【ご報告と御礼】「ありがとう。またね。」の約束がひらいた景色。中之島での熱気、そして書籍づくりへ

2025年秋の万博閉幕の日、私たちが交わした「ありがとう。またね。」という約束。
公式記録には残らない一人ひとりの物語を言葉として未来へ残そうと始まったこの書籍プロジェクトから、私たちの歩みはスタートしました。
みなさまからの温かいご支援をいただき、ストレッチゴール(4th Goal)の達成によって決まった「リアルな共有地のひらき」。
あの日交わした約束の「つづき」として、大阪・中之島を舞台に開催された未来創造の祭典「COMMONs2026」(展覧会「HELLO, WORLDs.」、フェスティバル「世界縁日」、カンファレンス「COMMONs College」)の全プログラムが、想像を超える大盛況のうちに無事閉幕を迎えました。
会期中の累計来場者数は、のべ45,000人。
広告費をかけることなく、草の根の呼びかけと、この書籍プロジェクトから始まったみなさんとのつながりによって、中之島にこれほどまでに大きな波が生まれました。
そして何より運営チームとして誇らしく、心から安堵しているのは、大きな事故や目立ったトラブルが一件もなく、すべてのプログラムを終えられたことです。
安全のための準備はもちろん重ねてまいりましたが、トラブルなく終えられた最大の理由は、会場を包んでいた「他者を思いやる温かな空気」にありました。
「無料の祭り」ではなく、「みんなで無料にする祭り」。
誰かの支援が、まだ見ぬ誰かの席や体験を開いていく。
見ず知らずの人同士が笑顔を交わし、自然と譲り合い、支え合う光景が中之島のあちこちで生まれていました。
私たちが準備したのは、集まるための小さなきっかけと場所にすぎません。
その場所に温かな息吹を吹き込み、文化として育ててくださったのは、この場所の原点となってくださった支援者のみなさんであり、会場に足を運んでくださった一人ひとりでした。
みなさんのご支援と想いがあったからこそ、この扉は開かれました。 まずはこの奇跡のような景色を一緒に生み出してくださったことに、心より深く御礼申し上げます。
中央公会堂の締めくくりにおいて、「1000年残る祭りにしよう」という言葉が交わされました。
今回の祭りを経て、私たちが確信したことがあります。
万博の真のレガシーとは、固定された施設や制度だけではなく、あの日あの場所に集い、未来を信じて言葉を交わした「人」であり、そこから育まれる「文化」そのものであるということです。
そして、この物語はここで終わりではありません。
会場で交わされた熱い言葉、出会い、あの温かな空気、そしてみなさん一人ひとりが抱く「万博物語」。 それらすべてを、現在編纂を進めている書籍の中に、確かな未来の共有財産としてしっかりと編み込んでまいります。
中之島で生まれた熱気とエネルギーをそのまま原動力に変え、みなさまのお手元にかけがえのない一冊をお届けできるよう、チーム一同、全力で執筆・編集作業を進めてまいります。
ここから、これからも未来を祝おう。
本の完成と、これからの歩みをぜひ楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
ありがとう。またね。

一般社団法人COMMONs 運営チーム