For 未来を創る教育

【教育を越境する】”教育”の世界を変える仲間を増やす!

津原一樹

  • 支援総額

    ¥246,000

    目標金額 ¥700,000

    35.14%
  • 支援者数

    37

  • 残り

    0

はじめに

いつもお世話になっている皆さま!今回のプロジェクトを通して出会った初めましての皆さま!

愛知教育大学の津原一樹です。みんなからは、つっぴーと呼ばれています。

この機会に繋がることのできたご縁にとても感謝します。ありがとうございます!

 

このプロジェクトで目指す最高のセカイの1つです。

僕たちは、幸せに満ち溢れ、一人ひとりが生き生きと、自分らしく夢中になれるセカイ」を創るためのヒントを探し仲間と共に、9月から北欧に行きます。

 

北欧へ目を向けたキッカケ

3年前、高校3年生のときコロナによって、日常が変わりました。

3年間努力し続けてきた部活の引退試合も、卒業旅行もなくなりました。そんな中「なんのために生きるのか」という本質的な問いに触れる機会が多くあった僕の目に飛び込んできたのは、「幸せに生きるための北欧の教育の在り方」のニュースの記事でした。衝撃を受けたことを今でも覚えています。

 

「先生、北欧へ行って日本の教育を変えたいです」

コロナで疲弊した日本社会と、機能不全に陥った学校教育、そしてその中でも必死にもがき立ち向かう”先生”の姿をみていった僕の一言です。
先生からの返事は、

「そんなこと考えても難しいやろ。目の前のことに集中しなさい」でした。

コロナ禍だった。受験生だった。とても海外にいける社会情勢じゃなかった。それでも僕は悔しかった。

先生自身も常に先が見えない日本の教育、学校の教育、僕たちの教育(将来)に不安を抱えていたのかもしれない。「行動すれば何かが変わっていた」と思う。けれど、「声を上げること」すらも諦めてしまい、自分1人で一歩を踏み出すことができない、そんな人たちを僕は今まで多く見てきました。

 

北欧にあるのはきっと正解ではなく、ヒント。ほんの僅かなキッカケに過ぎない。
それでも、今を生きる人にしか、今は変えられない。
ならば、今を生きる”僕たち”が自分の目で見て、肌で感じて、頭で考えて、自分の足を動かしていくしかない。だからこそ、僕たちは自分たちの手でつくること。そして、世界と自分を超えることを選びました。

今、そこで出会った僕と同じ経験、想いを持つ仲間達とBeyond Tour Programの10人でスタディツアーをつくっています。

※今回の支援金は全て、スタディツアーの運営費に使用いたします。

 

「誰が為の教育か」多様性の中で、その在り方が問われている

僕の夢はずっと“学校の先生”でした。

自分の人生にも、部活にも、勉強にも、対等に向き合ってくれた学校の先生と友達の姿が、いつも自分の原点にいます。そんな先生と友達との出会いがキッカケです。だからこそ、「大好きな先生や子どもたちが、生き生きと自分らしく夢中になれる教育環境をつくりたい」そう強く思うようなりました。

そして、学校は知識と同時に生きる力を育む場であり、幸せのつくり方を体験する場であると考えています。

 

今の日本は「自分の力で社会を変えられる」と思う若者の割合が低いのが現状です。

「自分で国や社会を変えられる」という問いに、「はい」と答えた日本の若者の割合は18.3%というデータが出ています。

(参照)2019年日本財団「18歳の意識調査」https://www.nippon-foundation.or.jp/who

「自分の力では変えられない」ということは、「自分の声には力がない」ということ。

「自己選択・自己決定の場が少ない」ということ。

学校での教育を通し、「自分の声には力がある、私の声で社会は変わる

「そのための自己選択・自己決定の場をつくる必要がある」

そう胸を張って言えるようになるために、僕たちは、多様性が求められる現代社会で教育の在り方に向き合い続けていく必要があります。

 

決められた答えを書けば認められる教育の在り方だけではなく、

先生も子どもも、自ら思考し、声にすることが認められる教育の在り方、

知識だけでなく生きる力を育む、その為の自由の相互承認文化の土台を築く、そんな教育が必要だと感じています。

 

「本当の幸せとは」日本の教育への違和感

「本当の幸せとはなんなのだろうか。」皆さんは考えたことはありますか?

