「いつか、この舞台に立ちたい」
終演後、お客様からいただいたこの言葉が、今回の「Unleash the Dream」を象徴しているように感じています。
2026年8月16日、渋谷区総合文化センター大和田4F さくらホールにて開催した「Unleash the Dream」は、無事に幕を下ろしました。
ご来場くださったみなさま、そして、この公演を一緒につくってくださったすべてのみなさまに、心より感謝申し上げます。
「観るだけ」の舞台ではなく、夢を解き放つ場所へ
今回のイベントで私たちが目指したのは、完成されたものを一方的に「観てもらう」だけの舞台ではありませんでした。
音楽と物語を通して、自分自身の中にある「本当はやってみたい」「こうなったらいいな」という想いに気づき、ほんの少しでも一歩を踏み出すきっかけになること。
そのために、演者とお客様の境界を少しずつ無くしながら、会場にいる一人ひとりが物語の一部になれる時間をつくりました。
どんなイベントなのか、よくわからないまま足を運んでくださった方も多かったと思います。
場内が暗転し、「さあ、何か始まるぞ」という空気が生まれた瞬間。
不安も期待も全部含んだあの時間が、演者とお客様が最初に一つになった瞬間だったのではないかと思います。
第1部 ― 誰かの「挑戦」を、客席から応援する

第1部では、4組の挑戦者が、それぞれの想いを胸にステージへ。
なるとしさんの歌が終わったあと、客席から自然と拍手が起こりました。
そして、一人ひとりの挑戦に、まっすぐな拍手が返っていきました。
最後の挑戦者、阿部元さんの歌とMC。
その声が客席に届いた瞬間の空気は、その場にいた方なら、きっと覚えていらっしゃるのではないでしょうか。
はじめの休憩開始直後には、客席から
「ストーリー仕立てすごい」
という声も聞こえてきました。

そして、1部の中でも大きな転換点となったのが「インカンテーション」です。
「男子ー!」「女子ー!」と客席に呼びかけると、会場から大きな「いぇ〜い!」が返ってきました。
中でも「60代以上!」という、少し無茶な呼びかけに対して、一人の方から「いぇ〜い!」という声が上がった瞬間。
会場全体が一気に沸きました。
あの一声を、私たちは忘れません。

ステージに立ったのは、特別な誰かではない
そして、第1部の最後には客席のみなさんにもステージへ上がっていただき、
今回のために書き下ろしたオリジナル曲『unleash myself』の大合唱を行いました。
その後のインタビューで、
「初めてこういうステージに立った」
という方が、涙を浮かべながら、
「楽しかった。立ててよかった」
と話してくださいました。
この言葉は、私たちにとって、とても大きな意味を持つものでした。

舞台に立つことは、特別な人だけに許されたことではない。
「やってみたい」と思った人が、一歩踏み出せる場所があってもいい。
今回の舞台を通して、私たち自身も改めてそのことを感じました。
そして、この場は、
ステージに上がってくださったみなさんがいなければ成立しませんでした。
本当に、ありがとうございました。
なお、楽曲『unleash myself』は
“挑戦する誰かのお守りになりますように” と願いを込めて作った曲です。
配信を聴いたり、思い出したときに口ずさんだりしていただいたりすることで、
これからも夢に挑むあなたに寄り添うことができます。
(※配信サイトはこちら ▶ https://linkco.re/sXbH7zmS )
第2部 ― 自分自身の「理想」と向き合う
第2部では、岡本大志さんによる講演を行いました。

笑いを交えながらも、社会の中にある少し暗い部分にも触れた講演。
その中で語られた「理想」への想いは、一見するとそれぞれ違う形をしていても、会場にいたみなさん自身の想いと重なる部分があったのではないでしょうか。
ワークの時間には、会場のあちこちで、真剣に自分自身と向き合う姿が見られました。
誰かの夢を見るのではなく、
「自分は、本当はどうしたいんだろう」
と、自分自身に問いかける時間。
それもまた、「Unleash the Dream」の大切な時間でした。
第3部 ― 会場に集まった「本当の聲」
第3部では、ピアニスト 栗原麻樹さんによる4曲の生演奏でイベントを締めくくります。
演奏とコラボレーションしたのは
ナビゲーターによる内省への導き。
曲ごとに変化を持たせた、色とりどりの華やかな映像演出。
演奏にうっとりしながらも、第1部からの歩みが思い出される贅沢な時間でした。
4曲目 J.S.バッハ「主よ、人の望みよ喜びよ」では、みなさんのスマートフォンから送っていただいたメッセージが、エンドロールクレジットと重ね合わせでスクリーンに次々と映し出されました。

「自分の想いが明確になった」
「こんな愛の形があるんだな」
「今の自分を信じてあげたい」
そこにあったのは、誰かに向けた言葉ではなく、自分自身へ向けた前向きな言葉たちでした。
自分の中にある想いに気づく。
それを言葉にしてみる。
そして、誰かと共有してみる。
その一つひとつが、この公演をつくる大切なピースになっていました。
私たち自身、このメッセージを読んでいる時間が、今日いちばん胸が熱くなった瞬間でした。
終演後も、すぐには終わらなかった物語
終演後、会場に残ってくださったお客様の姿がありました。
半分ほどの方が、すぐには席を立たず、その場にしばらく留まってくださっていました。
その光景も含めて、今日の「作品」
舞台が終われば、それで終わりではない。
今日この日に出会えたこと。
そこで気づいた、自分自身の願い。
これまで心の奥にしまい込んでいた、本当の聲。
それらを持ち帰って、それぞれの日常へ戻っていく。
そこから先に続いていくものこそ、私たちがこのイベントで生み出したかったものです。
この一日を、一緒につくってくださったみなさまへ
今回の「Unleash the Dream」渋谷さくらホール公演は、出演者やスタッフだけではつくることのできないものでした。
会場へ足を運んでくださったみなさん。
ステージに立ってくださったみなさん。
声を上げ、拍手を送り、一緒に歌ってくださったみなさん。
メッセージを届けてくださったみなさん。
そして、クラウドファンディングを通して、この挑戦を支えてくださったみなさん。
一人ひとりの参加があったからこそ、この一日が生まれました。
本当にありがとうございました。
あなたの「夢」にも、続きを。
「いつか、この舞台に立ちたい」
そう言ってくださった方がいました。
もしかしたら、今日この会場にいた誰かの中にも、
「本当は、やってみたい」
「いつか、挑戦してみたい」
という想いが生まれたかもしれません。
その気持ちを、どうか大切にしてほしいと思っています。
夢は、必ずしも大きなものでなくていい。
誰かに話すことから始まってもいい。
小さな一歩でもいい。
今回の「Unleash the Dream」渋谷さくらホール公演が、誰かにとってその一歩を踏み出すきっかけになっていたなら、私たちにとってこれ以上うれしいことはありません。
明日からの日常が、
「夢を解き放った」希望に満ちた日々であることを。
スタッフ一同、心より応援しています。
そして、これからも一緒に、新しい物語をつくっていけると幸いです。
改めまして、「Unleash the Dream」に関わってくださったすべてのみなさまへ。

本当に、ありがとうございました。
公演は終わってしまいましたが、私たちの挑戦は
8/31(月)の終わりがくるその瞬間まで続きます。
力を貸していただけると大変励みになりますので
引き続き応援・ご支援のほどよろしくお願いいたします。