アマナ自然学校のクラウドファンディングにご支援・応援いただいた皆さま、いつもありがとうございます。
10月に入り、八百津の里山も少しずつ秋らしい景色へと変わってきました。
先月の活動報告では、西の田んぼと東の田んぼでの稲刈り、そして稲架(はざ)掛けの様子をお伝えしました。
今月はその続きとなる脱穀作業を行いました。
そして、アマナ自然学校では、いよいよプレオープンがスタート。クラウドファンディングのリターンとしてご用意した「チュートリアル先行参加プラン」も実施しました。
足踏み脱穀機からハーベスターへ
稲架掛けしていた稲を、いよいよ脱穀していきます。
脱穀とは、刈り取った稲穂から籾(もみ)を取り外す作業のこと。
アマナ自然学校では、活動を始めた当初、昔ながらの足踏み脱穀機を使っていました。
人の力でペダルを踏み、回転する機械に稲穂を当てて籾を落としていく方法です。
昔の人々の知恵や工夫を実感できる一方で、なかなかの重労働でした。
現在は、エンジンで動く「ハーベスター」という脱穀機を使用しています。
稲の束を次々と機械に通していくことで、脱穀作業がずいぶん楽になりました。
足踏み脱穀機で作業していた頃を思い返すと、機械のありがたさをあらためて感じます。
もっとも、機械があるからといって、すべてが簡単に終わるわけではありません。
西の田んぼも東の田んぼも面積が広く、稲架から稲を外し、運び、脱穀するだけでも相当な作業量です。
一日ですべてを終えることは難しく、数日かけて少しずつ作業を進めました。

脱穀後の稲藁も、田んぼへ還していきます
脱穀が終わった後には、大量の稲藁(いなわら)が残ります。
今回は、この稲藁を裁断機で細かく刻み、田んぼへ散布する作業も行いました。

稲藁は、ただの不要物ではありません。
田んぼに戻された稲藁は、時間をかけて微生物などの働きによって分解され、土づくりに役立っていきます。
田んぼから育った稲を収穫し、お米をいただく。そして残った稲藁は、再び田んぼへ。
こうした小さな循環も、自然のなかで米づくりをする大切な営みの一つです。
田植えから草刈り、稲刈り、稲架掛け、脱穀、そして翌年に向けた田んぼの準備へ。
春から続いてきた米づくりも、ようやく一区切りを迎えつつあります。
いよいよプレオープン!初めての参加者をお迎えしました

田んぼでの作業と並行して、アマナ自然学校でも大きな一歩を踏み出しました。
10月から始まったプレオープンでは、クラウドファンディングのリターンとしてご用意していた「チュートリアル先行参加プラン」を実施しました。
このプランは、アマナ自然学校の本格的な開校に先立ち、実際に八百津の里山で過ごしながら、私たちが大切にしている自然との関わりや学びの世界観に触れていただくものです。
今回は実際に一晩テントに泊まり、里山での時間を体験していただきました。
参加された方にも大変満足していただけたようで、私たちにとってもうれしいプレオープンとなりました。
これまで開校に向けて準備を重ねてきましたが、実際に参加者をお迎えし、この場所で時間を過ごしていただくことで、ようやく学校としての活動が動き始めたことを実感しています。
今後も実際の体験を通して、設備やプログラムを少しずつ整えていきたいと考えています。
自然の営みとともに、次の季節へ
10月は、お米という秋の実りを受け取るとともに、アマナ自然学校としても新しい一歩を踏み出す月となりました。
田んぼでの作業は、収穫して終わりではありません。残された稲藁を土へ還し、また次の春へとつないでいきます。
アマナ自然学校も同じように、一つひとつの経験を積み重ねながら、少しずつ育っていく場所にしていきたいと思います。
そして、アマナ自然学校はいよいよ間もなく開校を迎える予定です。
自然のなかでの暮らしや体験を通じて、人と自然のつながりを学び、ともに未来を育んでいく場所を目指しています。
開校に向けた準備も着々と進んでいますので、ぜひ公式サイトもご覧ください。
▼アマナ自然学校 公式サイト
https://www.amana-project.jp/
クラウドファンディングを通じて応援してくださった皆さまのおかげで、こうして新たな活動を始めることができました。
これからも八百津の里山での営みと、アマナ自然学校の歩みをお届けしていきます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。