
女性の起業成功例!事前の準備や成功のポイントを確認しよう
近年、女性の起業家が増えていることはご存じでしょうか。
ライフスタイルに合ったさまざまな働き方で事業を始める女性の数は、年々増加傾向にあります。
本記事では、女性が起業する際のポイントや準備について詳しく解説するとともに、「For Good」のクラウドファンディングで成功した女性起業家も紹介します。ぜひご覧ください。
クラウドファンディングに関するご相談を受け付けています!
目次
- 【当社事例】クラウドファンディングにおける女性の事業の成功例
- エシカルな服の完全受注販売
- ゴミや廃棄を出さない量り売りのお店の開店
- 学生兼起業家のロールモデルを体現
- コミュニティを兼ねた新しい書店の設立
- アトピー体質の方向けのパジャマを製造・販売
- 女性の企業の現状
- 女性が起業する前に準備すること
- 自分の得意と世間の需要を考える
- ビジネスについて学ぶ
- 必要な資金を準備する
- 集客方法を決める
- 女性が起業するときのポイント
- リスクを認識する
- 前向きに取り組む
- 行動力を意識する
- 顧客や取引先とコミュニケーションをとる
- まとめ
【当社事例】クラウドファンディングにおける女性の事業成功例
クラウドファンディングは、プロジェクト内容や事業への想いに賛同する不特定多数の人から、資金を調達できるサービスです。
ここでは、For Goodのクラウドファンディングを活用して成功を納めた女性起業家をご紹介します。
エシカルな服の完全受注販売
〈プロジェクトの詳細〉
■完全受注生産Made In JAPANのエシカルブラウス&スカートが出来ました。
■達成金額
¥3,125,300
■目標金額
¥300,000
■支援者数
156人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/trn_project/10964
このクラウドファンディングは、人権問題や環境負荷、衣類ロスに配慮し、廃棄を生まない完全受注生産での販売がスタンダードになることを目標に立案されました。
ブランドを立ち上げた女性は、生地の調達や梱包資材、洗濯ネームなど、あらゆる面で廃棄を生まない取り組みを徹底しています。
また、リターンには「きれい見え」を追求したオーガニックコットンブラウスやスカートなど、ブランドファンや支援者のニーズに適した商品を用意しています。
「地球と人が洋服を楽しめる社会の両立」を目指した発案者の想いを多くの人に伝え、リターンには魅力的な商品を豊富に用意することで、目標金額を越える成果を納めました。
ゴミや廃棄を出さない量り売りのお店の開店
〈プロジェクトの詳細〉
■ゼロウェイスト×エシカルなお買い物を実現する、量り売りのお店をつくりたい!
■達成金額
¥810,000
■目標金額
¥300,000
■支援者数
57人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/trn_project/19866
このクラウドファンディングの発案者である女性は、個包装のゴミを出さないスタイルで、食品の量り売りや日用品を販売する店のオープンを目指し、プロジェクトを立ち上げました。
必要なものを必要なぶんだけ購入することでロスをなくし、食品パッケージの廃止で脱プラスチックを目指すなど、多様な取り組みを実施しています。
その結果、発案者の姿勢や夢に多くの人が賛同し、公開2日目で達成率が142%にまで到達しました。
リターンにはオーガニック食品やシャンプーの提供に加え、ヴィーガンカフェへの招待や店頭で利用できるクーポン券などを用意しています。
また、支援金額も幅広く設定することで、支援者が気軽に参加できる点がポイントです。
学生兼起業家のロールモデルを体現
〈プロジェクトの詳細〉
■京都大学で学生兼起業家のロールモデルとなり、多くの人が社会課題解決に挑める社会を
■達成金額
¥1,032,000
■目標金額
¥1,000,000
■支援者数
55人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/project/1001657
京都大学大学院修士課程のこの女性は、子どもたちの口腔衛生を支援する「お口のテーマパーク」を運営しながら公衆衛生学と経営学を学んでいます。
研究と事業活動に専念するため、クラウドファンディングで資金を募りました。結果として、目標金額を達成しています。
大学3年時、IADSの国際会議で予防歯科の重要性を知り、ネパールで歯科ボランティア活動を実施。
しかし、パンデミックにより中断され、日本国内にも気軽に口腔ケアを相談できる場が必要だと感じ、「お口のテーマパーク」を設立しました。
リターンには、講演や取材の受付が用意されました。学業と起業を両立するモデルを示し、社会課題解決に挑む若者を増やすことを目指し、今後も活動を続けていきます。
コミュニティを兼ねた新しい書店の設立
〈プロジェクトの詳細〉
■世代を超えて本でつながる、札幌の新たな居場所を作りたい!
