はじめに

はじめまして！学生プラスチック団体 platzwa（プラッツワ）です。

現代の生活において、プラスチックは私たちの生活に欠かせないものとなっています。
しかし、プラスチックごみを適切に処理しないことで、海洋生物の命を危険に晒しています。
皆さんは、ウミガメの鼻にストローが刺さったり、クジラに漁網が絡まったりした映像を見たことはありますか？非常に心が痛む上に、私たちの責任で生き物を苦しめている現状にやるせない気持ちになります。さらに、2050年にはプラスチックの量が魚の量を上回るとも言われており、事態は深刻です。

また、私たちには、もう一つ、重視するポイントがあります。それは、福祉です。一人一人、個性があり、得意・不得意があります。また、一つのことに対して抱く感じ方も様々です。しかし、要素の違う色々な特長が組み合わされることで、これまでになかった価値観が生まれ、私たちが取り組もうとしている問題への全く新しい向き合い方が見えてきます。

実際、メンバーのセイジ君は視覚障がいを持っていますが、それを忘れるくらい、文章の執筆やコミュニケーション力に長けています。マイナスな印象を持たれがちな障がいが、あらゆる問題に対処する上で、大きな強みとなるのです。

図1．platzwa の今後の概念図

従って、プラスチック問題を身近に感じてもらうためのアプローチを広め、様々なバックグラウンドをもった人達と共に、エシカルな社会を創っていけるようなプロジェクトを展開したいと考えております！

私達とは

私達 platzwaは「人との繋がりを大切に、プラスチックと共生する道を示す」というビジョンのもと活動しております。当初は、大学生がメインで活動していたのですが、最近は高校生も中心となって様々な企画を進めています。

＜活動内容＞

◯定例ミーティング

毎週月曜日の21:30-22:40で、先週の振り返りや企画内容について話し合っています。高校生から大学生まで年齢は様々ですが、アットホームな雰囲気で楽しくミーティングをしています。また、メンバーの意見を掛け合わせることでユニークなプロジェクトも誕生すると思うので、ぜひ楽しみにしていて下さい！

◯週に1度プラスチックに関する投稿を発信

図2.投稿例（海洋プラスチックについて）の一部

毎週火曜日の夜にプラスチックに関する投稿を発信しています。プラスチックの基礎知識やプラごみ削減を行っている団体の紹介など幅広く投稿発信していくので、ご覧いただけると嬉しいです！

◯オンラインイベントの開催

図3．2023年3月に開催したゲストを招いてのオンラインイベントの様子

長期休みを活用し、オンラインイベントを開催しています。platzwaが主体になることもありますが、ゲストの方に登壇していただくイベントも実施しています。バイオマスレジンホールディングス CTOの坂口和久さんにお米のプラスチックについて登壇して頂いた様子です（図3）。非常に有意義な時間だったので、今後も、プラスチック削減を行っている企業の方や、専門家の方などに登壇いただけるようにアプローチしたいと考えております！

◯ビーチクリーン

図4.平塚近くの海岸にてビーチクリーン

2023年からは、ビーチクリーンも開始しています。6月に団体パートナーの方達とplatzwaのメンバーでプラごみを集めに行ったのですが、たった5分でこれだけの量が集まりました…（図4）。

☆プロダクト製作
そして、今後は、図4で集めたプラスチックの破片等を用いてエシカルな商品を製作していきたいと考えております。例えば、プラスチックをリサイクルしたアクセサリーや、点字をモチーフにしたキーホルダーなどを創っていく予定です。その挑戦を多くの方に応援していただきたいと思い、本クラファンを始めました。

代表メッセージ

図5.代表写真

platzwa 代表の田淵と申します。
この度は、クラファンページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私は21歳の大学4年生で、来年からは環境コンサル会社に勤務します。学生時代にとどまらず、社会人になっても環境問題に取り組んでいきたいと考えております。

ここからは、少し、団体のことについてお話させて下さい！platzwa は今でこそクラファンに挑戦するなど活発にアクションを起こせていますが、実は、活動を休止した時期がありました。当時は解散まで考えており、再開できるか分からない状況でした。

