被災地のバトンを繋ぐ
多くの災害を乗り越えた一本松を積木にして、地域の記憶と想いを未来につなげたい
㈱岩泉フォレストマーケティング 松永充信
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いろいろ準備中
2024/8/11 12:00
Japan ReWood（東京ビックサイト）直前となり、お盆休みだからといって休むと準備が間に合わないので、連休中は作業をしています。
ただ、この連休はニュースで取り上げられていますが台風５号が東北を直撃するとのことで、今日明日（１１ー１２日）は町内のイベントにも影響が出ています。
Yahoo天気：台風5号は東北に直撃
日経新聞：台風5号、12日に東北上陸の恐れ 総雨量は8月1カ月分か
今回の台風５号は８年前の台風１０号災害と似たコースを辿り、降水量が１０号以上の予報すらあるようです。さらに最新のニュースで線状降水帯の予報まで出て、なかなかのコンボです。
支援者の方含む多くの方から心配する声を頂いております。支援のみならず、お声がけまでありがとうございます。
昨日から所属する消防団では事前の警戒活動（見回り）を行っています。今朝も行ってきました。まだ目立った川の増水はありませんが、河川工事をしている箇所があるので壊されないか心配ですし、沢沿いの水の出方も気になります。
８年前の台風１０号災害のとき、小本川の氾濫による被害が大きかったのですが、川から離れたところでも台風の被害はたくさんありました。弊社の事務所・倉庫もそうなのですが、川の氾濫による浸水ではなく、山からの鉄砲水（山津波）による浸水でした。岩泉は山だらけかつ急峻なので、小さい沢がいくつもあります。そうした沢に大量の雨が降ると川に合流する手前で溢れてしまいます。山肌を削るような土砂災害まではいかなくても、塵も積もれば、で地味に被害が大きかったです。
この写真（2019年10月の大雨。岩泉町内）のようなレベルだと１箇所くらいなら気になりませんが、あちらこちらで起きると厄介なものです。
今回はかなり警戒度が高く設定されていて、岩泉町では全域で避難所が開設されました。消防署からは消防団の警戒活動はピーク時に無理に行わず身の安全を図るようにと言われるほどです。岩泉町はもちろんですが、岩手県各地および最近大雨による被害が発生してしまった秋田県・山形県にも影響が出ることが予想されています。しっかりと備えをして、被害が出ないことを祈るばかりです。
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