表現を躊躇わない社会
デンマークから物語教育を持ち帰り、地域✖️表現教育で「誰もが表現者」な社会を作る




みんなの応援コメント
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/3/5 09:13
旅程と資金用途変更についてのお知らせ

クラウドファンディングにご支援いただいた皆様へ
帰国も間も無く迫る中、温かいお声がけを頂くことも増えてきました。これもひとえに応援してくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
皆様のご協力のおかげで進めてきた本プロジェクトですが、当初予定していた旅程と資金の使い道を一部変更することになりました。下記に要点をまとめ、続けて詳細を報告させていただきます。
変更内容と理由
- 当初計画
- Storytelling Academyへの参加費 (80,000円) と移動費 (20,000円)、計100,000円を充当予定でした。
- 変更後の計画
- ラトビアのフォルケホイスコーレ“Rites Tautskola (Rite Folkehøjskole)”のショートプログラム参加費に充当させていただきます。
- 背景
- 在籍先の学校で教職員・生徒の急な退職や休職が相次ぎ、2月の卒業を前に校長先生からプログラム参加の再検討を依頼されたため、改めて「インフォーマル教育を日本に持ち帰る」という本来の目的を考え直し、今回の決断に至りました。
経緯
1月末に参加を予定していたStorytelling Academyでしたが、在籍していたFøroya Fólkaháskúliでは、
- 10月に先生が1人病気のため休職
- 11月初旬に一人の生徒が退学
- 11月中旬にはまた別の先生が病気のため休職し、12月末に退職
- といったように、短期間で大きな人員変動がありました。生徒の人数も8人という小規模であることから、そのインパクトは非常に大きかったです。
2月の卒業を前に、様々な予定の変更をせざるを得ない状況となり、校長先生からも「このタイミングで1週間強外に行くのは改めて検討し直してほしい」という声がかかりました。
こうした中で、自分がこのクラウドファンディングを通じて本当に達成したかったことは何だったのかを振り返ると、「インフォーマル教育」の可能性を日本に持ち帰る、という点に行きつきました。
*インフォーマル教育
あらゆる人々が、日常的経験や環境との触れ合いから、知識・技術・態度・識見を獲得し蓄積する、生涯にわたる過程。組織的・体系的教育ではなく、習俗的・無意図的な教育機能である。(文部科学省)
ストーリーテリングやフォルケホイスコーレなど、私が日本に持ち帰りたいと考えている教育の形は、この「インフォーマル教育」であるのだと、フェロー諸島大学の教授の講義を受けた際に強く思うようになりました。
校長の話があってから間もない頃、10月にデンマークへ行った際につながりができた東欧・ラトビアのフォルケホイスコーレ “Rites Tautskola” のメンバーからショートプログラムへのお誘いを受けたことで、参加の決断を致しました。
Rites Tautskola (Rite Folkehøjskole)とは
Rites Tautskolaは30年の歴史を持つラトビア唯一のフォルケホイスコーレです。寮機能はあるものの長期コースは行っておらず、デンマーク人向けのショートコースや、地域の人々向けのハンドクラフト教室、子どもから中高生年代が参加するサマーキャンプの運営など、多様なプログラムを通してインフォーマル教育を実践しています。
フォルケホイスコーレというと長期コースのイメージが強いですが、デンマーク国外で、しかもデンマークのサポートを受けながら運営されている独自のモデルは非常に興味深いものでした。日本にインフォーマル教育を持ち帰るにあたり、この学びは大きな財産になりうると考え、このショートコースへの参加を決めました。
後日開催予定の報告会にて、詳しい内容をあらためてお伝えします。
残りの期間も、最後まで多くの学びを得られるよう精一杯取り組んでまいりますので、どうか引き続き見守っていただけますと幸いです。
<ホームページでの学校紹介>
https://ritestautskola.org/en/we-are-a-folk-high-school-following-the-danish-pattern/
<デンマークフォルケホイスコーレ協会での紹介ページ *デンマーク語>
https://hojskolehistorie.dk/erindringer/hoejskoler-uden-for-danmark/rite-hoejskole-i-letland
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