しかし、メンバーのセイジ君をはじめ、周りの方々の支えもあり、今年の3月に気持ちを新たにリスタートすることができました。そして念願のクラファンおよび商品開発の実現にも繋がりました！ 社会人になると、忙しくなると思いますが、団体を継続したいと考えております。

従って、今年は、一緒に活動するメンバーを積極的に募集するのはもちろんのこと、アクティブな活動（EX. 商品開発・販売・コラボイベント）を沢山取り入れる予定です。

その1つが今回のクラファンです！ぜひ、活動や想いに共感していただけたら、応援よろしくお願いいたします。

私たちが取り組みたい社会課題　　　　　　　　　

プラスチックは日々皆さんがニュースを目にする通り、私たちの生活に限らず色々なところで問題となっています。日本列島という海に囲まれた日本に住んでいる私たちは”海洋プラスチック問題”について聞くことが多いのではないでしょうか？

イギリスのBBC Story worksの調査によると年々プラスチックの生産量が増えており、ペットボトルであれば、2004年の約104億本に比べ、2016年以降は年間約232億本という驚くべき数に跳ね上がりました（図6)。

図6.ペットボトル生産量の推移

日本は、一人当たりの容器包装プラスチックごみの廃棄量が世界2位とも言われており、小さい島国に住んでいる約1.3億人という人口が、大量のプラごみを発生させてしまう問題に対して、私たち一人一人が自覚をし、この問題に向き合っていかなければなりません。

具体的には、プラスチック問題を「自分ごと」として感じ、身近な所からプラごみを削減し、国籍や年齢、障がいの有無などに関係なく多様な人がそれぞれの長所を活かして環境汚染を防止することが求められます。

解決方法　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

解決方法は以下の通りです

①プロダクト製作を通じて、社会全体でのプラスチック問題への意識向上を目指す

②障がいを持っている方も含め、区別なく誰もが関われる居場所を作る

私達はアクセサリーなどのプラスチックをアップサイクルした環境に優しいアイテムを作り、広めていきます。その際に、視覚障がいをもったセイジ君の発案のもと、platzwaでは、プラスチックを用いた点字のプロダクトも製作する予定です！

＜点字プロジェクト発案者のセイジ君からのメッセージ＞

図7.副代表の写真

platzwa 副代表のセイジです！私は、視覚障がいを持っており、視力はほとんどありません。しかし、団体に参加して以来、メンバーに支えられ、不自由を感じることなく有意義な活動ができています。あらゆる社会課題が交錯する今、なにかアクションを起こしたいと思いつつも、目の前の壁に阻まれ、実践に結び付けられない方は、きっとたくさんおられるのではないでしょうか。私たちの活動を通して、多くの課題にすべての人と、分け隔てなくアクション出来る環境を作りたいという想いで活動に参加しております。

また、障がいの垣根を越えて、全ての人がこうした社会問題に積極的にアクセスできるという意味で、ヘルプマークのパートナーであることを示すサポートマーク（図8）に注目しました。『困っている人を助けたい！』その気持ちを表すのがサポートマークで、platzwaのメンバーも持参しています。今回、クラファンに挑戦するにあたり、福祉面で、ぜひ、素敵なサポートマークも広めたいという想いから、理事長の池田勧様にご相談し、リターン品として一部、使用させていただくことになりました。

図8.サポートマークのバッジ

上記のような思いから、ビーチクリーン等で集めたプラスチックを活用し、点字にフォーカスしたプロダクトをてがけることにしました！今後、クラファンで集まった資金をもとに、プロジェクトを進めていく予定です！

私が日常生活で利用している点字は、視覚障がい者にとって貴重な情報源です。一文字一文字が、六つの点の組み合わせで現わされており、触れても見てもきれいで、統一感が感じられます。文章は仮名表記に近く、漢字の概念がありません。日本語のほか、数字や楽譜、化学式、さらには英語などの外国語としても、利用されています。最近では、技術の進歩も相まって、急速な普及がみられるようになりました。