人それぞれの幸せのカタチがある中で、僕は様々な幸せのカタチに触れていくことが求められると思います。

 

学校の先生が、笑顔になれない学校で子どもたちは、心の底から笑うことができるだろうか?

子どもたちを取り巻く環境は大きく変わってきている。

僕が、大好きだった学校も、先生も部活も今では山ほど課題を抱えている。

そこにあるのは、高校生の頃、コロナ禍で僕が見たのは、

“毎日の労働に追われながら悩みを抱える教員の姿”と”夢を持たない学生の姿”だった。

楽しいだけじゃない、教師も生徒も、見えない何かを押し殺して
「誰のために?」
「何のために?」
しているのか分からない教育を当たり前のように行う。
そんな教育環境に違和感を覚えました。変えていきたい。変えなければいけない…..。

 

教育の本当の目的は人それぞれ違う。だからこそ、様々な教育の価値観と文化に触れる必要がある。

大切なのは、「どこの大学にいくのか」「どこの会社に入るのか」ではなく、お互いが、自分が幸せに生きるために「どんな自分になるか」を見つけること。そんな自分と社会と向き合っていくこと。

“誰が為の教育”か分からないルールや制度で、先生や子どもの自由を縛り続けることは、「みんなを幸せから遠ざけていくこと」に繋がります。

しかし、声を上げれば、変えるための選択肢を持っていれば、ルールや制度はその都度、幸せのために僕たち一人ひとりの手で変えられるのです。「行動すれば、何かが変わる」これは僕は胸を張って言えます。必ずしもいいものばかりではありません。だかたらこそ、自分と社会と向き合って、自分なりに一歩を踏み出せば、仲間に出会える。仲間に出会うと1人じゃなくなる。高校生の時の僕のように、1人であることを理由に、「声を出すことさえも諦めてしまう」そんな経験を持つ人を減らしていくことができる。

日本の教育を変えるために、「みんなにとっての幸せの為の教育」を北欧で見つけ、このクラファンで生まれた繋がりや仲間と一緒に一歩を踏み出していきます。

 

「今こそ″日本の教育″向き合う必要がある。黒板や机に向かうことだけが教育の役割ではないはずだ。」

 

なぜ北欧なのか

なぜ北欧なのか、その理由を2つお話していきます。

幸福度が高い。教育先進国である北欧の文化。

 

学校に通う中で、教育では知識だけでなく生き方も育まれると実感しています。

幸福度ランキング上位の北欧では、人の幸せを中心にデザインされた制度設計がなされており、その背景には教育で培われた生き方と関係していると考えます。

教育機関に訪問し滞在し、教育制度や授業のリアル、そして教員、子どもだけでなく街中で出会うさまざまな人に声をかけ、彼らの声を聞きに行きにいきます。

 

幸せの在り方とつくり方

 

幸福度ランキング上位の秘訣は教育だけではありません。

北欧諸国は福祉が充実しています。

医療費が無料、小学校から大学院までが無料で誰もが平等に学ぶ機会、家族と一緒に過ごす時間を確保できるほどの労働時間などがあります。

また、投票率が高いことも特徴です。

これらの背景には、自分の生活をより良くするために声をあげるということ、そして自ら選ぶ余地があるということが大きく関係しているのではないかと思っています。

 

幸せだと感じる文化は、学校生活、社会生活、買い物、考えごとなどの日々の生活によって形成される。

そんな日々な選択を北欧の人がどのように捉えているのか、どのような感性や考えが北欧の社会を作っているのか、目で見て、肌で感じに行きます。

 

クラウドファンディングで集めたいもの

今回のクラウドファンディングで集めたいものは仲間です。

「教育に関心があるけれど何をしたらいいかわからない」

「日本に学校の教育を変えていきたい」

「先生になりたい」

「セカイの教育文化にたくさん触れたい」

「なんか面白そうだから応援してみよう」

 

