メヒアの夢
グアテマラの青年メヒアに、日本の野球を学ばせてあげたい！
市川修平（Shuhei Ichikawa）
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四国アイランドリーグplusの測定会を見学してきました！
2024/6/19 23:36
先日西条市の東予運動公園にて四国アイランドリーグplusの選手が参加する測定会を見学してきました。生憎の雨で球場ではなく室内運動場での測定でしたが、数多くの選手が真剣な面持ちで望んでいました。
投手は最新の投球分析マシンであるラプソードで一球ずつ球質を測られており、NPB関係者も多く見に来ていたためかなり緊張感に溢れていました。
室内ブルペンで投球する選手たち
打者は打球速度や垂直跳び、50ｍ走のタイムなどを測っており、こちらも個々人の選手が自分の記録と向き合いながら進んでいました。
打球速度を計測している様子
また高知ファイティングドッグスで主将を務めているサンフォ ラシィナ選手にもお話を伺う機会がありました。高知ファイティングドッグスの前キャプテンである桑原潤也選手と私は高校の同級生であり、ラシィナ選手のことを彼から聞いていたのです。
彼は16歳のときにブルキナファソから来日し、最初は日本語もゼロの状態だったと言います。しかし現在は日本語も流暢に話し、チームでは主力として活躍しています。きっかけは私とメヒアと同じようにJICA海外協力隊の方が彼を指導していたことが始まりだったそうで、私が元JICAだと伝えると表情を緩め「頑張ってください」とおっしゃっていただきました。
私とラシィナ選手
現在はチームに入り10年目だそうで
「将来は母国のブルキナファソで野球を盛り上げていきたい」
と力強い言葉で話してくれました。
遠く離れた日本で母国を思いながら野球で戦っているその姿は、将来思い描くメヒアの姿と重なって見えました。
ラシィナ選手はある意味、メヒアの目標となる選手です。これからの彼にも注目です。
気が引き締まるような、胸がワクワクするような、素敵な経験ができた一日でした。
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