FOR
住みよいまちづくり
広島県尾道発!猫の医療車「おの猫号」医療の力で人と猫の地域共生モデルを実現!
現在の支援総額
¥5,937,000
目標
¥12,000,000
支援者
153
人
残り
30
日
みんなの応援コメント
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/12/27 21:09
私たちが向き合っているものは、猫の先にあるもの
本日は、
高齢・認知症・お一人暮らしの方のご自宅で、
宅内多頭飼育崩壊寸前となっている現場に入りました。
捕獲にあたり、当日朝は給餌を止めていただくよう事前にお伝えしていましたが、
認知症の影響もあり、それは叶いませんでした。
避妊去勢手術そのものにも強い抵抗があり、
ご本人の理解を得ることは簡単ではありません。
本日は訪問介護の方に立ち会っていただき、
慎重に宅内へ入らせていただきました。
室内では、少なくとも10匹以上の猫の姿が確認できました。
いずれも若い猫たちです。
この先、この子たちが辿るであろう未来を思わずにはいられませんでした。
ご本人に「何匹いますか」と伺うと、
返ってきた言葉は「いつも2匹だけ」
置き餌の状態が続いていたため、捕獲器には一切入りません。
やむを得ず、全頭を網で捕獲する対応となり、
現在、11匹を捕獲しています。
私たちの活動は、
「猫のための活動」と見られることが多くあります。
しかし、実際に現場で必要とされるのは、
人へのアプローチが8割です。
私たちが、向き合っているのは、
「猫」のその先にある、
人の暮らしです。
避妊去勢手術は、
単なる動物医療ではありません。
人の福祉でもあります。
手術を通じて、
その人の生活を守り、
地域を立て直し、
次の世代へ同じ苦しみを残さない。
私たちが目指しているのは、
「かわいそう」を救うことではなく、
二度と同じ状況を生まない仕組みをつくること。
だからこそ、おの猫号を走らせなければならないのです。
人の福祉と動物福祉は、切り離せません。
人の暮らしの現場に入れる医療こそが、
同じ悲劇を繰り返さない唯一の手段だからです。
皆さまと共につくる
人と猫のインフラ整備に
何卒、お力をお貸しください。
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