いじめの抑止・撲滅
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2026/3/24 01:00
【訂正・最新版】絵本『どうしよう どうしよう』全文公開
読みやすさを追求し、
前回投稿したストーリーの文章を
修正・変更いたしました。
300文字程度削減いたしましたので
再度ご報告いたします。
※掲載の画像はサイズの制限により、
一部見切れてしまっております。
正しくはプロジェクト本文に掲載のものをご確認ください。
※制作中につき文章が変更となる場合があります。
絵だけで表現されている部分もあるため
文章だけではわかりにくい箇所があります。
予めご了承いただけますと幸いです。
『どうしよう どうしよう』
全32ページ(ストーリー部分:1~29ページ)
主な登場人物:
キツネのコンちゃん(加害者)
うさぎのみみちゃん(被害者)
P1
きょうは かけっこ たいかいの ひです。
コンちゃん:きょうこそ 1ばんに なるよ!
みみちゃん:まけないよ!
いちについて…よーいドン!
P2
みんなが みまもる なか、
コンちゃんが ゴールしかけた そのとき
うしろから みみちゃんが ぴょーん!
ものすごい ジャンプりょくで ゴールテープを
きりました。
P3
コンちゃん:
「あ――― くやしい!
いつも こう なるんだよなあ。」
P4
つぎのひ、 おちばしんぶんを みた
まちの みんなが つぎつぎと
みみちゃんに こえをかけました。
「すごーい! おめでとう!」
コンちゃん:
❝あーあ。ずるいなあ。
ジャンプ きんし だったら いいのに。❞
P5
それから コンちゃんは みみちゃんから
しゃべりかけられても こたえなかったり
めが あっても つい そっぽを
むいたりするように なりました。
だんだんと みみちゃんは げんきが なくなり
えがおが きえていきました。
P6
コンちゃんの たいどは さらに ひどく なります。
ものを かくしたり おしたり
わるぐちを いったり
うその じょうほうを ながしたり してしまいます。
ついに みみちゃんは がっこうに こなくなりました。
P7
「ねえ、 みみちゃんが こなくなったのって きっと…」
クラスの みんなが ヒソヒソと はなします。
P8
コンちゃんママ:
「おかえりなさい。 あれ、 おやつ たべないの?
なにか あったの?」
コンちゃん:
「ううん、 だいじょうぶ ただいま。」
P9
つぎのひ、
なんだか せんせいの ようすが
いつもと ちがいます。
先生:
「みんな、 おちついて きいてください。
みみちゃんが ふかい かなしみで
たおれ、 にゅういん しているそうです。」
P10-11
コンちゃん:
えっ… どうしよう…
ちょっと いじわるを しちゃったけど
こんなことに なるなんて…
どうしよう…
でも みんなだって…
P12
「コンちゃんが ひどいこと してたから!」
だれかが いいます。
「でも わたしたちも きがついていたのに
とめられなかったよ。」
「うん、 そんなの いじめているのと おなじだよね。」
P13
「ぼく みみちゃんに あやまりたい。
いまは きこえない かもしれないけど…」
みんなは びょういんへと いそぎました。
せんせいが そっと はなしかけます。
「あのね、 コンちゃん。」
P14
「コンちゃんも、 クラスのみんなも、
おかあさんが いのちを かけて うんだの。
すきなこと とくいなこと かんがえかた みため、
みんな ちがうから たのしい。
いじめられてもいい ひとなんて いないの。
みんな だれかの たいせつな たからもの なんだよ。」
P15
コンちゃんは ハッと しました。
いそいで びょういんへ むかおうとした そのとき、
たくさんの おちばしんぶんが ふって きました。
(※コンちゃんが原因でみみちゃんが倒れたことがわかるような落ち葉新聞のイラスト)
コンちゃん:
❝ど、 どうしよう… !❞
P16
コンちゃん:
「みみちゃんに あいたいんです。」
うけつけに ついて いそいで おねがいを しました。
受付:
「えっと、 キツネの コンちゃんかな?
ごめんなさいね、 みみちゃんの パパと ママから
あなたを いれないでと いわれて いるの。」
P17
すると、 「コンちゃん!」と
こえが きこえました。
ふりかえると コンちゃんの
パパと ママの すがたが みえました。
P18
「これは ほんとう なの?」
コンちゃんは ただ ただ わ~ん と
なきつづけました。
コンちゃんママ:
「…そう、 ほんとう なのね。」
P19
そのとき うけつけに でんわが
かかって きました。
みみちゃんの パパ でした。
P20
みみちゃんパパ:
「かえってください。 あいたくないです。
みみを きずつけた コンちゃんを、
わたしたちは ゆるせません。」
コンちゃんパパ:
「わかりました…
ほんとうに もうしわけ ございませんでした。」
P21
コンちゃんの パパが そういうと
3にんは おうちへと むかいました。
P22-23
すると げんかんに なにかが
はられて いました。
(※「いっしょに はたらけません」など、
コンちゃんのパパとママに向けたメッセージなどが貼られている)
❝どうしよう こんなことに なるなんて…❞
それから 3にんは まいにち
びょういんへ いきましたが
みみちゃんに あうことは できませんでした。
P24
2かげつ ほど たった あるひ、
ママが さけびました。
コンちゃんママ:
「コンちゃん! パパ! これをみて!!」
P25
3にん:
「 よかった…! ほんとうに よかった!!」
3にんは だきあって よろこびました。
P26
コンちゃんパパ:
「みみちゃんの いのちが たすかったことは
ほんとうに よかったね。
でも、 これから コンちゃんが
どんなに あやまっても
みみちゃんの こころの きずは きえないし、
いじめたことを なかったことには できないよ。」
P27
コンちゃんママ:
「ちょっとした ひとことでも
あいてを おいつめてしまう ことがあるの。
これから パパとママが おしごとを さがすときや
コンちゃんが ゆめを みつけたときなど
わたしたちは いつでも
ひといちばい がんばらないと いけないよ。」
P28
コンちゃんは みみちゃんだけ ではなく、
まわりも じぶんも おいつめてしまったんだ と
ハッと しました。
コンちゃん:
「ごめんなさい。
とんでもないことを しちゃった。」
P29
ママが いいます。
「わたしたちよりも、 まずは
みみちゃんに あやまりに いこうね。」
そして 3にんは もういちど
びょういんへと むかったのでした。
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