セメイ医科大学小児病棟への支援
セミパラチンスク核実験閉鎖から35年を迎えた8月29日、私たちはセメイ医科大学の小児病棟を訪問しました。
52床のベッドがある小児病棟には、0歳から18歳までの血液病を患う子どもたちが治療・入院しています。これまで約1000人のがん患者のうち約600人ほどが白血病を発症しており、セメイ医科大学があるアバイ州は白血病の発症率が4番目に多いです。
ヒロセミは1998年の設立以降医療支援を続けてきました。
今回はこれまでの寄付に加えクラウドファンディングで集まった支援金を原資に、医薬品を届けることができました。

(小山美砂撮影)
セメイ医科大学のインスタグラムにも当日の様子が投稿されていますので
以下リンクからご覧ください。
https://www.instagram.com/p/DcoCS-iMsDy/
投稿本文を一部抜粋して紹介します(弊会による翻訳)。
日本のパートナーは私たちに財政的支援を提供しました。この資金は、小児病棟で治療を受けている腫瘍・血液疾患(がんや血液の病気)を患う子どもたちが必要とする医薬品や医療用製剤の購入にのみ充てられます。
子どもの腫瘍・血液疾患の治療には、最新の高度な医療技術と高額な医薬品が必要となります。
今回の支援によって、小児科病棟における医薬品の供給体制が強化され、セメイ市だけでなく地域全体から訪れる子どもたちにとって、生命を守るために必要不可欠な治療へのアクセスが向上することが期待されています。
ほかにも、日本から持参したぬいぐるみやシールなどのお土産を子どもたちは喜んで受け取ってくれました。
みなさまからのご支援のお陰で、これまでの支援に上乗せして医薬品を届けることができたこと、心から感謝いたします。
ベスカラガイ地区にあるリハビリセンターへの支援
先日の活動報告でお伝えした通り、2年前の渡航で小山が取材したリハビリセンターにも今回支援をすることができました。現地で通訳・コーディネーターを務めてくださったアケルケ・スルタノヴァさんのお陰で、トレーニング器具3台を届けることができました。
以下の記事にある通り、2年前の取材当時は歩行訓練用の機器も購入できないと仰っていました。今回のクラファンで集まったご支援によって、必要な器具をお届けすることができたことを本当に嬉しく思います。
声 セミパラチンスクからヒロシマへ <上> 障害者リハビリセンター 健康被害への恐怖 今も(中国新聞 2024.10.7)
https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=145880
以下はセンター長のガリヤ・バイカダモワさんに再会したときの動画です。ぜひご覧ください。
https://www.instagram.com/p/Dc8MuwmSF9U/
そして翌日、カザフスタン北東部・ベスカラガイ地区のリハビリセンターを訪れ、実際に子どもたちが新しい器具でトレーニングをしている様子を見学させていただくことができました。



(小山美砂撮影)
みなさまのご支援のお陰で、2つの現地コミュニティに具体的な支援を届けることができました。心より感謝申し上げます。
今回のプロジェクトに留まらず、これからも継続して日本からできることをおこなっていきたいと改めて感じました。
クラウドファンディングは残り4日になりました!
目標金額の100万円にあと少しです、、!!
達成すれば、カザフスタンで核廃絶運動を支える市民のみなさんに直接寄付を届けることができます。
ぜひ周りの方々へのシェアにご協力いただけましたら幸いです。
最後までどうぞよろしくお願いいたします!

トレーニング器具を購入したセメイ市内にある Sport-Oasis にて、ガリヤさんとお孫さんたちと一緒に。