バジャウ族
フィリピンセブ島で暮らす少数民族バジャウ族の村に子供食堂を作る。




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2025/10/8 20:30
バジャウゲストハウス再建のご報告と今後の活動について

2025年3月1日に発生した火災により全焼した「バジャウゲストハウス」ですが、このたび、子ども食堂建設のために確保していた資金も活用し、再建いたしました。
村長やバジャウ族のスタッフと協議した結果、再建が最善の判断であると考え、実施に至りました。
■ 再建を決めた背景
・子ども食堂建設予定地として、村長自宅前の土地を確保していましたが、政府の河川拡張プロジェクトに伴い、一部住民の住居が取り壊されました。
移転先であるバジャウ村の土地スペースが限られていたため、子ども食堂用に確保していた土地は、移転を余儀なくされた住民に譲ることとなりました。
バジャウ族の村は、コンクリート住宅の村と伝統的な高床式木造住宅の村の2つが隣接して形成されています。
両者では生活環境やインフラ整備の状況が大きく異なります。
コンクリート住宅の村では、火を安全に使えるスペースが確保されており、大鍋を使った炊き出しが可能です。
そのためツアーの一環として行っている炊き出しは、コンクリート住宅の村限定で行っておりました。
一方で、高床式木造住宅の村では、火を使うことによる火災リスクが高く、炊き出しを行うことができませんでした。
しかし、政府の河川拡張プロジェクトの影響で、高床式住宅の村が縮小し、多くの住民がコンクリート住宅の村に移転しました。
その結果、子どもたちの集まり場所もコンクリート住宅側に移ったため、炊き出しを行う拠点としては、既存のコンクリート住宅の村にあるゲストハウスを再建することが最適と判断しました。
・現在の炊き出しはツアーの一環として提供していますが、ゲストハウスの全焼によりツアー運営に支障が出ていました。
炊き出しツアーは月に5〜15回程度実施しており、その際には、ツアー参加者用の清潔なトイレや休憩場所が必要です。
また、バジャウ族の文化を学び、交流する場としてもゲストハウスの存在が不可欠であることを、全焼後の活動を通じて改めて実感しました。
新しいバジャウゲストハウスを拠点として、これまで以上にバジャウ族への炊き出しを実施し、日本人ゲストの皆さんの学びや交流の場としても活用してまいります。
また、クラウドファンディングにて「ず~とずっと応援コース」をご支援いただいた方には、スペシャルパートナー認定の証として、当初は子ども食堂に企業名・個人名を掲載させていただく予定でした。
今回、子ども食堂の建設は見送りとなりましたが、その代わりとしてバジャウゲストハウス内に企業名・個人名を掲載させていただく予定です。
掲載時期は、私が来年セブ島を再訪する際を予定しております。
今後とも変わらぬご支援・ご関心を心より感謝申し上げます。
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