■達成金額
¥732,000
■目標金額
¥300,000
■支援者数
94人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/project/1000247
札幌在住のこの女性は、「本」を通じて人と地域をつなぐ新たなプロジェクト「シェア型書店ぷらっとBOOK」を立ち上げました。
本屋の減少が進む中、誰もが本屋の運営に参加できる仕組みを作り、地域の交流拠点を目指しています。
この書店は100人のオーナーが自分の棚を持ち、好きな本を並べて販売できるシェア型の本屋です。
本を介して世代や立場を超えたつながりを生み出し、多様なコミュニティの場となることを目指します。また、オーナーが自主的にイベントを開催できるスペースも提供されます。
プロジェクトの資金は、本棚制作費、店舗改装費、備品購入などに活用されます。2025年2月にオープンし、現在も活動を続けています。
アトピー体質の方向けのパジャマを製造・販売
〈プロジェクトの詳細〉
■37年アトピーを経験した私から生まれたこだわりのパジャマを広げたい‼
■達成金額
¥1,112,500
■目標金額
¥800,000
■支援者数
93人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/project/1000919
「Rémorni リモーニ」は、アトピーに悩む方々の生活を改善するために立ち上げたナイトウェアブランドです。
妊娠・出産後にアトピーが悪化し、肌に優しいパジャマを作りたいというある女性の思いから始まりました。
オーガニックコットン100%を使用し、無染色・無化学処理で肌に優しい仕様にこだわり、かゆみや痛みを軽減できるようデザインされています。
クラウドファンディングを通じて、アトピーだけでなく、敏感肌のマタニティや赤ちゃん向けの製品も展開予定です。
支援者にはオリジナルパジャマを割引価格で提供し、より多くの人々に質の良い眠りと快適な生活を届けるために活動しています。
女性起業家の現状
現代では、働き方の多様化が進み、性別を問わず能力が発揮できる社会になりました。
これに伴い、女性の起業は年々増加傾向にあり、なかでも大都市を中心に多いといわれています。
また、同族経営で高齢になった代表者が妻や娘に事業承継するケースが増えたことも、女性社長増加の一因と考えられるでしょう。
さらに、女性の起業が増えた背景には、インターネットの普及によって個人の趣味や好きなものを、気軽に取り扱いやすくなったことも挙げられます。
最近では、ネットショップやベビー服の輸入販売など、育児中でもお金をかけずに起業できるケースも多くみられます。
女性が起業する前に準備すること
女性が起業する際は、自己分析やどの程度の資金が必要なのかをあらかじめ明確にするほか、どのような方法で集客するのかなど具体的に考案しましょう。
以下では、女性が起業するにあたって事前に準備する項目を詳しくご説明します。
自分の得意と世間の需要を考える
女性が起業を目指す際、自身の強みや得意なことが世の中のニーズに合っているかを分析しましょう。
成功する女性起業家の多くは、自身と世間の両面からニーズを追求し、独自のビジネスを展開しています。
また、自己分析の徹底も重要です。
自己分析では、自分自身がどのような人間なのかを具体化し「何がしたいか」「どのようなことができるか」への追求を深めます。
女性起業家は、どのような業種においても自分らしさを発揮して事業を立ち上げていることがほとんどです。
ビジネスについて学ぶ
女性のみならず、起業家には数字やデータを踏まえて予測する力が求められます。
そのため、事業を勘や感覚で進めるのではなく、明確に数値化して計画を立てる必要があります。
また、起業家はビジネスにおける倫理的思考力を求められる場合が多いでしょう。
矛盾や飛躍がないよう筋道を立て、問題解決する能力が必要です。
必要な資金を準備する
どの業種においても、起業には適切な資金が必要です。
