虐待、親にもケアを
虐待に至ってしまった親のための「MY TREEペアレンツ・プログラム」を広めたい
みんなの応援コメント
くり
2024年7月31日
応援しています!
こはる
2024年7月31日
応援しています!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
【応援メッセージ】柳谷 和美さん(おやこひろば桜梅桃李代表・心理カウンセラー)
2024/7/25 21:52
おやこひろば桜梅桃李代表・心理カウンセラーの柳谷和美さんから応援メッセージをいただきました!
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私は、外側からは、一見「仲良し家族」に見える、DV・虐待環境で育ちました。
幼少期に性暴力被害に遭ったことも、親に言えず、心の傷をこじらせて、
あらゆる人を敵とみなし、誰も信じられず
自暴自棄な思春期から30代半ばまでを過ごしました。
23歳で出産した長男の子育ては、結局、自分が親からされていたことしかモデルがなく、
子どもが泣けば怒鳴る、叩く、部屋に閉じ込めるなど、
今思い出しても胸が締め付けられるようなことしかできませんでした。
してしまったことを後悔し、今度こそ優しく接したいと思っても
「どうしたらいいのか」わかりませんでした。
大人も子どもも、お互いの人権を尊重する「子育てモデル」が無いというのは、
自分も子どもも苦しめてしまいます。
MY TREEプログラムの存在は、そんな「困っている大人たち」の救いです。
私自身も、あの当時、MY TREEプログラムが存在してくれていたら
繋がることができたなら、
どれほど生きやすかっただろうと思います。
虐待している親たち(過去の私)は、
わからない中で、必死で正解を求めているだけなのです。
例えるなら、他言語を誰からも教えてもらっていないのに
「どうして話せないんだ?あの人は他言語を話しているじゃないか!なぜ話せないんだ?」
と、責められるだけで、学ぶ機会もなく、自分一人でどうやったって一向に話せないことと同じなのです。
「人権を尊重するコミュニケーション」なんて、全くわからなくて、誰も教えてくれなくて
なんなら、責めるだけ責められて、心を閉ざし、孤独に彷徨い、
ますます孤立していくのです。
現在、私は、そんな過去の経験から、
親たちが、楽しく集える、繋がる居場所「おやこひろば桜梅桃李」を企画、運営しています。
心理カウンセラーとしても、子育てに悩み、苦しむ「親自身」の心の傷に寄り添い、
言葉だけに頼らない、ソマティックな手法も用いたカウンセリングを行っています。
それには、MY TREEプログラム開発者、森田ゆり先生との出会いが、大きく影響しています。
言語化できない、苦しい気持ちや、怒りを感じ、
そこから、呼吸や瞑想、心地よい体の感覚にフォーカスしていく。
MY TREEプログラムに取り入れられている、さまざまなワークが
クライアントご自身が「生きるチカラ」に気づくスイッチになっています。
「命の輝き」を、ご自身で感じ取っていく様を目の当たりにし、感動する日々です。
MY TREEプログラムは、1対1のカウンセリングには無い、
グループセッションであるからこそ、お互いの気づきや変化が見えること。
それが更なる変化の後押しをしてくれていることが、
森田ゆり先生編著の「虐待・親にもケアを」や、
MY TREE全国フォーラムでの修了した親たちの体験から
とても伝わってきます。
どうか、MY TREEプログラムが多くの「困っている親たち」に繋がりますように。
子どもも、大人も、あたたかくて、優しい人権尊重の、世界につながりますように。
柳谷 和美
おやこひろば桜梅桃李代表・心理カウンセラー
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