一方で、認知度は決して十分ではありません。点字は、当事者間のコミュニケーションツールだけでなく、障害の種類や有無を問わず、人と人とを繋ぐ架け橋にもなります。視覚障害にとどまらず、障がいはマイナスなイメージをもたれがちです。しかし、その人にしかない強み、その人にしかできないことは必ずあるはずです！ぜひ私たちと一緒に、一歩踏み出してみませんか？これからの将来が、自分のハンデに関わりなく、どんな社会課題に対しても誰もが一歩踏み出せる社会であって欲しいと願っています。

クラファン挑戦への想い　　　　　　　　　　　　　　　

プラスチック問題を身近に感じてもらえるようなプロダクトを製作したり、ビーチクリーンで収集したプラスチックを点字のアイテムに応用したりする費用をクラウドファンディングで集めたいと思います。また、団体を運営していくシステム費用や定期的に開催するイベント費用も必要になります。

＜プロジェクトの背景＞

私たちは、1年以上、オンラインをベースで活動していたのですが、この度、対面での活動を取り入れつつ、更なる挑戦をすることになりました。それは、タイトルにもある通り、プラスチックと福祉を掛け合わせた取り組みの展開です。もちろん、プラスチック団体ではあるので、プラスチックに関するアプローチがメインになります。しかし、そのような状況でも、多様性を大切にし、活動に励んでいきたいと考えております。 

その1つに、プラスチックで、点字のプロダクトをつくる企画を考えています。具体的には、キーホルダーやウェルカムボードなどを今年中に製作する予定です。点字というと、視覚障がいの方が使用するイメージが強いですが、platzwaでは普段点字を使用しない方にも、福祉の観点から点字の必要性を感じ取っていただきたいと考えています。

2つのテーマを合わせたプロジェクトは想像以上に実行するのが難しいと思います。しかし、商品をつくるにあたって必要なモノや支援が集まれば、不可能ではないと感じています。活動を見守って下さる方に、ぜひ、この想いを届けたいと考え、本クラファンに結びつきました。

図9．プロダクトの材料集めの様子

支援の使い道　　　　　　　　　　　　　　　　　

【ファーストゴール 22万円】

＜ビーチクリーン＞
・交通費：1万円（3ヶ月分）
・開催費：4000円（3か月分）

＜ 製作費＞
・レジン液：8000円（8個)
・金具：6000円（イヤリング、ピアス、指輪、ヘアゴム用）
・木の板：6000円
・製作場所：1万6000円

＜システム＞
・Zoom有料の費用：2万円
・canva有料の費用：2万円

＜対面のイベント経費＞　※12月に、platzwa 3周年イベントを計画しています！
・施設の借用料：2万円
・交通費：2万円
・物品（プロジェクターやマイク、音響）の費用（12月）：3万円
・ワークショップの製作費用：6万円

【ネクストゴール 40万円】

<挑戦したいこと＞
・社会福祉協議会の方と共にアクセサリー製作
・子どもの自由研究に向けたイベントの実施

さいごに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

クラファンページを最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。繰り返しになりますが、私たちは、プラスチック問題を身近に感じてもらうためのアプローチを広め、様々なバックグラウンドをもった人達と共に、エシカルな社会を創っていけるようなプロジェクトを展開したいと考えております！

その1つに、プラスチックで、点字のプロダクトを表現する企画を考えています。2023年中の完成を目指しているので、仕上がったらSNS等で報告する予定です。ぜひ、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。上記の目標を達成するには、様々な困難が待ち受けていると思います。

しかし、どんなことがあっても諦めず、サスティナブルな社会を後世に残せるように、私たちは全力で活動にり組みます！すぐに、成果を出すのは難しいかもしれませんが、皆さまの期待を裏切らないように、

1歩1歩、前進していきますので、ぜひ応援いただけると嬉しいです。
何卒よろしくお願いいたします。

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プラスチック団体 platzwa（プラッツワ）

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