「おの猫号」クラウドファンディング終了報告・収支のご報告
このたびは、「おの猫号」クラウドファンディングへ、多くのご支援をいただき、本当にありがとうございました。
皆さまのあたたかいお心と情熱に支えられ、本プロジェクトは、目標金額12,000,000円に対し、12,010,000円のご支援をいただき、目標を達成することができました。
また、クラウドファンディング終了後、期間内にお手続きが間に合わなかった方から、さらに35,000円のご支援をいただきました。
クラウドファンディングを通して私たちに託していただいたご支援総額は、12,045,000円となりました。
改めまして、心より御礼申し上げます。
【皆さまのご支援が、「おの猫号」として動き始めています】

皆さまからのご支援により、おの猫号は2026年3月下旬から実際の運用を開始しました。
私たちがつくりたかったのは、単に「手術のできる車」ではありません。
相談が寄せられた地域へこちらから出向き、現場を見て、その地域で必要とされている動物医療を届けることのできる機動力を持った、移動できる動物病院です。
現在、おの猫号は、地域から寄せられる野良猫問題への相談、不妊去勢手術、必要な動物医療の提供など、実際の現場で活用しています。
また、通常の動物医療へのアクセスが限られる愛媛県の離島にも出向き、現地の猫たちへ不妊去勢手術や必要な医療を届けることができました。
「病院がないからできない」
「猫の数が多く、連れて行くのが大変で手術を受けられない」
そのような地域にも、こちらから医療を届ける。
それは、おの猫号をつくった大きな目的の一つです。
さらに、地域での相談対応や「おの猫Ⓡ祭」では、おの猫号の車内を実際に見ていただき、手術を行う場所や設備を広く公開しました。
私たちは、動物医療を閉ざされた空間だけのものにしたくありません。
実際に見て、知っていただくことで、不妊去勢手術への不安を少しでも減らし、「手術をしよう」と考えていただくきっかけにつなげたい。
動物医療を地域の真ん中へ実装すること。

これも、おの猫号の大切な役割だと考えています。
そして私たちが目指しているのは、手術をした頭数だけを増やすことではありません。
手術はゴールではなく、野良猫問題を繰り返さない地域をつくるための第一歩です。
人が野良猫問題で困ることなく、猫も無秩序に増え続けることのない地域へ。
皆さまから託していただいたご支援は、今、実際の地域の中で動き始めています。
【クラウドファンディング収支報告】
今回、皆さまからお預かりしたご支援について、実際に何に、いくら使用したのかをご報告いたします。
■ ご支援総額
クラウドファンディング達成額
12,010,000円
クラウドファンディング終了後追加支援
35,000円
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ご支援総額 12,045,000円
実入金額合計 11,119,790円
※For Good「いっしょプラン」利用手数料が差し引かれ、クラウドファンディング達成額12,010,000円に対する法人への入金額は11,084,790円となりました。これにクラウドファンディング終了後の追加支援35,000円を加えた金額が、実入金額合計11,119,790円です。
【事業費】
① おの猫号製作・運用関連費
6,818,942円
おの猫号車両本体、保険料、麻酔器等医療機器、医薬品、酸素室、電源設備、業務用PC、猫用体重計等
② 血液検査機器・検査関連費
1,714,930円
血液検査機器、検査関連機器、試薬、機器点検・修理費等
③ 活動車両・地域相談対応費
2,276,975円
活動車両2台、保険等初期費用、捕獲用誘引餌、車両関係税金、地域相談対応用住宅地図等
④ クラウドファンディング実施・広報・リターン関連費
1,475,141円
クラウドファンディング実施関連費、案内・広告費、デザイン制作費、リターン制作費、代理支援等に伴い法人側で負担したシステム利用料等
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事業費合計 12,285,988円
【おの猫基金2026】
当初、「おの猫基金2026」には2,000,000円を充てる計画としていました。
その後、おの猫号の製作、医療設備、血液検査機器、活動車両の整備、クラウドファンディングの実施・広報・リターン制作等、実際に発生した事業費をすべて精算した結果、800,000円を「おの猫基金2026」の事業原資として確保しました。
これは、すでに支出した経費ではありません。
今後、緊急に不妊去勢手術が必要となったケースや、多頭飼育崩壊など、「今すぐ動かなければならない」案件に対応するための事業原資として使用してまいります。
現時点では、概ね80~100頭程度への対応を想定しています。
ただし、猫の状態や、手術以外に必要となる検査・処置・治療内容によって1頭あたりに必要となる費用は異なるため、実際の対応頭数は変動します。
【最終収支】
事業費
12,285,988円
おの猫基金2026
800,000円
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事業費・基金等合計 13,085,988円
実入金額合計
11,119,790円
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法人負担額 1,966,198円
今回の最終収支における「法人負担額」は、クラウドファンディングの表示上の支援総額ではなく、For Good「いっしょプラン」利用手数料控除後に法人へ実際に入金された金額を基準として算出しています。
13,085,988円 − 11,119,790円 = 1,966,198円
となり、事業費および「おの猫基金2026」の事業原資のうち、ご支援による実入金額を超えた1,966,198円を法人が負担しています。
なお、クラウドファンディング開始時には、
総事業費 13,800,000円
クラウドファンディング目標額 12,000,000円
法人自己資金 1,800,000円
を予定していました。
実際の事業費を精算した結果、法人負担額は当初予定していた1,800,000円を166,198円上回る1,966,198円となりました。
計画どおりになった費目もあれば、実際に事業を進める中で増減した費目もあります。
そのため、「おの猫基金2026」を含め、当初計画から実績に合わせて金額を組み替えています。
【クラウドファンディングは終わります。でも、おの猫号の活動は続きます】
今回のクラウドファンディングは、これをもって終了報告とさせていただきます。
しかし、おの猫号の活動は、これで終わるわけではありません。
ここからが本当の活動です。
地域から寄せられる野良猫問題への相談対応、不妊去勢手術、捕獲が困難な猫への対応、医療へのアクセスが限られる地域への支援、緊急案件、多頭飼育崩壊への対応。
そして、手術をして終わるのではなく、その地域で同じ問題が再び起こらないよう、人への働きかけを続けていくこと。




