糖尿病合併症と途上国
Ms.Chaiと家族の再起に向けて、右足切断の手術入院費を支援したい
宮田千秋
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2025/8/2 18:23
2型糖尿病：両親のどちらかまたは両方で2-3倍、所得格差で1.2-1.4倍の発症リスク差
おかげさまで、ご支援額は彼女の年収に迫る115,000円に到達できました。
ありがとうございます！
あ！ Ms.Chaiは本名ではなくオンライン英会話講師のときのニックネームです。本名はJohannaです。支援いただいたみなさまへの彼女からのお礼メールは「Johanna」ではじまるメールアドレスから発信されていると思います。
もし「だれだろう、これ？」と不審メールを疑わせてしまっていたら、大変失礼しました。ごめんなさい。
Ms.Chaiは積極的に就職活動を行っている様子。私もリモートワークの求人情報を検索してみたのですが、検索結果はどれも日本国内在住者＝日本語ネイティブが英語を使う前提のリモートワークだったみたいで、役に立てませんでした。
2か国語以上OKだと、リモートワーク求職はぐっと優位になるもよう。英語ができれば世界中どこでも仕事ができると単純に思っていましたが、英語話者は世界中にたくさんいるから、それだけじゃダメなんだということを知りました。
さて。ちょうど中間地点を過ぎたということで、ふと気になって調べた糖尿病のことをいくつか情報共有させてください。
Ms.Chaiは2型糖尿病です。タイトに書いたとおり、これまでの研究結果では、両親のどちらかまたは両方で2-3倍、所得格差で1.2-1.4倍の発症リスク差がわかっているようです。
ところが！ Yahooニュース内記事で紹介されていた最新の新潟大学の研究結果では（※）、
親族3世代に2型糖尿病がいる人の発症リスクは、いない人に比べて、
- 1人いる場合、約2.7倍
- 2人いる場合、約6倍
- 3人いる場合、約12倍
びっくりしました。
Ms.Chaiはお母さんのほかに、お母さんのご兄弟も糖尿病で一人他界していると聞いています。
おそらく世間一般でみたら、糖尿病は単に生活習慣からくる病気だと考えられているのではないかと思います。私もここまで遺伝要因が顕著な病気なのだとは思っていませんでした。
生活習慣に留意すれば、まぁ付き合っていけるのかな程度の認識でした。
糖尿病だけではないのだと思いますが、自分の体質、傾向をしっかり意識して健康診断の結果をとらえなきゃいけないのだと実感しました。
なにか少しでも、こういった情報が世間に広く知られるようになったらいいなと思ったとき、まさにそれを元プロ野球選手の佐野慈紀氏が身をもって実行されているのですねぇ。
すごいことです。
佐野氏のブログは、いつも「糖尿病は恐ろしい」「健康第一」のあとに「みんなかがや毛～」で締めくくられています。
びっくりするだけでなく、知ったからこそできることがあると思うので、まずは自分自身を健康に保ち、いつでも周囲へ手が貸せるようにしておこうとあらためて思いました。
それから、想像力。病気や障害に対し自分の知っている範囲だけで何かを判断しないことだな、とも思いました。
※参照したニュース記事はこちら
Yahooニュース内2025年6月9日(月) 16:00配信
テレビ朝NEWS「糖尿病から右腕切断へ 元プロ野球投手 佐野慈紀さん語る凄絶体験 早期発見が重要」
URL：https://news.yahoo.co.jp/articles/b0856c7a055d41a75d1b9d2b7984438f6aceff98
※新潟大学の研究成果はこちら
公開日：2025年01月30日 木曜日
掲載場所：ホーム > ニュース > 3世代（親、兄弟姉妹、祖父母）にわたり2型糖尿病の親族がいる人の2型糖尿病有病リスクは、まったくいない人の約20倍
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