牛の命
八丈島唯一の牧場に生きる40頭のジャージー牛たちに充分な飼料を
みんなの応援コメント
FOR GOOD
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2025/11/30 00:01
クラウドファンディング最終日のご報告と心からの感謝
皆さま、八丈島乳業のクラウドファンディングがついに最終日を迎えました。 この期間、本当に全国各地から予想をはるかに超える温かいご支援が寄せられ、目標金額を大きく上回る結果となりました。ここまで応援してくださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
八丈島に残された最後の酪農事業者として、設備更新や飼料高騰などで経営は常にぎりぎりの状態でした。そこへ今回の台風被害が重なり、「もう続けられないかもしれない」と何度も事業継続を諦めることを考えました。胸が押しつぶされそうな日々の中で、今回、多くの皆さまから寄せられた応援の声やご支援が、私たちを支え、背中を強く押してくださいました。「酪農を続けてほしい」という思いに触れるたびに、事業を守れるという安堵と、島の酪農を未来へ繋ぐ決意が一層固くなりました。
ゆーゆー牧場を立ち上げ、長年八丈島の酪農を支えてこられた創業者・小宮山建さん。そして現在も牧場を支えてくださっている奥様の万里子さん。建さんが昨年12月に旅立たれた後も、その想いは牛たちと私たちの中で確かに生きています。この挑戦は、創業者が遺した「島の酪農の灯を消さない」という願いを受け継ぐための大切な一歩です。
八丈島の乳牛には、観光、教育、産業、食文化など、島の課題解決に貢献できる大きな可能性があります。牛乳や乳製品を通して八丈島の価値を高め、未来をより豊かにしていくことが、私たちの使命であると考えています。 そして、日々牧場を支えてくださる獣医師、受精師、削蹄師の皆さまをはじめ、八丈町や東京都の担当者の皆さま、島民の皆さま。島内外から励ましの声を寄せてくださった多くの支援者の皆さま。すべての方々のご支援があって、今の八丈島乳業があります。心より感謝申し上げます。
今回のクラウドファンディングを企画し、伴走してくださったNPO法人離島経済新聞社 代表理事・鯨本あつこさん、一般社団法人アットアイランド 代表理事・伊藤奨さんにも、改めて深く感謝いたします。
そして台風被災の混乱の中でも力を尽くしてくれた牧場・牛乳工場スタッフたちにも、心からありがとうを伝えたいと思います。
会社としては、まだ道の途中です。むしろ、ここからが本当の挑戦の始まりです。 皆さまからいただいた温かなご支援と想いを胸に、これからも誠心誠意、八丈島の酪農を守り、未来へとつないでまいります。
八丈島乳業を支えてくださったすべての皆さまに、心からの感謝を込めて。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
八丈島乳業株式会社
代表取締役 歌川真哉
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