私たちはこれからも、現場で一つずつ取り組んでいきます。
活動を継続していくためには、安定した活動資金も必要です。
西日本アニマルアシストでは、今後の活動をご支援いただける方へ、Syncableからの単発のご寄付、毎月継続して活動を支えていただくマンスリーサポーターを募集しています。
今回のクラウドファンディングをきっかけに私たちの活動を知り、応援してくださった皆さまにも、これからのおの猫号が地域の中でどのような役割を果たしていくのか、引き続き見守っていただけましたら大変うれしく思います。
▶ Syncableからご支援いただけます
単発のご寄付・毎月の継続寄付をお選びいただけます。
https://syncable.biz/associate/NAA/donate
地域には、野良猫問題によって生活を脅かされ、困っている人がいます。
その一方で、人によって増やされ、交通事故や病気、飢えなど、厳しい環境の中で命を落としていく猫たちがいます。
私たちは、どちらも救いたい。
その思いで、日々現場に立っています。
人のこころと、猫のいのち。
簡単に解決できる問題ばかりではありません。
早朝や夜間の捕獲、地域との話し合い、無秩序に行う餌やりへの対応、手術や医療、そして手術後も同じ問題を繰り返さないための地域への働きかけ。
目の前で起きている問題から逃げることなく、私たちは必死で一つひとつ向き合っています。
人が野良猫問題で苦しむことのない地域をつくること。
そして、人の都合によって増やされ、苦しむ猫をこれ以上生み出さないこと。
人にも猫にもやさしい地域をつくること。
それが、私たち西日本アニマルアシストが活動を続ける理由です。
そして、おの猫号は、その想いを現場で形にするための大きな力となりました。
必要な動物医療を、必要な場所へ届けること。
野良猫問題を「誰かが何とかしてくれる問題」にせず、地域とともに解決していくこと。
皆さまから託していただいたご支援を、これからも一つひとつ、地域の中で形にしてまいります。
多大なるご支援をいただきました皆さまに、改めまして心より御礼申し上げます。
皆さまのお力があったからこそ、ここまで来ることができました。
本当にありがとうございました。
特定非営利活動法人 西日本アニマルアシスト
代表理事・愛玩動物看護師 箱﨑 千鶴
理事・社員一同