皆さん、こんにちは。とりくむゑメンバーの田畑勇樹です。
私は今、このクラウドファンディングのパートナー団体であるPUR平和センターの活動現場に身を置いています。
今回は「YENA」で活動するルワンダ人の若者が自ら立ち上げた活動について報告させていただきます。
ルワンダ北部、首都からバスとバイクタクシーを乗り継いで5時間。たどり着いたのは緑豊かな農村部。この小さな村で「平和クラブ」を立ち上げ、若者や子どもたちへの平和教育を展開しているのが、YENAメンバーのエマニュエル。この村で生まれ育った一人の青年です。
【平和教育を村で展開するエマニュエル (写真中央) 】
「僕が生まれ育ったこの村には、見ての通り他に活動する援助団体はいない。これが村で初めての平和クラブなんだ。だからこそ、いつかここで活動することを夢見ていた」
毎週末、エマニュエルは村の広場で歌やダンス、演劇を通した平和教育ワークショップを行っています。
広場に集まった若者たちは、眩しい笑顔で歌やダンスを披露する一方、平和をテーマにした演劇では真剣に役を演じる姿が印象的でした。
【地域の平和をテーマにした演劇を披露する若者たち 】
平和クラブの活動に参加する若者の中には、十代のシングルマザー、アルコール依存や違法薬物で逮捕されていた青年、学校を中退せざるを得なかった子どもなど、地域の中で最も過酷な状況に置かれた人々も多くいます。
先月、刑務所から出たばかりだという青年は、こう語ってくれました。
「刑務所を出て、村に戻ったときは絶望しかなかった。でも平和クラブのメンバーの一人が家を訪ねてくれたんだ。そこで『社会復帰する方法がある』と聞いたのが、活動に参加したきっかけだよ」
彼は毎週末、平和クラブの活動に参加するようになりました。
「再びコミュニティの中で人と繋がり直す喜びを思い出すことができた」
* * *
その日の活動からの帰り道、エマニュエルはこのクラブを立ち上げた原点を語ってくれました。
「YENAに所属する他地域の仲間の活動を見に行った時、音楽や演劇を通じた平和構築の可能性を強く感じたんだ。これを自分の村でも、なんとかして始めたいと思った」
このクラウドファンディングを通して協働するYENAプログラムには、草の根の平和をつくる希望がある。私はその可能性を肌で感じ、日本の皆さんにもこの希望を共有したいと思いました。

【エマニュエルの立ち上げた平和クラブに参加する若者たち】
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先週末、無事ファーストゴールを達成することができました。ご支援頂いた皆様に改めて感謝申し上げます。頂いた資金は「YENAメンバーへの平和教育ワークショップ」のために大切に活用させていただきます。
そして、クラウドファンディング期間が残り少なくなった今、もう一つ皆様にお願いしたいことがあります。
再び彼の言葉を引用させてください。
「この平和クラブで愛と繋がりをつくる。厳しい環境に置かれた村の若者たちが、平和という希望を持てる場所にする」
しかし、現実としては、彼らが地域内でワークショップを継続し、歌・ダンス・スポーツ等を通した平和教育や生計向上支援などを開始・継続していくための原資が不足している状態です。
そこで私たちが挑戦する「ネクストゴール」では、エマニュエルのように、自らの故郷で立ち上がったYENAメンバーの自発的な活動支援費を集めることにしました。
これによって、クラウドファンディングで支援できる対象者を「YENAメンバーの若者たち」から「彼らが支える地域住民」へと広げることができます。
クラウドファンディング終了まであと5日。
YENAプログラムとそこから広がる若者たちの変革の輪を発展させていくために、最後の一押しとなるような皆様のお力添えを、どうぞよろしくお願いいたします。
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記事執筆:
とりくむゑ メンバー
田畑