起業時に想定外の費用がかかったり、収入を得るまでの期間が予想よりも長くなってしまったりすることも考えられます。
そのため起業する際は、初期費用のほかに、運転資金を6か月分程度用意するとよいでしょう。
また、融資を受ける場合、自己資金の割合が少ないと希望する額の融資を受けられない可能性があります。
融資をお考えの方は、自己資金をある程度準備する必要があるため、事前に確認しましょう。
集客方法を決める
集客方法の検討は、女性の起業だけではなく、どの業種においても必要です。
チラシのポスティングなど、事業にとってどのような集客方法が最適なのかを検討しましょう。
IT化が普及した現代では、Webサイトのコンテンツ作成やメルマガ配信、SNSマーケティングなども非常に効果的です。
また、集客方法はひとつに絞るのではなく、数種類用意しましょう。
多方面に発信することで、より多くの人への認知度向上が期待でき、集客につながりやすくなります。
女性が起業するときのポイント
ここでは、女性が起業する際に、事前に押さえたいポイントをご紹介します。
どの業種にも共通するため、ぜひ参考にしてください。
リスクを認識する
起業には、さまざまなリスクが伴います。
かといってリスクを避けてばかりでは、利益は望めないでしょう。
どの業種においても、起業にはリスクがつきものであり、女性社長の場合にもそれを背負う覚悟が必要です。
そのため女性が起業を目指す際は、事業の分析や課題の早期解決などのリスクマネジメントを心がけ、できるだけ損失を抑えられる方法を検討するとよいでしょう。
前向きに取り組む
女性で起業を目指すときは、事業に対して前向きに取り組み、学ぶ姿勢を持ち続けることがポイントです。
ひとりで起業する場合、仕入れや製造に加え、宣伝やマーケティング、資金調達などをすべて自分で実施しなければなりません。
うまくいかなかったり失敗したりすることもあるでしょう。その際に、気持ちを切り替えて再度取り組まなければ、事業がストップしてしまいます。
そのため、失敗は学ぶ機会であると前向きに捉え、不明点を専門家へ聞いたり、先輩起業家からのアドバイスを受けたりする姿勢が大切です。
行動力を意識する
女性が起業するときのポイントとして、行動力とスピード感が挙げられます。
成功する多くの起業家は、常に市場の動向やトレンドにアンテナを張っており、スピーディーに対応する人がほとんどです。
また、ブランクや年齢にかかわらず、実現したいプロジェクトに向けて専門家へ相談したり、相手へ直接交渉したりする行動力も必要です。
女性が企業をする際は、ビジネスチャンスを逃さないためのスピード感を重要視した行動が、ポイントといえます。
顧客や取引先とコミュニケーションをとる
女性が起業するときは、多くのシーンでコミュニケーション能力が求められます。
伝えたいことを上手にまとめ、相手に分かりやすく簡潔に伝えられる能力があると、より起業への成功が期待できます。
また、顧客や取引先の要望や意見を聞き、最適な提案をすることで信頼を得やすくなるでしょう。
さらに、起業するにあたって人脈の多さは非常に重要です。
コミュニケーションを積極的に行い良好な関係を築くことで、相手から仕事を紹介してもらえたり事業を拡大したりできるでしょう。
まとめ
昨今では女性の起業家が増えており、多様な働き方で事業を始める人が増加傾向にあります。
一方で、どのような業種でも起業する際には資金が必要であり、その準備がなかなかできない人も多いでしょう。
For Goodのクラウドファンディングでは、起業したい想いや、事業で叶えたい夢を多くの人へ発信することで、それに共感する支援者から資金を調達できるサービスを提供しています。
また、女性の起業を実現するための魅力的なサービスを提供しています。
多くの人へ伝えることで、起業前から事業の存在を知ってもらえるため、マーケティング効果も期待できるでしょう。
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