2023年11月30日
For Goodアカデミー

【成功事例5選】犬猫のため立ち上がったクラウドファンディング事例をご紹介

クラウドファンディングは誰でも資金調達に挑戦できることが魅力です。

近年では、多くの方が『クラウドファンディング』に挑戦し、プロジェクトのジャンルも多種多様になっています

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今回はそんな中でも犬猫たちのために立ち上がったクラウドファンディングについて詳しくご紹介していきます。

また、クラウドファンディング成功のポイントや流れについてもご紹介しますので、これから犬猫たちの支援を考えている方がいましたら、クラウドファンディングも検討してみてはいかがでしょうか?

 

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監修者

津田雄大(つーだい)

クラウドファンディングキュレーター
関西学院大学卒業。2017年からクラウドファンディングの支援を個人で開始。関西を中心に多数プロジェクトにおけるキュレーション・立ち上げ支援実績あり。現在では記事制作を軸にしたWebマーケティング支援も行う。多数の実行者の相談に載っていると、個人で成功する人にはある程度法則性がわかってきました。「クラファンは始まる前に勝負が決まっている」といっても過言ではありません。、一度プロに相談して「どのような準備が必要か」に関して、自分の現在地を見てもらうことがおすすめです。

 

 

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングは、インターネットを通じて幅広いユーザーから少額ずつ支援を募る方法を指します。

現在特に注目を集めている資金調達の方法で法人、個人関係なく、誰でも挑戦できることが大きな魅力だと言えるでしょう。

 

クラウドファンディングの方式

クラウドファンディングには「ALL-in方式」と「ALL or Nohting方式」の2つが存在しています。クラウドファンディングサイトによってもどちらの方式を採用しているかが変わってくるため、しっかり確認しておきましょう。

ALL-in方式は目標金額に達成しなくとも、これまで集まった分の支援を受け取れる仕組みになっており、達成しない場合でも資金を受け取れることが魅力ですが、必ずプロジェクトを遂行する義務が発生します。

ALL or Nothing方式は目標達成しない場合、支援は支援者にすべて返金される方式です。

そのため、目標金額分が集まらなければ、プロジェクトが始められないような場合にはこちらの方式を選ぶのがオススメになります。

 

犬猫たちの支援に挑戦したクラファン事例

クラウドファンディングで犬猫たちの支援を成功させた事例についてご紹介していきます。

犬猫たちの生活環境を整えるプロジェクト

①:施設の床を修復するプロジェクト

老犬さんの預かりサービスを行っている『はまじぃの家』の床を修復するためのプロジェクトです。

普段は別の事業であるペットホテルの売上から無料デイサービスの活動費をまかなっていましたが、コロナ過ということもあり、十分な資金調達が難しくなっていました。

そこで、今回クラウドファンディングを通して資金を募り、目標金額の約10倍にもなる350万円を集めたのです。

プロジェクトページでは、動画や画像をふんだんに盛り込むことで、はまじぃの家の状態をより鮮明に伝える工夫をされていました。

また、リターンでは、興味を掻き立てられる表現や思わずクスッと笑顔になれるような文章を用いることで、「思わず支援したくなるような」リターンに仕上げていたことも成功の大きな要因と言えるでしょう。

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

無料デイサービスをご利用の老犬さん達の為、優しい床に張り替えたい!!

■達成金額
¥3,401,000

■支援者数
576人

■プロジェクトURL

https://for-good.net/trn_project/71324

 

②:保護猫シェルターを作るプロジェクト

保護猫 シェルター

この世のすべての猫に安心して眠れる場所とお腹いっぱいの幸せを与える!をミッションとして、全国で保護猫活動を行なっているネコリパブリックさん。

命の期限のある猫たちを救うには、保護猫カフェだけでは限界があり、猫たちの新たな拠点を作るため、森付きの一軒家を購入することになりました。

そして、購入した中古物件を猫たちが快適に暮らせるシェルターに改装するため、1,500万円を目標にしてクラウドファンディングに挑戦されました。

結果、見事目標金額を達成し、上回った金額で猫たちのキャティオやドッグランの建設も実現!2,000人を超える方からのご支援がありました。

<参考プロジェクト>

■プロジェクト名
広大な森付きの家を、殺処分される保護猫の保護&看取りシェルターにしたい!

■達成金額
27,902,032円

■支援者数
2265人

■プロジェクトURL
https://for-good.net/trn_project/92007

 

犬猫の保護を目的としたプロジェクト

①:猫と触れ合える農園を作るプロジェクト

 年間2万匹を超える犬や猫が殺処分されているという問題を解決するため、野良猫たちを保護して、安全に暮らせる農園を作りたい!というプロジェクトです。

猫たちと触れ合えるだけでなく、農業体験のできるスペースやリラクゼーションできるサービスなど様々な体験を組み込んだ農園となっています。

実際にどのような農園を作るのか?がイメージしやすいような写真を複数盛り込む工夫や誰もが支援しやすい幅広いリターン設計などもプロジェクト成功のポイントと言えるでしょう。

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

殺処分ゼロを目指して、人も猫も楽しく過ごせる「猫と触れあえる農園」をつくりたい!

