8月26日、氷川町公民館内の福祉避難所を6回目となる訪問。避難生活を送る高齢者の皆さまへ、こころとからだのケアを届けました。
今回の活動
- 訪問地域・施設:氷川町/福祉避難所1施設
- 訪問回数:6回目
- ケアを届けた人数:延べ7名
- 新たにお話を伺った方:6名
- 実施したケア:泡足浴・フットケア4名、フェイシャルエステ3名
- 専門的な支援への橋渡し:2件
今回は、7名へのケアに加えて、別の避難所などから移ってこられた方を含む6名から、身体の状態や避難生活で困っていることなどを伺いました。
継続して訪問している方だけでなく、新たに移ってこられた方にも声をかけることで、足の痛みや清潔を保つことの難しさなど、新たな課題を把握することができました。
医療・介護・福祉などによる確認や、生活面での支援が必要と考えられる2件については、関係者へ情報を共有し、必要な支援への橋渡しを行いました。
現場で見えてきた課題
【足の痛みなど、身体の小さな変化を見逃さない】
足首を押した際に痛みがある方や、数日前から身体を動かしたときに軽い痛みを感じている方がいらっしゃいました。
避難生活では、生活環境の変化や活動量の低下などにより、身体の不調が生じることがあります。一見すると小さな変化であっても、継続的に状態を確認し、必要に応じて専門職につなぐことが大切です。
【避難所の移動で、入浴や洗濯のタイミングが合わない】
避難所の移動によってシャワーを利用するタイミングがずれたり、洗濯ができず着替えがないため、シャワーを諦めたりしている方もいらっしゃいました。
また、「身体を拭きたい」と希望する方もいました。こうした困りごとについて関係者へ情報を共有するとともに、必要な物資を取りに行くことが難しい方には、代わりに受け取りに行くなどのサポートを行いました。
シャワーや物資が用意されていても、移動のタイミングや身体の状態によって、自分だけでは利用できないことがあります。一人ひとりに声をかけ、必要な支援を確認することの重要性を改めて感じました。
【避難者数は、減少と増加を繰り返しています】
氷川町公民館内の避難者は、初回訪問時には42名でした。その後、8月23日時点で約34名となり、自宅へ戻る方が増えたことで、いったん27名まで減少しました。
一方、学校などの避難所の閉鎖・再編に伴う移動があり、8月26日時点では36名となっています。
避難者数が減っているように見えても、別の避難所から新たに移ってくる方がいます。人数だけでなく、避難している方の顔ぶれや身体状態、必要な支援も変化し続けています。
環境が変わることで、これまで受けていた支援や把握されていた情報が途切れてしまう可能性もあります。移動してきた方へ改めて声をかけ、身体や生活の状況を確認することが必要です。
今後の取り組み
今後も、避難者数や避難所の運営状況の変化を確認しながら、継続している方だけでなく、新たに移ってこられた方にも丁寧に声をかけていきます。
ケアを通じて、痛みや体調の変化、入浴・洗濯・着替えなどの生活上の困りごとを把握し、私たちだけでは対応できない課題については、避難所運営スタッフや医療・介護・福祉などの関係者と情報を共有し、必要な支援につなげます。
皆さまからお寄せいただく支援金は、ケア用品・衛生用品の購入、訪問先までの交通費、専門職・スタッフの活動費など、今後の訪問ケアを継続するために大切に活用します。
これまでの活動実績|8月26日時点
- 訪問した地域:1町
- 訪問した施設:1施設
- 訪問回数:6回
- ケアを届けた人数:延べ87名
- 今回、新たにお話を伺った方:6名
- 専門的な支援への橋渡し:20件
※同じ方に複数回ケアを行った場合は、訪問ごとに延べ人数として集計しています。
※ヒアリングのみを行った6名は、「ケアを届けた人数」には含めていません。
※個人が特定されないよう配慮したうえで、活動状況を報告しています。