農業従事者
ジャンボタニシの食害から日本の田んぼを守りたい!
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ABEMA.TVに出演しました!
2024/12/19 23:26
保有するVtuberにてインタビューさせて頂きましたッ!!
田んぼに広がる黒光りする貝、そして毒々しいピンク色の卵。見たことがある人も多いだろう、それが稲作農家の大敵「ジャンボタニシ」だ。
正式名称は「スクミリンゴガイ」。南米原産で1981年に食用目的で日本へ輸入されたものの、養殖は失敗。逃げ出した個体が野生化し、今や稲の苗を食い荒らす害虫となってしまった。40年以上経った今も、農家たちの頭を悩ませ続けている。
そんな中、ジャンボタニシ対策に新たな希望が生まれている。
田んぼに“集まる”謎の柱—それが「ジャンタニコイコイ」
ある日、SNSで注目を集めたのは田んぼに生えた“白い柱”に群がるジャンボタニシの写真だった。その正体が「ジャンタニコイコイ」。
「ジャンボタニシを集める餌」だという。
ジャンボタニシ対策には、これまで米ぬかや酒粕が使われることが多かったが、「ジャンタニコイコイ」は農薬ではなく、ジャンボタニシだけを強力に引き寄せる“究極の餌”として開発されたのだ。
驚きの効果!「これは楽だね」と農家も太鼓判
試作品の段階ではあるものの、すでにその効果は現場で実証されている。
「大半のジャンボタニシが誘引され、稲が食われずに済んだ」
「捕獲作業が劇的に楽になった」と、農家からは好評の声が届いている。
在来種への影響は?
ここで気になるのは、同じ田んぼに生息する在来種への影響だ。しかし「ジャンタニコイコイ」はジャンボタニシだけが好む成分を徹底的に研究・配合した結果、在来のタニシやゲンゴロウはまったく集まらないという。まさに“ターゲット特化型”の餌なのだ。
進む開発と新たな課題
もちろん、すべてが完璧というわけではない。設置する場所や水温によって効果にばらつきがあることも分かってきた。しかし「より使いやすく」「効果を安定させる」ための改良がすでに進行中だ。
さらに、現在はにおい成分を抽出した新型の開発や、捕獲器の改良にも取り組んでいるという。農家の負担を減らし、ジャンボタニシ対策を効率化するための挑戦は続いている。
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