loading 画像処理中です...

ソーシャルグッドな
クラウドファンディング

FOR

自然領域の次世代支援

「次世代ネイチャープレナー200名を日本全国で育む」”自然を守る”が経済の原動力

サポーター

一般財団法人ネイチャープレナー・ジャパン

現在の支援総額
¥762,500
/
目標
¥1,800,000
42%
支援者
38
残り
27

みんなの応援コメント

あおばずく

2025年10月20日

自然も人もポジティブな社会にむけた取り組み、応援しております!

けゆやみ

2025年10月13日

大変尊いお取り組み、心より応援しております!

FOR GOOD

プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。

プロジェクトの相談をする

2025/10/6 12:00

創業から間もない若手ネイチャープレナーをご紹介

ご支援・応援ありがとうございます!

この活動報告では、創業から間もない若手ネイチャープレナーについてご紹介します。


■JINEN株式会社 波崎大知さん

今回お話を伺ったのは、鹿児島県の屋久島でJINEN株式会社を立ち上げた波崎さんです。彼の原点は、故郷の千葉県銚子市が「消滅可能性都市」に指定されたことと、実家の水産仲卸業が気候変動で苦しんでいるのを目の当たりにしたことだそうです。この危機感から、「持続可能な暮らしと地域」を求めて旅に出たと言います。

旅の途中で「エコビレッジ」という考え方に深く共感し、いつか自分でもそういう場所を創りたいと考えるように。そして2021年、その理想を実現するのに最高の場所として屋久島にたどり着き、移住を決意しました。社名のJINENは、人と自然の「つながり」を意味する「じねん」から来ているそうですよ。

今、波崎さんが力を入れているのは主に2つの事業です。1つ目は、AI旅行エージェント「JINEN TRAVEL」。ただ観光するだけでなく、旅行者がその地域の資源を再生することに貢献できるような、「再生型観光」という新しい旅の形を提案しているとのこと。

そして2つ目が、「JINEN SAUNA」です。「人も地球も整う」をコンセプトに、屋久島産の木材を使ったサウナを開発・販売・運営しています。屋久島では、年間5,000m³もの木材が島外に出てしまい、林業が成り立たなくなっている現状があるそうです。そこで、この島産の木材に付加価値をつけることで、地域にお金を還元し、屋久島の森を守りたいと考えておられます。このサウナは、みんなで一緒に作る「共創」や、自然に寄り添った「再生型の建築」など、ユニークな特徴があるそうです。

最終的な目標は、2030年までに全国10ヶ所に、自然を再生する「リジェネラティブな」ホテルを建設し、新しい観光産業のスタンダードを作ること。JINEN SAUNAも、屋久島から始まり、将来的には東京にも展開して、都市と地方の間で資源がうまく循環する仕組みを作っていきたいそうです。

そして、最終的には、会社の株をコミュニティ全体で共有して、みんなで協力して次の世代に引き継いでいく「Exit to Community」という壮大なビジョンも持っているとのこと。波崎さんの取り組みは、地域の課題を解決し、自然と共生する新しい生き方を示すものとして、これからますます注目されそうです!


波崎大知さん

1996年生まれ。千葉県銚子市出身、屋久島在住。水産仲卸業の家系に育ち、地元が消滅可能性都市に指定されたことや気候変動問題を契機に「持続可能な地域」を探求する旅を開始。大学在学中の2018年に「地域の機会格差をなくす」ことを目指してEdTech事業を起業。臨死体験を経て、ネイティブアメリカンの儀式やヨガ・瞑想、神社巡りなどの探求を行い、2021年11月に屋久島に移住。2024年7月にJINEN株式会社を設立。

https://jinen.earth/


■一般社団法人Rooting Our Own Tomorrows 代表 安家叶子さん

絶滅危惧種のリカオンに魅了された幼少期の「好き」という純粋な気持ちを原動力に、自然保護の世界を歩んできた安家さん。博士号を取得後、夢だったアフリカでの長期研究を通じて、野生世界の壮大さと儚さを肌で感じたと言います。

