クラウドファンディング7日目。
Day5、Day6では、2017年に初めて実施した海外派遣のうち、インドネシア・バリ島へ派遣した中学生の体験をご紹介しました。
実は、この年はバリ島だけではありません。
同じ2017年に、フィリピンへも2名の中学生を派遣し、合計3名がそれぞれの国でホームステイや異文化交流、ボランティア活動などに挑戦しました。
先日、当時の成果報告書を読み返していると、9年前に子どもたちが語った夢や、その時の想いが鮮明によみがえってきました。
今日は、その3人が沖縄へ帰ってきた後に開催した「成果報告会」のお話です。
私は、この報告会こそが、この基金の本当のスタートだったと思っています。
海外へ行くことがゴールではありません。
そこで得た学びを、自分の言葉で振り返り、家族や地域へ伝え、次の夢へとつなげていくこと。
その一歩が、この基金の一番大切な目的だからです。
世界は変わらなかった。変わったのは、三人だった。
海外研修が終わった後、私たちは「行って終わり」にはしませんでした。
なぜなら、本当に大切なのは、海外で何を見たかではなく、その経験を自分の人生や地域にどう生かすかだと考えていたからです。
そこで、3人には帰国後、自分たちの言葉で体験を発表してもらいました。
楽しかった旅行の思い出を話すのではありません。
「自分は何を感じたのか。」
「何を学んだのか。」
「これから何を目指したいのか。」
それを、自分自身の言葉でプレゼンテーションしてもらいました。
三人の夢
フィリピンへ行った生徒は、
「将来、学校の先生になりたい。」
そして、
「スモーキーマウンテンのごみ問題を解決したい。」
という夢を語りました。
もう一人は、
「青年海外協力隊として、沖縄のことを世界へ伝えたい。」
という新しい目標を見つけました。
バリ島へ行った生徒は、
ホームステイや現地での生活、文化体験を通して、
「将来はキャビンアテンダントになりたい。」
という夢を描くようになりました。
海外体験は、人生のスタートライン
世界は、海外へ行ったからといって急に変わるわけではありません。
しかし、その世界を見た子どもたちは変わります。
「もっと英語を勉強したい。」
「もっと世界を知りたい。」
「沖縄のことを伝えたい。」
「将来、誰かの役に立ちたい。」
海外体験は、その子自身の未来を少しずつ動かし始めます。
私は、その姿を目の前で見てきました。
だからこそ、この活動を続けたいと思っています。
9年前に蒔いた種
実は、2017年の成果報告書の最後に、私はこんな言葉を書いていました。
「次年度はさらにサポート体制を強化し、児童養護施設の中高生や、より多くの生徒に海外渡航のチャンスが与えられるよう、プログラムの質の向上を図っていきたい。」
あれから9年。
ようやく、その想いを実現するための新しい挑戦が始まりました。
今回のクラウドファンディングでは、ひとり親家庭や児童養護施設などで育つ中高生2名を、インドネシア・バリ島へ派遣することを目指しています。
決して、新しい夢ではありません。
2017年に蒔いた種を、もう一度育てる挑戦です。
次の一歩は、地域のみなさんと一緒に
一人の子どもが世界へ飛び立つことは、その子だけの経験ではありません。
帰ってきた子どもは、家族へ、学校へ、地域へ、その経験を伝えていきます。
その小さな一歩が、次の誰かの挑戦につながっていく。
私は、その連鎖を何度も見てきました。
だからこそ、今回も信じています。
沖縄の子どもたちが世界へ羽ばたき、その経験を地域へ持ち帰る未来を。
もしこの活動に共感いただけましたら、ご支援はもちろん、この投稿をシェアしていただけるだけでも大きな応援になります。
皆さまと一緒に、沖縄の子どもたちの未来を応援できれば嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。