体験格差解消
病気や障がいのある子も楽しめるインクルーシブ音楽祭 in 大阪 を開催したい!




みんなの応援コメント
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2025/6/2 13:00
AYAメンバーからのメッセージ Vol.13 田中 翔子さん

はじめまして。田中翔子と申します。
私は現在、長崎で訪問看護に携わっています。もともと私自身が生きづらさを抱えていた当事者であったことから、発達障害や精神看護について強い関心を持ち、学びを深めてまいりました。その経験を通じて、「生きづらさ」を抱える方々に少しでも安心できる場所と生きやすさを届けたいという思いで、日々の仕事に取り組んでいます。
AYAとの出会いは、長崎で開催されたイベントがきっかけでした。会場に足を運んだとき、「こんなにも多くの障がいを抱えたお子さんが、この地域にいらっしゃったのか」と驚くほどたくさんのご家族が参加されていました。映画館に“一大イベント”として足を運ばれている姿を見て、日常の外出でさえどれほど大きなハードルがあるのかを痛感しました。
そんなご家族に対して、AYAは「子どもと家族に思いきり楽しめる場所を提供したい」と活動しており、その姿勢に深く共感しました。また、子どもたちの中には身体障害だけでなく、じっとしていられない、声を出してしまうといった理由で映画などのイベント参加が難しい子もいます。それは大人になるにつれ落ち着いてくることもあるかもしれませんが、今この時期にしか作れない、かけがえのない子どもとの思い出があると感じます。そして、映画の主人公と一緒に沸き立ち、走り回る子どもの姿はとてもキラキラしていて、普段の上映であれば困り事と捉えられてしまうような行動でも、AYAの上映会ならその子の個性として素敵な思い出になると知りました。だからこそ、私はAYAの活動に協力したいと思い、参加することを決めました。
今回、私たちは音楽会に向けてクラウドファンディングに挑戦しています。大阪で開催されるため、身近に感じられない方もいらっしゃるかもしれませんが、皆さんが想像されている以上に多くの障がい児とそのご家族が、あなたのすぐ近くに暮らしています。このプロジェクトが成功することで、彼らが安心して過ごせる「居場所」が大阪からあなたの暮らす街にも広がっていく大きな一歩になると信じています。
これまで多くの方々から温かい応援とご支援をいただき、無謀だと思われていた挑戦も、少しずつ現実味を帯びてきました。これまでたくさんの方に背中を押していただいたからこそ、このクラウドファンディングをラストまで全力で走り切りたいと思っています。
そしてこれは、私たちだけの挑戦ではなく、この未来を一緒につくる仲間を増やしていく活動でもあります。
支援という形にとどまらず、「当事者の一人としてこのプロジェクトに関わり、子どもたちの楽しみをひとつ生み出せた」という喜びを、皆さんと分かち合えるような体験にしたいと考えています。
この挑戦を、ぜひあなたの力で後押ししてください!
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