皆さま、こんにちは。「とりくむゑ」メンバーの田畑です。
この度は、日本の皆さまにどうしてもお伝えしたいことがあり、ルワンダの現場からこのメッセージを書いています。
まず、現在私たちが挑戦しているクラウドファンディングにご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございます。多くの方が私たちの活動に共感し、大切な想いを託してくださっていることに、メンバー一同大きな勇気をいただいています。心より感謝申し上げます。
クラウドファンディング終了まで、残り2日(6月21日 23:59終了)となりました。
終了まであと少しとなった今、私がなぜルワンダに戻り、YENAプロジェクトに参画することを決意したのか。少し個人的な体験をお伝えさせてください。
難民キャンプの現実、根深い敵対感情を前に覚えた無力感
大学3年生の頃、私はルワンダに留学し、アフリカ大湖地域(ルワンダ・ブルンジ・コンゴ)にたくさんの友人ができました。彼らの多くは、現在進行形の紛争の被害者でありながらも「いつか母国の平和に貢献する」と未来を見据え、大学で学んでいました。
彼らの姿に心を動かされた私は、大学卒業後、国際協力NGOの職員としてウガンダに駐在し、現場での支援活動に携わってきました。
転機が訪れたのは、2025年1月。コンゴ民主共和国東部で紛争が再燃した時のことです。 戦闘は激化し、死者数は3,000人を超え、数万人以上の人々が難民となって隣国のブルンジなどへ逃れました。
かつての友人たちの故郷が戦火に包まれる中「何かできることをしなければならない」という一心で、私は当時所属していた組織の緊急人道支援メンバーに加わり、コンゴ難民が流入したブルンジへと渡航しました。

(ブルンジにあるコンゴ難民キャンプ 2025年3月撮影)
難民キャンプにあったのは、不条理な現実です。仮設テントの設置は追いつかず、食料も医療も教育もない厳しい環境で、多くの人々が嘆き、悲しんでいました。
支援物資の配布活動を行っていた私は、あるコンゴ難民の少女と出会いました。その時の彼女の言葉を、私は今でも鮮明に記憶しています。
「この紛争はルワンダのせいだ。ルワンダ人が憎い」
胸が締め付けられる思いでした。どうしてこんなに小さな子どもたちが、紛争によって苦しみ、遠い国境の向こうにいる顔の見えない誰かを憎まなければならないのか。
物資を配る「人道支援」は必要です。しかし、このような世代を超えた根深い敵対感情が癒えない限り、この地域に本当の平和は訪れないのではないか。援助の仕事に従事していた私は、強い無力感と絶望を覚えました。
「今こそ、大学で学んだことを発揮する時だ」
そんな絶望の中で再会したのが、かつて大学(PUR)の同じ教室で出会った仲間たちでした。
そこで驚いたのは、ルワンダ人・ブルンジ人・コンゴ人の友人たちが、激しい紛争下で手を取り合い、国境を越えた平和構築プロジェクト「YENA」に挑んでいたことです。

(紛争下、平和に向けたアクションを話し合う仲間たち)
YENAメンバーの一人は、私にこう言いました。
「今こそが、私たちが大学で学んだことを発揮する時なんだ」
終わらない紛争、国境を越える敵対感情。厳しい現実を前に、私たちは時に思考を停止させてしまいそうになります。しかし、現地で平和教育を担う「YENA」の若者たちは、誰一人として諦めていませんでした。
「憎しみの連鎖を止めるのは、国境を超えた対話だけだ」
彼らの言葉に希望を感じた私は、この6月からルワンダPUR平和センターの一員として、YENAのプロジェクトに参画することを決意しました。
紛争が続くこの地域で、若者たちが憎しみを超えて対話できる場をつくり、彼ら自身が故郷の平和のために共同で立ち上げる活動を一緒に発展させていきたい。
そのために、このクラウドファンディングを何としても成功させたいのです。

(ルワンダ農村部で平和構築プロジェクトを立ち上げた友人を訪問)
あと2日、皆さんの力を貸してください
クラウドファンディング終了まで、残り2日。ネクストゴールの達成に向けて、あと一歩のところまで来ています。
皆さまからいただいたご支援は、YENAの平和教育活動と、現地で命がけで立ち上がる若者たちの草の根の取り組みのために、責任を持って大切に使用させていただきます。
すでにご支援してくださった方も、もしよろしければ、このメッセージやURLを身近なご友人にシェアしていただけないでしょうか。「現地で奮闘する若者たちがいる」という事実を広げていただくだけでも、私たちの大きな力になります。
どうか、最後の瞬間まで、私たちに最後のお力添えをよろしくお願いいたします。
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とりくむゑ/ PUR平和センター
田畑勇樹