能登被災猫支援
能登被災地の猫に不妊去勢手術を受けさせたい。




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2025/3/12 11:50
2月の活動ご報告です。

ご報告が遅くなりました。
2月25日から27日の能登被災猫レスキューのご報告です。
今回は珠洲市、能登町近隣の地域猫が中心です。
地元ボランティアさんたちが手術日の前日から捕獲器を仕掛け、手術対象の
猫たちを当日までにスペイクリニックへと運んでくれます。
捕獲をする間には、まだまだ周知が行き届かない、手術の意味や猫の室内飼いの重要さ、TNR後の地域猫の在り方など啓蒙活動も行ってくださいます。
25日、捕獲や手術の準備など段取りも全て整い、順調に進みました。
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次の日26日、飛行機で獣医師2名が到着、手術開始です。
悪天候でしたが、30頭の不妊去勢手術ができました。
保護が必要な猫をどうするか、獣医師に相談し、ボランティアさんとも協議します。
今回は怪我をした猫1頭を治療の為、TNR日本福祉病院さんへ入院をお願いし、
地元ボランティアさんから託されたシニア猫を高円寺ニャンダラーズで引き取りました。
高円寺ニャンダラーズスペイクリニックの存在もだんだんと周知され、ご相談も多数ありました。
新たに、猫が増えている、山間部の集落。
こちらは調査をして今回から着手しました。
ボランティアさんからお話を聞き、クリニック近くで猫を飼っていて、ご老人がお一人でお住まいのお宅を訪問することに。
十数頭いるとの情報です。
行ってみると、なんと、自宅が2階まで雪に埋まっていました。
雪の山を乗り越えてやっと玄関に辿り着き、お声を掛けさせてもらいました。
天井まで塗りがある、昔の能登の立派な日本家屋。
地震で半壊、屋根が落ちて室内にまで雪が積もり、床も抜け落ちてました。
普通に暮らせないであろう家。
そこの一部屋で足の悪いおばあちゃんと猫は暮らしていました。
耳も遠く会話もままなりません。
立つのもやっとらしく、さぞ生活も大変でしょう。
震災後の能登での厳しい暮らしを、目の当たりにしてしまい、ショックを受けました。
猫の手術の許可をもらい、今回は4頭の手術が終わりました。
2箇所とも次回に繋げます。
猫もそうですが、孤立集落にはお年寄りが残っています。
まだまだ厳しい状況です。
手術は27日に日付が変わってもまだ続きました。
1頭1頭、健康状態を見ながら丁寧に手術をしていただきました。
全ての手術が終わったのは午前4時でした。
今回、高円寺ニャンダラーズは、
途中高速の道路事情を調査し、車ではなく飛行機で現地へ向かいました。
飛行機を使った方が、交通費は節約できるのですが、荷物が搬送できないため、事前に宅急便で送っています。
また猫を連れて帰るにあたり、飛行機での搬送は神経を使います。
今回、大雪の悪天候の中でもミッションはスムーズに進み、無事に終了できました。
ありがとうございます。
地元ボランティアさん、
TNR日本福祉病院 犬猫救済の輪
ハナ動物病院
高円寺ニャンダラーズ
協力してこれからもがんばります。
皆様、いつも応援ありがとうございます。
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