能登被災猫支援
能登被災地の猫に不妊去勢手術を受けさせたい。
みんなの応援コメント
わたなべ
2024年7月31日
再支援です。最後にポチッとしておきますね。少しでもお役に立てればと思います。Go Goニャンダラーズ!
マサコ
2024年7月31日
応援しています!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
珠洲へ 其の参
2024/7/4 21:00
【活動報告⑧】
道の駅、メンバー各自、車内で寝たり、はたまた外で寝たりと,
野営をして仮眠をとっていました。
午前3時、雨が降ってきて、外で野宿していたメンバーが飛び起きて、仮眠は終了となります。
車内から出した、支援物資や捕獲道具を急いでまとめて、いざ出発です。
まだ、夜明け前。
今日は珠洲市内から山を越えて日本海側の外浦地区へといく予定です。
住民様から聞いた情報と地図を見比べて、通れる道を探ります。
やっと日本海側へと出て「奥能登絶景海道」に入ります。
お聞きした情報と災害地図ではこの先は山崩れで通行止めの予定です。
周りを見渡しても、山という山が崩れています。
そうです、ここは今回の能登半島地震マグニチュード7.6の震源地の真上付近です。
「通行止め」の看板の先を安全に徐行しながら進みます
山という山が崩れています。
地震の大きさを物語っています。
山崩れの横を、土砂を避けて進みます。
今回のレンタカーも4WDです。パワフルに進んでくれますが、何時、土砂が崩れてくるか考えると、足がすくみます。
木ノ浦、高谷、馬緤と外浦の町、人を見かけると「何かお困りごとはないでしょうか」とお声がけしながら街道を進みます。それでも、人の気配はあまりありません。
名所「ゴジラ岩」を過ぎ、大谷地区へと入ります。
海岸が隆起して、ゴジラ岩も形を変えています。
2m以上、海岸が上がったと思われます。
白い部分は、震災前は海底だったらしいです。
港は桟橋を残して、岩場だけになっています。
そして、運命の出会いとしか思えない、大谷地区へと到着します。
人気のない街道を歩く1人の青年に声をかけます。
避難所になっている小学校に、炊事に行く途中だそうです。
車で避難所までお送りすることに。
そして、事情を聞いて頂き地区の代表者をご紹介いただきました。
先ずは、地区の代表の「川端さん」とお話をさせて頂きます。
被災猫に不妊去勢手術をしたい!という高円寺ニャンダラーズの考えに賛同してくださり、協力もお申し出頂きました。
川端さんは珠洲市の市議会議員でもあります。
地区内の猫が多い場所。
外飼いの猫を置いて避難された方のご自宅。
家が倒壊して、猫が逃げてしまい捕まらない方。
お外の子たちに、ご飯をあげて下さっている住民の方
予め、電話で住民様の了承を得て、様々な情報を教えて頂きました。
住宅地図を使って、細かく説明してくださいます。
現場までも、ご一緒に来てくださり説明してくださいました。
そして避難所で、これも運命!「森吉さん」と出会います。
大谷地区の外で暮らす猫のお世話をされている方です。
逃げた猫、仕方なくお外で暮らし、倒壊した元の家に暮らす猫たちにも、ご飯をあげて下さっています。
森吉さんのご自宅も震災で全壊。納屋に自主避難されて、そこで暮らしていました。
納屋の周りには、沢山の猫が。
人に慣れていて寄って来ます。
目視だけでも、可なりの数がいます。
可哀想だと思い、ご飯をあげていたら、いつの間にか猫が集まる様になったそうです。
数キロ移動している子もいるそうです。
もちろん、不妊去勢手術は一頭もされていません。
それでも爆発的に増えないのは、野生動物が生まれたての猫を狙って食べてしまうからだそうです。
何という事でしょうか!
たまらない、気持ちになりました。
そして、高円寺ニャンダラーズが、何をやらなければいけないかが、決まりました!
住民の方々は動物病院の話をすると「?」という顔をされます。
そうです!奥能登に動物病院は存在しないのです。
「奥能登に不妊去勢手術専門の動物病院を作りたい!」
期間限定でも、町々を移動しても良い、とにかく奥能登のお外で暮らす猫たちの為に不妊去勢専門の動物病院を作り、不幸な命を減らしたい!
そう、決心しました。
森吉さんの避難先にも、たくさんのご支援フードを支援させて頂きました。
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