しかし、現場で安家さんが痛感したのは、科学、社会、政策の間に横たわる深い溝、そして個人の「好き」という想いだけでは自然を守れないという現実でした。大好きな生き物を本当に守るためには、研究だけではなく、これらの分野を「ブリッジ」として結びつける役割が必要だと強く感じたそうです。

安家さん自身がドキュメンタリーから夢をもらったように、「想いを力に変え、次世代の夢を育むメディアの可能性」を信じ、その実践の場として「ROOTs(Rooting Our Own Tomorrows)」を設立しました。

ROOTsでは、メディアの影響力に注目し、野生生物保全の新しいアプローチを実践しています。テレビ番組や広告、CMなどのコンテンツを通じて、野生生物との適切な距離感や接し方について正しい情報を発信していくことで、保全につながるメディアの可能性を追求しているとのこと。これは、違法取引の規制や供給元の監視だけでは解決できない、需要を生み出す根本原因に働きかける活動です。

こうした個々の保護活動を「点」で終わらせず、それらを「線」でつなぎ、最終的には社会全体で課題に取り組む「面」へと広げるエコシステムの構築が不可欠だと考えています。「生物多様性」という言葉が示す通り、保護活動には多様な人々の力が必要だと強調します。生き物の知識を持つ人だけでなく、政策にアプローチできる人、戦略を立てられる人など、それぞれの強みを活かせる社会を目指していらっしゃいます。

安家さんは国際自然保護連合日本委員会(IUCN Japan)の副会長としても活動しており、多様なセクターの人々を巻き込み、連携を強化したいと考えているそうです。「生き物好き」の想いが社会全体の力になる未来の実現へ、安家さんの挑戦は続いています。


安家叶子 さん

一般社団法人Rooting Our Own Tomorrows 代表/国際自然保護連合日本委員会(IUCN Japan)副会長/野生生物保全論研究会 事務局スタッフ

1995年生まれ。サバンナの野生動物に魅了された幼少期。その「好き!」という初期衝動のまま博士号を取得。夢であったアフリカでの野生生物研究など、国内外でフィールドワークを重ねる。ドキュメンタリーから夢を得たように、想いを力に変え、次世代の夢を育むメディアの可能性を信じ、その実践の場としてROOTsを設立。現在はIUCN-J副会長、そしてROOTs代表として、生物多様性の保全と気候変動という、互いに関連する地球規模の課題に幅広く取り組む。原動力は常に「面白い!」という好奇心。

https://www.roots-wildlife.org/


リターンを選ぶ

6,000

6000円寄付

感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。
ご支援が100件集まるとフェローを1名派遣できます。

支援者12人

お届け予定2026-01-31

10,000

1万円寄付

感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。
ご支援が60件集まるとフェローを1名派遣できます。

支援者20人

お届け予定2026-01-31

30,000

3万円寄付

感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。
ご支援が20件集まるとフェローを1名派遣できます。

支援者3人

お届け予定2026-01-31

50,000

5万円寄付

感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。
ご支援が12件集まるとフェローを1名派遣できます。

支援者2人

お届け予定2026-01-31

100,000

10万円寄付

感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。
ご支援が6件集まるとフェローを1名派遣できます。

支援者0人

お届け予定2026-01-31

300,000

30万円寄付

感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。
ご支援が2件集まるとフェローを1名派遣できます。

支援者1人

お届け予定2026-01-31

600,000

60万円寄付

感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。
ご支援でフェローを1名派遣できます。

支援者0人

お届け予定2026-01-31

このプロジェクトを
応援するために、もう一つできること

For Goodは、
みんなでより良い社会を目指す
クラウドファンディングです。

FOR YOU

あなたにおすすめの
プロジェクト