能登被災猫支援
能登被災地の猫に不妊去勢手術を受けさせたい。
みんなの応援コメント
わたなべ
2024年7月31日
再支援です。最後にポチッとしておきますね。少しでもお役に立てればと思います。Go Goニャンダラーズ!
マサコ
2024年7月31日
応援しています!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
珠洲の塩
2024/7/22 15:37
震災後の4月。
縁あって、ニャンダラーズが拠点を構えた大谷地区
地震の影響で海底が隆起して、港が消えていました。
大谷町は長閑で、住む人たちも気さくで優しく、お話を伺うと外で暮らす猫たち、自然の中で暮らす生き物にも、とても理解があり優しく接してくださっている地域でした。
震災の震源地が直近なのもあり山々は崩れ、家々は殆どが倒壊し、何とか建っている避難所になっている学校や、納屋や半壊のご自宅で自主避難をして町の方々は暮らしていました。
ニャンダラーズは実際に歩いて、出会う人たちに何かお困りごとはないか、お話を伺いながら、地域の状況を調査していました。
そんな中、大谷から少し離れた所で、誰もいない静まり返った海辺で、ひたすら塩を作る老人に出会いました。
車で街道を走り、ふと目に止まった建物の看板には「珠洲製塩」とかかれ、煙突からは湯気が出ていました。
誰かいるのかと、建物の中に入ると、いわゆる塩田、塩を作る場所だと理解できました。
後で気づきますが、奥能登の伝統的産業は、塩田(無形文化財)だと思い出します。
遠い昔、故郷の福島は双葉郡も電力立地利権に巻き込まれるまでは、塩田があったと、亡き父親に聞いていました。
遠い昔は年貢を納めるのに、塩田しか出来ないほど、厳しい暮らしが、ふたつの町にはあったのかと思います。
黙々と働く、老人に話しかけると、無言で出来立ての塩が入った杓を差し出されます。
メンバー全員、なめてみました!
美味い!
塩の全てが身体から脳まで、走ります
命をかけた味がします。
そして漢を見た気がします。
心には電流が走り、こんな男になりたいと心底思わされた瞬間でした。
大谷地区に魅了され、ここに今だにこだわっているのは、こんな事もあったからかも知れません。
みなさんも機会がありましたら「珠洲の塩」
お買い求めください。
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