能登継続×保護猫支援
能登被災猫レスキュー継続×保護猫シェルターを修繕×医療費!小さな命を守りたい
みんなの応援コメント
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/12/1 01:47
11月の能登ご報告
◆終わりの見えない現実と、それでも続けたい理由
11月12日、奥能登へ向かいました。
高円寺ニャンダラーズ能登スペイクリニックの開院です。
2024年1月、震災直後からこの活動を続けています。
今回は経費や交通費を少しでも抑えるため、飛行機での移動です。

現地で使用する必要な荷物は事前に配送し、その他の準備はすべて現地のボランティアさんが整えてくださいました。
自らも被災しているにもかかわらず、震災から続く混乱の中で変わらず走り続けてくれるボランティアさんたち。
その存在は、本当に心強く尊いものです。

今回の手術は、ニャンダラーズの顧問獣医師ハナ動物病院の太田院長にお願いしました。
太田院長は、どんな子に対しても一切の妥協なく慎重かつ丁寧に命と向き合ってくださいます。

病気の子、怪我の子、弱っている子、そして小さな子猫。
手術が難しい子や東京での治療が必要な子については、連れて帰る段取りを整えながら進めていた為、活動は大きな混乱なく行うことができました。
今回は、不妊去勢手術が20頭、保護4頭でした。

◆ 現地ボランティアさんがいなければ
助からない命
奥能登の猫たちが今日も食べ、眠り、生き延びられているのは、現地ボランティアさんが命をつないでくれているからです。
毎日、給餌を続け様子を見守り、状況を共有してくれています。
「被災者でありながら動物を救っている」
その事実を、皆さんにどうか知っていただきたいです。

◆ まだ助けに行けていない猫たち
奥能登には、険しい山道の先や倒壊した家屋の奥、移動に時間のかかる場所など、私たちの手がまだ届いていない場所が残っています。
また、お年寄りの多頭飼育崩壊も起きています。
不妊去勢も保護もされないまま増えてしまった猫たちもいます。
また、不妊去勢の重要性がまだ十分に伝わっていない地域もあります。
いま活動を止めてしまったら、これまで積み上げてきた「これ以上増やさないための努力」が一気に崩れてしまう恐れがあります。
だからこそ今は、奥能登でのTNRと保護活動が最も重要な時期なのです。

◆ 震災直後から、一度も止まらなかった活動
あの日から、この活動は一度も止まりませんでした。
東日本大震災、動物レスキューの時もそうでしたが、倒壊した家屋の陰で震えていた猫、瓦礫の間で必死に生きていた子猫、衰弱したまま人目につかない場所で息絶えようとしていた成猫。
これまでにも、“間に合わなかった命” を幾つも見送ってきました。そのたびに胸が潰れそうになり、心が折れそうになることもあります。
それでも、救える命が確実に存在する限り、背を向けることだけはできません。
奥能登には動物病院がありません。
終わりの見えない活動を続けるのは、正直怖いです。
費用面も、体力面も、精神面も、決して楽ではありません。
それでもまだ置き去りにされている命がいる以上、ここで止まるわけにはいきません。
現在も奥能登の遠征レスキューに行ってくださっている団体さんがいらっしゃいます。
先日、「応援しています。お互い頑張りましょう」とメッセージをくださいました。とても心強かったです。
◆ この活動を続けるために、クラウドファンディングに挑戦しています。
・TNR手術費
・病気や怪我をした子の治療費
・保護した猫たちの医療・飼育費
・遠方からの交通費・搬送費
・物資不足への対応
これらすべてが積み重なり、運営を圧迫しています。
私たちだけでは支えきれない部分を、どうか皆さまのお力をお借りしたいと思っています。
いつ終わるのかもわからない。見通しもつかない。
それでも助けたい。続けたい。
救える命を見なかったことにはしたくない。
その思いは、自分でも驚くほど強く、ときに “怖いほどの覚悟” として胸の中にあります。
奥能登で生きる小さな命たちが、あたりまえにご飯を食べ、身体を休め、「生きていて、いいんだ」と安心できる未来をつくりたい。
私たちは、メンバー全員が仕事を持つ完全ボランティア団体です。SNSも上手ではなく、派手なこともできません。
ですが、猫が大好きで、小さな命を守りたいという思いだけは強く持っています。
どうしても、達成したいプロジェクトです。
ご支援頂けたら幸いです。

リターンを選ぶ