モンゴルの土壌再生
【モンゴル市民の力×LFCコンポスト】モンゴルの土壌再生と豊かな暮らしを実現する
みんなの応援コメント
toru sakuma
3時間前
自らの手で、自らのふるさとを大切にしたいという気持ちに、心動かされます。応援しています!!
t.s
11時間前
応援しています!
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「エコクラブ」の子どもたち
2024/12/11 14:00
こんにちは、循環生活研究所の木村です!
たいらと一緒に、現地の皆さんへコンポストの指導やフォローアップを行っています。
2024年6月にモンゴルを訪れた時、アドバイザーのチャンツァさんが勤める学校へ訪れました。訪れた学校は、小中高の一貫校であらゆる世代の子どもたちが通う場所。急激に人口が増えていることもあって学校は足りておらず、3部交代制で子どもたちは通学していると聞いて驚きました。子どもたちはもちろんですが、先生たちもかなり過酷な状況に置かれています。
チャンツァさんは学校内にある「エコクラブ」の担当でもあり、30人の生徒たちとコンポストに取り組んでいるとのこと。家から生ごみを持ってきたり、給食で出る生ごみの一部を計量して屋外の木枠コンポストに入れ、日々混ぜているそうです。
十分な自然資源があるわけではなく氷点下数十度の時期も長いため、堆肥づくりの方法や生ごみと混ぜるものは、他のアドバイザーとも試行錯誤しています。私たちが行ったときは水分が多くずっしりとした状態になっていました。これを生徒たちが日々混ぜるのは、きっと大変な仕事でしょう、、、!
中高生の生徒は先生と一緒に環境活動(コンポスト以外も含む)の事業計画を作っており、年齢が上の生徒からは「コンポストの質をもっと高めたい」「関わる人との関係をより深くしたい」「拠点を作りたい」といった声が聞かれました。主体的で、とても実践的な活動に取り組んでいる様子にとても感銘を受けました。
この時に先生から聞いていたのは「生徒たちが教える立場になれるよう準備したい」との話でしたが、12月に入ってすぐ活動の進捗を伺ったところ、なんと、近隣の幼稚園に生徒たちがコンポストのことを伝えに行くようになったそう。すごい、早い!!モンゴルの皆さんは有言実行、しかも思い立ったらすぐに行動する方が多く、今回もそのスピードの速さを見せつけられた事例でした。
そんな子どもたち、先日12月3日に開催したオンラインイベントにも少し登場してくれています。冒頭の写真はその時の様子。「インターネットで海外とつないでイベントやるなんて初めて!参加したい!」と学校が終わった後に残ってくれたそうです。
子どもたちのモンゴルの自然環境を守りたい気持ちも、ぜひこのプロジェクトで支えられたらと思っています。(木村真知子)
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