地域活性化
沖縄から発信!地域循環型の縫製工房で地域の可能性を広げたい!!
みんなの応援コメント
ケンブー
2023年12月31日
🙏どうか達成しますように🙏
mano
2023年12月31日
これからも応援しています!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
伝統工芸を今の時代にアップデートするデザイン探究
2023/12/11 21:17
みなさん、こんにちは。
今回は商品製作の背景について、野原が活動報告をレポート致します!
MAARU FACTORYでは、私たちの自社ブランド「Kizuna」や「EQAUNCE」の商品も
内製化して縫製していきます。
ただ、一部どうしても技術的に難しいものや数量多くて自社で間に合わないものは、
提携工場やアトリエさんに縫製をお願いしていて、生産数をある程度確保できるようにしています。
そんな中、来年の新作の一つに沖縄の手仕事「伝統工芸」を取り入れたデザインを制作しています。
これは私のこだわりですが、伝統工芸というと高級品で、敷居が高かったり、デザインがクラシックが故、若い方には馴染みが薄かったりします。
でも、私たちの文化でありルーツであると思っていて、
今のライフスタイルや価値観の表現としてうまくファッションに掛け合わせられないかと
模索の毎日です。
今回の商品もまぁなんと手の混む商品でして。笑
刺繍を施したガジャベラシャツをデザインしています。
実は、以前にも刺繍をあしらったガジャベラシャツを「BEAMS×MAKUAKE」でのコラボで制作に携わったことがありますが、
今回は刺繍糸を琉球藍で染めて縫製をする挑戦を行なっています。
この作業は、刺繍糸を枷という糸の輪にするところから始まります。
糸を染める作業は、伝統工芸の「織」の作業工程にヒントを経て行いました。
織をされる方は糸を染めて機織りするところまで全て一貫してやったりもします。
協力してくださったのは首里織組合の「tissuri」さん。
2000メーターの糸を枷上げ機を使って枷を作ります。
そして琉球藍染をしたのがこちらの写真。
工芸の杜にある「琉球藍研究所」さんにて糸を自ら染めてきました。
途中までゴム手袋をしていたのですが、繊細な糸がゴムに擦れて切れてしまったので、
思い切って自分の手をそのまま突っ込んだらあっという間に手も染まっていました笑。
でも、何よりこうした作業をしていると、先人の知恵が工芸には沢山詰まっていることや
生物の力を借りた染色の技術など、学びが多く、また手の感覚や匂い、視覚で持って五感をすごく刺激されます。
こんな時、やはり手仕事の素晴らしさを実感するものです。
次はこの糸をまたミシンにかけられる様にコーンにもどして、縫製の作業へと進みます。
今回刺繍デザインを手掛けるのは、紅型研究所「染千花」の知花幸修さん。
デザイン名は「niraikanai」。実際のデザインは商品がでてからのお楽しみです♪
今回は、BINGATA COLLECTIONのVol.2のコラボです。
Vol1のデザインは来週発表予定。
お楽しみに〜!!!
いろんな商品の企画を挑戦する楽しさや手応えを感じる今日この頃です。
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