食品ロスと教育支援
行き場を失ったビン入りココナッツオイルで、 フィリピンの子ども達の学びを支えたい
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2026/2/5 19:54
日本のリユース瓶事情について
日本ではかつて、瓶は「使い捨てるもの」ではありませんでした。
牛乳瓶や一升瓶、調味料の瓶など、使い終わった瓶は回収され、洗浄され、何度も繰り返し使われてきました。
それは特別なエコ活動ではなく、暮らしの中に自然に根づいた、ごく当たり前の仕組みだったのです。
しかし、現在の日本では、こうしたリユース瓶の仕組みは大きく減ってしまいました。
理由は決して、「環境への意識が下がったから」ではありません。
むしろ、便利さや効率、衛生面、コストといった現代の流通環境の中で、続けることが難しくなっていった、というのが実情です。

例えば、瓶をリユースするためには、回収・選別・洗浄・保管・再充填といった工程が必要になります。
それぞれに人手とコストがかかり、さらに衛生基準や物流の問題もクリアしなければなりません。
プラスチック容器が主流になった背景には、軽さや扱いやすさ、コスト面での合理性がありました。
一方で、ガラス瓶には、今も変わらない大きな価値があります。
におい移りが少なく、内容物を守りやすいこと。
劣化しにくく、長期間安心して使えること。
そして、正しく回収・洗浄されれば、何度も繰り返し使えることです。
環境面だけでなく、品質の面でも、とても信頼できる容器だと、私たちは考えています。

それでも、日本ではリユース瓶の仕組みが十分に広がっているとは言えません。
その理由のひとつは、「正しいかどうか」よりも「続けられるかどうか」が、選択の基準になっているからだと感じています。
どれだけ環境に良い仕組みでも、日常の中で無理があれば、長く続けることはできません。
私たちココウェル自身も、リユース瓶の取り組みを進める中で、この現実に向き合うことになりました。
「良いことだからやる」だけでは足りない。
どうすれば、現実の暮らしや流通の中で無理なく続けられるのか。
その問いに、簡単な答えはありませんでした。

それでも、リユース瓶という選択肢を、なかったことにはしたくありませんでした。
かつて日本の暮らしに確かに存在していた仕組みだからこそ、
今の時代に合った形で、もう一度考え直す価値があると感じています。
リユース瓶は、過去のものではありません。

うまく仕組みが整えば、これからの暮らしの中でも、選ばれる可能性を持っています。
このクラウドファンディングは、そんな問いを改めて共有する場でもあります。
次の活動報告では、
「ココウェルが、なぜリユース瓶を使った取り組みを行おうとしたのか」
その背景と、実際に進めてきた内容についてお伝えします。
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