■達成金額
¥1,590,000

■支援者数
258人

■プロジェクトURL

https://for-good.net/trn_project/26734

 

②:犬猫の保護シェルターの運営費を募るプロジェクト

このクラウドファンディングはNPO法人青い鳥動物愛護会のみなさんが掲げる犬猫の殺処分0を継続するための挑戦です。

これまで7年間も殺処分0を守り続けてきた青い鳥動物愛護会でしたが、コロナ禍や物価高騰の影響を受けて、存続が難しい状況になってしまいました。

そこで、クラウドファンディングを通し、多くの方から支援を募りました。

プロジェクトの本文では、これまでの実績や支援の使い道などを明確にに記載することで信頼性の高いプロジェクトページに仕上がっています。

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

殺処分ゼロを守り続けるためのご支援を

■達成金額
¥2,020,000

■支援者数
239人

■プロジェクトURL

https://for-good.net/trn_project/74034

 

犬猫たちの治療費を募ったプロジェクト

①:白血病の保護猫の治療費を集めるプロジェクト

保護猫の治療費を集めるクラウドファンディング

ラオスで日本食屋を営みながら保護猫活動をし、110匹ほどの猫の面倒を見ている岩竹さん。ある日母猫と子猫3匹を保護しましたが、母猫が白血病陽性であることが判明しました。

猫の白血病は発症したら最後、リンパ腫などを引き起こし治療する術はありません。ですが、陰性になる可能性を高められる注射がありました。

そこで、今回のクラウドファンディングを通して、猫4匹に打つ注射費用を募りました。

<プロジェクトデータ>

■プロジェクト名

東南アジアのラオス。必死で生きる外猫の家族を白血病から救いたい。

■達成金額
¥269,500

■支援者数
24人

■プロジェクトURL

https://for-good.net/project/1000359

 

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クラウドファンディング成功の3つのポイント

次にクラウドファンディングを成功させるためのポインをを3つご紹介していきます。

 

①:誰からでもわかりやすいページの作成

プロジェクトページは支援者と最初にコンタクトする部分になるため、クラウドファンディングで支援を募る上で最も重要と言っても過言ではありません。

以下で気をつける点をご紹介しますので、すべて当てはまるようにページを作成していきましょう。

  ✔トップ画像とタイトルは、パッと見ただけで内容がわかるように作る

 ✔ページ内の写真は1スクロールに一枚入るようにする

 ✔冒頭本文では、プロジェクトの要約と自己紹介、クラファンに挑戦した経緯を記載する

 ✔資金の使い道やスケジュールを記載する

 

ページ作成を詳しく知りたい方はぜひご覧ください!

 

②:思わず支援したくなるリターンの設定

 ページの作成と同じくらい重要になってくるのが、リターンです。

リターンは以下の4点に気をつけて設定していただくのがおすすめになります。

 ✔プロジェクトに沿ったオリジナリティのあるリターンを設定する

 ✔誰もが選びやすい幅広い金額のリターンを設定する

 ✔特別感を演出するため人数制限を設ける

 ✔一目見て内容がわかるような画像と説明文を作る

 

リターンに関してより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

 

➂:徹底した広報活動

クラウドファンディングを成功させたいのであれば徹底した広報活動を心がけましょう!

と言いますのも、クラウドファンディングでは、支援者の7割が「知人友人や元々活動を応援してくれていた人」になってきます。

そのため、自分の周囲にどれだけプロジェクトをPRできるのかを考えてみましょう!

 

今回はクラウドファンディングでよく用いられる広報方法について3つご紹介していきます。

✔SNS

TwitterやFacebook、Instagramなどを使って、投稿を見ている不特定多数の方フォロワーにPRしましょう。

クラファンページのURLとともに、始めた経緯やプロジェクトを通して叶えたい目標などを明記するのがおススメです!

また、掲載開始前からプロジェクトの告知を行うカウントダウン投稿をこまめに行うと、掲載前からユーザーのワクワク感を高めることができます。

 

✔個人連絡

ラインやメッセンジャー、DMなどを使い、一人ひとりに広報するのもおすすめです。

まずは、何人くらいに個人連絡ができそうなのか?をリストアップし、一人ひとりどのようなメッセージを送るか考えてみましょう。

 

✔イベント

登壇イベントに参加したり、ライブ配信を行ったりとイベントを通した広報活動も非常に有効になってきます。

イベントでの広報は知り合いやファンだけでなく、実行者の存在を知らなかった人にも広報できることが大きな魅了です。

 

広報活動について詳しく知りたいはこちらの記事をご覧ください!

 

クラウドファンディングの流れ|始め方

最後にクラウドファンディング達成までの流れをご紹介していきます。

これからクラウドファンディングを始めようと考えている方は、以下の4ステップを必ずおさえておきましょう! 

 1.プロジェクトの内容、目標金額、リターンを決める

 2.クラウドファンディングのページを作成する

 3.プロジェクトを広報する

 4.集まった資金でプロジェクトを実行&リターンの発送 

 

💡より詳しいクラウドファンディングの流れを以下で解説しています!

 

犬猫たちのために立ち上がったクラファン|まとめ

今回は犬猫たちを救うために立ち上がったプロジェクトについて詳しくご紹介してきました。

犬や猫たちのためにこういった活動がしたい!という強い思いがある方は、ぜひクラウドファンディングで支援を募ってみてはいかがでしょうか?

 

<クラウドファンディング成功のポイント>

1.誰からでもわかりやすいページの作成

2.思わず支援したくなるリターンの設定

3.徹底した広報活動

<クラウドファンディングの流れ>

1.プロジェクトの内容、目標金額、リターンを決める

2.クラウドファンディングのページを作成する

3.プロジェクトを広報する

4.集まった資金でプロジェクトを実行&リターンの発送 

 

クラウドファンディングサイト『For Good』では、社会貢献性の高いプロジェクトを専門に扱うプラットフォームで犬猫たちを支援するプロジェクトも多く掲載しております!気になる方はぜひ一度無料相談を申し込んでみてください!様々なプロジェクトを担当したキュレーターに相談することができます。

 

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