ドライフラワーオブジェをお送りいたします。内容の詳細などはメールにてご連絡いたします。

  • 支援者1

  • お届け予定
    2023年11月

¥25,000

【生花のフラワーアレンジメント】
お礼の手紙と生花のフラワーアレンジメントをお送りいたします。内容の詳細などはメールにてご連絡いたします。

  • 支援者1

  • お届け予定
    2023年11月

¥35,000

【企業スポンサー】
企業スポンサーとして「遊花」の活動を応援できる権利です。遊花のHPに支援者様として会社名を掲載させていただきます。

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年11月

¥50,000

【観葉植物】
お礼の手紙と観葉植物をお送りいたします。内容の詳細などはメールにてご連絡いたします。

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年11月

¥100,000

【遊花オリジナル定期便】
観葉植物、ドライフラワー、生花を月に1回、合計3回に分けてお送りいたします。内容の詳細などはメールにてご連絡いたします。

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年11月

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