能登継続×保護猫支援
能登被災猫レスキュー継続×保護猫シェルターを修繕×医療費!小さな命を守りたい
みんなの応援コメント
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2025/12/3 12:05
さよならしーちゃん
しーちゃん、絶対に忘れない。
絶壁の川底から上がれなくなっていた、しーちゃん。
あの冷たい川底で、どれほどの時間を、ひとりきりで過ごしていたのでしょうか。
保護されたときのしーちゃんは、骨と皮だけのガリガリの身体で、毛並みは汚れ、力なく横たわっていました。
それでも最後の力を振り絞って逃げようとした。その姿に、「生きたい」という強い意志を感じました。
少しずつ自分の力でご飯を食べられるようになり、ふかふかの、自分だけのベッドで気持ちよさそうに眠るようになりました。
その穏やかな寝顔を見たとき、ようやく安心できる場所を見つけてくれたのだと、
胸が熱くなりました。
しーちゃんは重い腎臓の病を抱えていました。
たくさんの方からしーちゃんのためにフードをいただき、本当にありがとうございました。
ほんのひとときでも、幸せを感じてくれていたなら、それだけで救われます。
もしかしたら、私たちはしーちゃんに、必要以上に頑張らせてしまったのかもしれません。それでも、もう少しだけ一緒にいたかった。
それが今の、正直な気持ちです。
保護をすれば、たくさんの「お別れ」も訪れます。
それはわかっていても、慣れることなど決してありません。
数えきれないほどの命を見送ってきましたが、そのたびに胸が締めつけられ、
自分の一部が欠けていくような痛みを感じます。
外で生きる猫たち、飼育放棄された猫たちは、誰かの目にとまらなければ、誰にも知られず、静かに命を落としていきます。
寒さ、飢え、病気、虐待、そして人の無関心。
それでも懸命に生きようとする小さな命があります。
しーちゃんも、そんな過酷な日々を生き抜いてきた一匹でした。
その頑張りと優しさは、これからもずっと、私たちの心に生き続けます。
活動を応援してくださる皆様の想いが、私たちの「続けていこう」という力になります。
けれど現実は厳しく、保護にはお金がかかり、医療は手を抜けません。
医療費は常にかさみ、資金はいつもギリギリの状態です。
しーちゃんは、11月12日16時半にお空へと旅立ちました。
しーちゃん、がんばったね。
もう寒くないね。もう寂しくないね。
ニャンダラーズからお空に飛び立った仲間がたくさんいるよ。
しーちゃんの優しさと強さは、これからもずっと、私たちの中で生き続けます。
悲しくて、悲しくて、どうしようもないけれど、出会えて本当によかった。
しーちゃんと過ごした時間、そのすべてが私たちの宝物です。
ニャンダラーズには、さまざまな場所から、いろいろな事情で保護された猫たちが
暮らしています。
その中には病気を抱えた子や、最期を見届けるケアが必要な子たちもいます。
里親募集をしていない子たちも多くいますが、私たちにとっては、どの子もかけがえのない家族です。
保護できた今、どうか穏やかに、のんびりと。
飼い猫のような温もりと愛に包まれて、日々を過ごしてほしいと願っています。
ニャンダラーズの猫たちは、メンバーみんなで支え合い、お世話をして、見守り合いながら生きている“みんなの猫”。
これからも、一匹一匹の命と真っ直ぐに向き合い、小さな命と共に歩んでいきたいと思います。
どうか、しーちゃんが懸命に生きたことを今一度知っていただけたら嬉しいです。
しーちゃんをはじめ、この世界で生きる小さな命たちのために、できる限りの力で活動を続けていきます。
どうか、これからも温かく見守っていただけたら幸いです。
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