ご無沙汰しております。
松本梓です。
クラウドファンディングでは、たくさんのご支援、そして温かい応援を本当にありがとうございました。
時間が空いてしまいましたが、今日は現在の進捗をご報告させてください。
▼書籍の進捗について
まずは書籍についてです。
現在、創業から10年間の歩みについては、ほぼ書き上がり、細かな推敲を重ねている段階まで進んでいます。
今回の書籍では、
会社員時代に感じた「社会のリズム」との葛藤、
そして薬草ブランド「jiwajiwa」を立ち上げ、「自然のリズム」という価値観にたどり着くまでの歩みを、一冊を通して丁寧に綴っています。
そして実は、書き進める中で一つ、大きく変わったことがあります。
当初の予定では、創業10年までの物語で一区切りをつける予定でした。
ですが、クラウドファンディングを通して、みなさんと一緒に新しい挑戦が始まった今、
「この物語は、ここで終わりではない。」
そう強く感じるようになりました。
そのため、新たに
「クラウドファンディング後の歩み」
を描く章を追加することにしました。
みなさんからいただいた応援が、どのように形になっていくのか。
その過程まで含めて、この本に残したいと思っています。
完成まで、もう少しだけお時間をいただきますが、
年内には出版できるよう進めています。
ぜひ楽しみにお待ちいただけるとうれしいです。
▼お宿プロジェクトについて
奈良・吉野で進めている
「自然のリズム」を感じるお宿づくりも、
少しずつですが着実に進んでいます。
ゴールデンウィークには、
地元の大工さん1名と、約10名のDIY参加者のみなさんと一緒に、
古民家の大きな工事に取り組みました。
まず着手したのは、昭和・平成にリフォームされたフローリングの床や合板の天井を取り外す作業です。
解体を進めると、今では新しく建てることが難しいような、立派な梁や柱が次々と姿を現しました。
家全体に風が通り、まるで古民家そのものが、もう一度呼吸を始めたような感覚になりました。


「あぁ、この家には、まだまだ大きな力がある。」
そんなことを改めて感じる時間でもありました。
▼思っていた以上に「現実」は奥深かったです
一方で、現実は思っていた以上に簡単ではありませんでした。
解体した分だけ、大量の廃材が発生し、現在は庭いっぱいに積み上がっています。






この廃材の運搬・処分には想像以上の費用が必要になり、現在はここで一度立ち止まりながら、次の進め方を検討しています。
また、実際に工事を進めてみることで、
「ここはもっと時間をかけた方がいい」
「この順番で進めた方が安全」
など、
現場だからこそ見えてくることが本当にたくさんありました。
そのため、当初予定していたスケジュールからは、大きく見直しを行っています。
楽しみに待ってくださっているみなさんには、お待たせしてしまい本当に申し訳ありません。
ですが、焦って完成させるよりも、この場所らしい空気感を大切にしながら、一歩ずつ育てていきたいと思っています。
どうか温かく見守っていただけたらうれしいです。
現在考えているスケジュール
2026年 秋頃まで
- 廃材の搬出・処分
2026年 冬頃まで
- たたき土間の施工
- 伝統工法・簡易工法・現代工法、それぞれを試しながら3つの空間づくりを検討
2027年 春頃
- 内装整備
- 家具・備品の準備
2027年 夏頃
- プレオープン
- オペレーションテスト
- モニター宿泊
という流れで考えています。
▼今、一番大切にしていること
最近、工事以上に時間を使っていることがあります。
それは、
「自然のリズムを感じてもらうためには、どんな体験が必要なんだろう?」
ということを考える時間です。
全国のお宿を調べたり、実際に足を運んで体験したり、どんな空間なら、心や身体が自然とほどけていくのかを研究しています。
この場所でしか味わえない時間や空気は、今だからこそ丁寧に考えたい。
私は、そこが一番大切だと思っています。
▼最後に
このプロジェクトは、私一人で完成させるものではなく、みなさんと一緒に育てていく場所だと思っています。
だからこそ、今後は、ご支援いただいたみなさんと一緒にアイデアを出し合う「作戦会議」やブレインストーミングの会も開催できたら面白いな、と考えています。
「こんな体験があったら行ってみたい」
「自然のリズムを感じるって、どんなことだろう」
そんなことを一緒に考えながら、この場所を育てていけたら、とてもうれしいです。
これからも、ゆっくりではありますが、一歩ずつ。
どうぞ引き続き応援よろしくお願いいたします。
松本梓