そんな人たち全員を巻き込みたい。

今を生きる人にしか、今は変えられない。
ならば、今を生きる”みんな”が自分の目で見て、肌で感じて、頭で考えて、自分の足を動かしていくしかない。そう信じています。

 

なので、リターンとして全ての金額に「報告会の無料招待」を設定しました。

行っただけで終わらせない。ここで支援してくださったことの出会いををキッカケに「北欧で学んだこと」「これから共にが実現していきたい夢や目標」「教育のセカイを変えるプロジェクト」に必ず行動に起こします。僕らの力で社会や教育を変えることができるキッカケを作っていくことが皆さんの思いに応えることだと考えています。

 

もちろん、費用は集めたいです。僕だけではなく、ツアー参加者のみんなの力になる。

しかし、それ以上に大切なものを集めたい。

 

今の日本の教育を変えたい人、向き合っている人はぜひ仲間になってください!

クラウドファンディングに参加して下さった方には、LINEのオープンチャットにお誘いします。

そこがこれからの日本の教育に向き合い、助け合う居場所になるはずです。

支援が難しいという方も、ぜひ個別でkzk.edubsk@gmail.comまでご連絡ください。

 

支援の使い道

〈目標金額〉
合計70万

現地での一部活動費(宿泊費/交通費/見学費/研修費/アテンド費/海外保険等) 

帰国後の研修費用

※合計メンバー10人での渡航になります。

今後のスケジュール

2023年8月30 クラウドファンディング終了

2023年9月2日     日本出発

9月3日     到着

9月4日                 コペンハーゲン:中学校訪問、公立学校訪問   

9月5日    コペンハーゲン:その他、施設訪問

9月6日     バイレ:ブランビアフォルケホイスコーレ訪問

9月7日    バイレ:ブランビアフォルケホイスコーレ訪問

9月8日    オーフス:社会教育施設訪問、大学訪問

9月9日     一部メンバー帰国

9月10,11日   ロラン島 教育施設訪問

9月12日~14日  チェコ プラハ日本人学校訪問

9月15日~16日  オランダ イエナプラン教育施設訪問

9月17日    帰国

2023年10月中半~  全国での報告会

 

【帰国後の活動イメージ】

東京、名古屋、関西を中心にオンラインで報告会や講演会を開催。クラウドファンディングに参加して下さった方には無料で招待。そこで、北欧で学んだことや感じたことなどをお話し、参加者同士の交流会でさらに繋がりをつくる。その繋がりを活かして、日本の教育システムを問う為の署名や請願活動、イベントなどを行い、日本の教育のセカイを変えるプロジェクトを行う予定です。

 

“夢の果て”

今回、目指している幸せに満ち溢れ、一人ひとりが生き生きと、自分らしく夢中になれるセカイ」は、一つの目標で手段にすぎません。

その先にある”夢の果て”は、まだ見えない先にある。

けれど確かなことがある。それは、みんなで創るからこそ大きな価値を生むということ。

 

どうか応援よろしくお願い致します!

最後まで目を通して下さりありがうございました。

 

自己紹介

大尊敬する元教員の方に書いてもらったイラスト

【自己紹介】

「先生って魅力的なお仕事」と、みんなが思える学校の教育環境を作ることが目標。

「チーム学校」の教育ガバナンスを専門に教育行政、学校事務職、社会教育と幅広い分野での実践と知識を元に教職員志望の学生に向けたイベント企画を展開。中学生の頃、担任の先生に強い憧れを抱き教員を目指していたものの、選択肢が固定化され、一人ひとりの個性が彩褪せてしまう教育制度に疑問を抱く。大学一年生の頃に子ども食堂設立支援やフリースクールの支援を行っており、そこでの教育環境の多様性の在り方や、現場の声に触れる。現在は、教職員を目指す学生が自分の人生に彩を灯す「タマゴの轍」を設立し、教員が”自己選択”と”自己決定”ができる教育環境を作るために、教員養成教育のアップデートを目指して、教職志望の学生に支援を行っています。

過去の活動はこちらから→https://www.instagram.com/k_z_k.edu.bsk

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